世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集

著者 :
制作 : 寮 美千子 
  • ロクリン社
4.13
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本棚登録 : 39
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907542337

作品紹介・あらすじ

少年刑務所の受刑者たちの感動の詩集。

加害者である前に被害者だった──。
「詩」が心の扉を開いた瞬間、宝石のような言葉たちが紡がれる。

受刑者たちの固く閉ざされた心の扉が開かれたとき、溢れでてくるのは、人への思いやり、純粋さや優しさ。こんな子たちがなぜ犯罪者になってしまったのか。心を耕されることなく荒れ地で育った子どもたち。奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」は、詩の創作を通じて、荒れ地に水を注ぎ、耕し、彼らに本来の「人間らしさ」をとりもどさせた。変貌を遂げた受刑者たちが紡いだ詩集。

感想・レビュー・書評

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  • 出会えた言葉にはっとする、素直な心から素直なままの言葉がこぼれ落ちて、綴られた詩集です。


    「好きな言葉を言われたくて 行動し
    ボクは ボクを見失う

    1つ1つの言葉が 僕を造る
    1つ1つの言葉が 僕を壊す」

    はっとしました。
    ここに詩が紹介されている受刑者の方々が何を行い、なぜそこにいるのかはわからないけれど、人の心の奥底に眠るあたたかな可能性は確かに感じました。

    少年たちの更生を、今後も願ってやみません。

  • 奈良少年刑務所の少年たちの詩集

    詩は社会性 養プログラム

    言葉になる
    言葉にすることができた

    ここからスタートできるのだと思う

    プログラム
    自分にも他者にも寛容になる

    親が立派すぎると、子どもが苦しくなる
    虐待は、高い理想から生まれる
    人に甘えることのできる子に育てる
    甘やかす、と受け止めるの違いを知る
    やさしさはリスク
    心のうんち ストレス
    あなたのためは、だれのため
    世間の物差しで測らない
    評価しない
    泣けること、弱音を吐くことの大切さ
    見方を変えてみる
    幸せを一番上に置く
    子どもらしさを解放する
    子どもは、何を教えられたか、ではなく、どう接されたか、から学ぶ

  • 中だけでなく、外にもこのようなプログラムがあったなら何人かは手を染めずにいられたのではと思う。
    吐き出すところ、ほどけるところが、増えていきますように。
    (まっきー)

  • 2016.12.4
    犯罪者の詩。
    心が粟立つ
    救いがあるといい。

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