離島の本屋ふたたび 大きな島と小さな島で本屋の灯りをともす人たち
- ころから株式会社 (2020年10月30日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907239473
作品紹介・あらすじ
22の島を訪ねた話題作『離島の本屋』から7年。「ふたたび」の旅がはじまる。
消えかけた本屋の灯りを再びともした島民、島のつらい歴史を伝える本を売り続ける心意気、そして閉じる決断をした本屋たちとの出会いを描く。
感想・レビュー・書評
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離島で営む本屋さん訪問記の続き。
今回は沖縄本島を多く取材しています。
その土地の本屋さんには、その土地なりの役割があるという。
沖縄本島の本屋さんは、新刊だけ、古本だけでなく、
両方を扱ったり、雑貨その他が並んでたりする「まちやぐゎー」
(ボーダーレスに日用品を扱う雑貨店)が多いということ。
その他の小さい離島の本屋さんも同様なんだけど、
その土地関連の書籍や雑誌を置いてあるところが多いこと。
しかし、住民の減少と厳しい経営、経営者の高齢化と死は、
いかに維持していくかの厳しさが、話から、その後の状況から
わかります。そう、新型コロナ感染も要因の一つです。
それでも、島に一軒しかない本屋の閉店を知り、
大切な場所を守ろうと引き継いだ経営者もいました。
島の文化の発信拠点であり、人を本で繋ぐ場所。集う空間。
だが、それは何処でも同じ・・・たとえネットで簡単に入手できると
しても、駅前の、街の片隅の本屋さんが無くなるのは寂しいです。 -
「離島の本屋」の続編です。
ちょっと沖縄本島に偏っているかな、と思い
ましたが、そこは仕方ないのでしょう。
実際は本当の小さい離島には本屋なんてない
のだろうな。ネット書店が救いですね。
紹介された本屋は本当に絶滅器具種です。
コンビニのように何でも売ることで生き延び
て欲しいと願います。 -
沖縄が多かった…。
ホンビニ
と、いうワード。
離島の元気の素のよう‼︎ -
離島の人々の暮らしに寄り添って営業し続ける本屋さんを紹介。
今回は沖縄多め。
個人的に、町に本屋があるかどうかは重要な問題だ。今はネットで簡単に欲しい本を手に入れることができるので、実店舗がなくてもやってはいける。
だが、実際に手に取り、ページをめくって選ぶ楽しみは、本屋がそこになければできないことだ。 -
なかなか遠出できないけど、訪ねてみたい
著者プロフィール
朴順梨の作品






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