楽園のこちら側

制作 : 朝比奈 武 
  • 花泉社
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本棚登録 : 28
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907205089

感想・レビュー・書評

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  • 「僕も無邪気な子供の頃を繰り返したいとは思わない。それを失う喜びをもう一度味わいたいのさ。」

    おそらく、元々の文章がストレートなわかりやすいものではない上に、訳と私の相性もあまり良くなく、前半はかなり読みづらかったが、中盤からは文章も展開も面白かった。
    小説と詩と脚本がミックスされたような形態で、物語の作り方と文章の書き方を模索していたのだろうと思う。
    後の「グレート・ギャツビー」に繋がるものは、既に芽生えているなぁとしみじみ思った。

著者プロフィール

スコット・フィッツジェラルド

1896~1940  1920年、処女長篇『楽園のこちら側』がベストセラーとなり、妻のゼルダと共に時代の寵児ともてはやされるが、華やかな社交と奔放な生活の果てにアルコールに溺れ、失意のうちに死去。『グレート・ギャツビー』『夜はやさし』等長篇数作と数多くの短篇を残した。

「2019年 『ある作家の夕刻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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