- Amazon.co.jp ・本 (46ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907542214
感想・レビュー・書評
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神社で天狗の羽団扇を拾った少年。夜に遊びに出たところ、妖怪たちに出くわし、羽団扇を知らないかと聞かれる。つい、団扇を大天狗に返しに行くところだと口走ってしまい、神社の奥の森へ踏み込むはめに……。
図書館本。
モノトーンの暗い画面で、夜の森の不気味さが良く出ている。最初に出てくる犬の妖怪(狗賓?)が結構不気味な感じで味がある。
しかし、漢字多めの小学校中学年以上向けっぽい文章の割に、内容は小さい子向けの薄さ。
また、妖怪の解説が巻末にあるのは良いが、絵が無いのでストーリー中に登場した妖怪がどれなのか非常にわかりにくい。
なんとなく、妖怪出しとけばウケるっしょ的なものを感じた。(私がひねているだけだが)
最後の最後に『よい子のみなさんへ』と題して、神社やお寺でボール遊びをするなだの、夜にむやみに神社等へ行くなとか注意事項があって興ざめ。
せっかくプチ冒険終えて生還したところなのに、わざわざ言わんでもいいでしょ……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神社で不思議なものを見つけても持って帰ってはいけない! 暗くて雰囲気あるけどもっとくっきり妖怪を見てみたい気がしました。
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モノクロの絵が恐怖をそそる。決して止まってはいけないよ……
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「雪ふる夜の奇妙な話」に続いて読んだ。
「雪ふる」が「なんのこっちゃ?」という感じだったのだけど、こちらは天狗のうちわを拾った少年が体験するちょっと怖いけど素敵なファンタジー。
良い妖怪と悪い妖怪がいるのが子供にはわかりにくいけど、新鮮みたい。
最後についてる妖怪の説明も興味津々。
字が小さくて、フリガナがさらに小さくて読みにくい。 -
のっぺりとしたモノクロの画面が怖さを誘う。
闇の中をじっくりみると、たくさんの妖怪の姿が浮かび上がってくる。
物語としては別段どうということもないのだけれど、なんだか見ていたいと思う不思議。 -
2016年8月4日
デザイン/Factory701 -
≪県立図書館≫
子どもたちは、天狗にやられてしまわないか、とドキドキしていた。
面白い結末だった。
こういう妖怪物は、こどもたちは大好きだ。 -
モノクロ。
はっきりとよく見えないところがまたいい。