わにのなみだはうそなきなみだ

  • ロクリン社
3.64
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本棚登録 : 65
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907542832

作品紹介・あらすじ

フランスの名グラフィックデザイナー、アンドレ・フランソワのユニークで愛らしい絵本。

“ワニの涙”=“ウソ泣き”
ワニはエサを食べる時などに涙を流すことがあります。欧米では、昔からワニはずるい 生き物とされていたため、その涙は獲物をだますためのものと考えられていました。 そのため、ウソ泣きをすることを「ワニの涙」(=les larmes des crocodile, crodocile tears)と表現してきました。本作は、そのワニの涙の起源(?)を描いたユーモラスな物語です。


【訳者コメント】
とびきり上等のナンセンス絵本、待望の復刊です。わたしはこの本が出したくて、出したくて、20年近くあたためていました。
しゃれていて、とぼけていて、どこまでも自由。うそ泣きする息子に、お父さんが「うそ泣き(ヨーロッパの言葉では、『わにの涙』といいます)」の語源を説明するのですが、なんとまあ、おかしいこと!いきなり「それを知るには、まずわにを捕まえに、エジプトへ行こう」なんて言うのです。あとは読んでのお楽しみ。ちなみにわたしのおすすめは、「わにの歯ブラシ」のページです。とっても伸びやかで、へんてこ。何度見ても笑ってしまいます。一生離れられない本になること、まちがいなし!
初版は1954年。古びるどころか、今、さらに強く、新鮮な輝きを放っています。奇才アンドレ・フランソワの代表作です。

伏見操

PS
アンドレ・フランソワは、亡くなる一年半前に、アトリエが火災で全焼。これまで作った作品が全部燃えてしまいました。あまりのショックに呆然としたものの、やがて猛然と立ち上がり、火災の跡から拾い集めた、焼け焦げた作品を組み合わせてあらたな作品を作りはじめました。そして火災からわずか数カ後、パリのポンピドゥーセンターで展示をしました。これが生涯最後の展示となったそうです。つくづくかっこいい人です。

感想・レビュー・書評

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  • こどもに借りてみたが、やはりまだ興味がわかないようだったので母が読む。

  • うそ泣きを、「わにのなみだ」っていうんだ。
    それを説明する内容なんだけど、アレ⁈

  • 鰐の涙が嘘泣きと言われる理由を教えてくれる絵本。しっとりした内容を想像してたら、全然そんなことなかった。

    幼い子供に言い聞かせる語り口や、コミカルで程よく力の抜けたイラストを使って、無茶苦茶な内容を常識の範囲内であるかのように並べてくる。こういうの、好きだなあ。

  • うそ泣きのことを「わにのなみだ」っていうんだって。その理由を知るためには、まずわにをつかまえないとね。エジプトに行って、細長い箱にわにを入れる。それから郵便屋さんに家まで運んでもらう…。
    ユーモアたっぷり。この本を読めば、「わにのなみだ」のわけがわかります!

  • 原題 LES LARMES DE CROCODILE
    Andre Francois アンドレ・フランソワ

    ヨーロッパではうそなきのことを、わちのなみだという

    その理由のお話

    これは楽しい!
    まず、ほんもののわにを捕まえるために、エジプトへ行くところから〜

  • ナンセンスがよい。
    横長の本は飾っておきたい。

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著者プロフィール

1915年ルーマニアに生まれる。ブタペストの美術学校で学んだのち、渡仏。アール・デコの巨匠カッサンドルに師事し、レイモン・サヴィニャックとともに20世紀を代表するフランスのグラフィックデザイナーとなる。また、グラフィックデザインのみならず、絵画、版画、彫刻、舞台芸術など、広範囲にわたり活躍した。絵本作品に『いたずらロラン』(福音館書店)、『ジャックと豆の木』(西村書店)などがある。

「2020年 『わにのなみだはうそなきなみだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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