生きるためのサッカー:ブラジル、札幌、神戸 転がるボールを追いかけて

制作 : 松本創、小笠原博毅 
  • 瀬戸内人
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907473044

作品紹介・あらすじ

「だけど、後悔はしていない。ぼくの行く先はボールが決める。ボールが転がり着いたところが、ぼくの生きる場所なんだ。」
――本書より

ブラジル・日本サッカー交流史をめぐる貴重な証言を収録した、著者初の自叙伝!
元ヴィッセル神戸ユース監督の日系ブラジル人2世のサッカー指導者である著者は、セルジオ越後、ラモス瑠偉らとともに、J リーグ発足以前の日本に“ブラジル・サッカー” を伝授。”フットサル”をはじめて日本に紹介した立役者のひとりとしても知られる。数多くの選手を指導・育成し、教え子には京都サンガF.C. 元日本代表の山瀬功治らがいる。

「サッカーには勝つよりも、大切なことがある」。信念を貫いたサッカ一指導者の感動秘話! 
母国ブラジルとのサッカー文化の違いを受け入れながら日本でキャリアを積み、阪神淡路大震災やクラブチームの経営不振などのさまざまな難局を、「生きるためのサッカー」への情熱によって乗り越えていく。サッカーファンや指導者はもちろん、先行きの見えない人生に思い悩むすべての人に捧げる”不屈”の指導者のライフストーリー。

ブラジルのサッカーのみならず、スポーツ教育、日本人移民の歴史に関心のある読者にもおすすめの一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の考えをちゃんと持っている人だなあと。そしてポジティブ。ブラジル人らしさなのかな。
    日本に住んでいる日系ブラジル人も、自分が日系ブラジル人であることをポジティブに考えてほしいなあ。

  • 「転がるボールを追いかけて」考える人メールマガジン
    http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mailmag_html/592.html

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著者プロフィール

サッカー指導者。1951 年ブラジル・パラナ州ロンドリーナ生まれ。2 歳の時にサンパウロに移る。1973年から75年、日本ではじめてのブラジル人サッカー留学生として札幌大学に留学。この間、フットサルの普及活動やルールブックの翻訳にも携わる。ブラジルに帰国しサント・アンドレ体育大学を卒業後、スポーツ関連の仕事に就く。1988年に札幌のサッカー指導者として再来日。その後、川崎製鉄サッカー部ヘッドコーチ、ヴィッセル神戸ユースコーチおよび監督を歴任。サッカー日本代表やJリーガーを含む数多くの選手を育成した。現在は、神戸スポーツアカデミーで市民にサッカーやフットサルを指導するかたわら、NPO法人・関西ブラジル人コミュニティのスタッフもつとめる。

「2014年 『生きるためのサッカー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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