ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝 バーバーショップからマザーシップまで旅した男の回顧録

制作 : 丸屋九兵衛(解説)  押野素子 
  • DU BOOKS
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907583507

作品紹介・あらすじ

初刷限定4色ウィッグ・リボン付!

The New Yorkerの編集者にして小説家のベン・グリーンマンとの共同執筆により、全米ベストセラーの自伝「Brothas Be, Yo Like George, Ain't That Funkin' Kinda Hard on You?」((おいジョージ、ファンクすんのもキツくねえか?)の翻訳版。

黒人音楽と20世紀ポップミュージックの、最大の功労者にして、ジャンルを越えた音楽性と人気の秘密。ジョージは何をしたのか?

「俺は楽器ができない。歌やアレンジだって、上手いわけではない。それでも、高所から全体像を眺めることができたため、飛行機を着陸させることができた」(本文より)

ジョージによって変換される前と後のアメリカ音楽業界について、多くの洞察を与える大著。ついに刊行!

<目次>
イントロ:さあ、ステージで勝負だ(一九七八年)
1 ザ・ボム
2 物音が聞こえたら、それは俺と仲間だ
3 夢中になって、抜け出せない
4 詮索好きの友人たちは、俺に何が起こったのかと問いただす
5 なんだか生のファンクっぽい音がするぞ
6 ファンキーなその心を開けば、君も飛べる
7 俺と踊りたいかい? 俺たちはコズミック・スロップを踊ってんだ
8 さあ皆、立ち上がって踊ろう
9 たくさんのリズムが蔓延してる
10 滑らかに歩き、腰を入れ踊り、マザーシップに乗り込めよ
11 シンドロームが起こったら、警戒を緩めるな
12 高すぎて、乗り越えることなどできない
13 少しも躊躇うことなく
14 俺の靴を履いて歩くことはできるだろうが、
  俺の足を借りてダンスはできない
15 自分の尻尾を追いかける犬は、そのうち目を回す
16 リズムにライム、リズムにライム、リズムにクソライム
17 誰かがファンクされるとしたら、そいつはお前だ
18 お前は食いものにされるだろう
エピローグ:皆に訊かれるんだ、「よお、ジョージ、ファンクすんのもなかなか辛くねえか?」って
謝辞
解説 静かに揺れよ、ゲットー・エンタープライズ。
   初代ファンカデリカ大統領の回顧録 丸屋九兵衛
用語索引
曲名・アルバム索引
付録A:厳選ディスコグラフィー
付録B:サンプリングリスト(抜粋)
付録C:ジェーン・ペトラー・トンプソンの陳述


バーバーショップからマザーシップ、ドゥワップからヒップホップまで、ドクター・ファンケンシュタインの物語は、誠実さ、洞察力、そしてリズムに満ちている。この本はファンク以上のものを放出してんぞ。ザ・ボム(傑作)!――アラン・ライト(VIBE 誌、SPIN誌の元編集長)

無尽蔵のアイデアを持つ永遠に旬な男。昔からドグマよりドッグを優先してきたジョージのアイディアは、24トラックのミックスに深く折り重ねられている。読みはじめたら止まらない。彼はとうとうファンカティアーズが長年待ち望んでいたストーリーを語った――リッキー・ヴィンセント(『ファンク 人物、歴史そしてワンネス』の著者)

本書は期待通り、ドラッグやエキセントリックなストーリーが満載だ。しかしこれは、あらゆるポップ・ミュージックに精通した、極めて知的かつ先見の明を持つ男についての本でもあるのだ。Pファンクが成功したのは、彼があらゆる音楽を織り上げる術を知っていたからだ――ネルソン・ジョージ(『リズム&ブルースの死』、『ヒップホップ・アメリカ』の著者)

※画像認識アプリ「Blippar」による、ジョージ・クリントンのスペシャル・コンテンツ付き。
(サービス終了の際はご了承ください。お早目に)

<著者略歴>
ジョージ・クリントン George Clinton
R&Bを改革し、ジミ・ヘンドリックス、ビートルズ、フィル・スペクター、スライ・ストーンといった多様な影響を融合することにより、ソウル・ミュージックをファンクへと変換した。彼の率いるパーラメント/ファンカデリック帝国は70年代にブラック・ミュージックの天下を取り、40曲以上のR&Bヒット・シングル(そのうち3曲がナンバーワン)、3枚のプラチナ・アルバムを世に出した。クリントンはまた、80年代、90年代、それ以降もソロ・アーティストとして活躍を続けている。

ベン・グリーンマン Ben Greenman
フィクション(最新作は『The Slippage』)とノンフィクション(最新作はクエストラヴと共著のヒット作『Mo’Meta Blues』)を手がけるベストセラー作家。ブルックリン在住で、滅多に同地から出ることはない。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/5/7購入

  • あまりに赤裸々なパーラメントとファンカデリックとPファンク隆盛の裏側。ドラッグ、搾取されるミュージシャン。ジョージ・クリントンは偉大な戦略家だ。

  • ドラックの話とか、悪い話もどんどん赤裸々に平然と出てくる。時代も違うが、なんだかダイナミック&ドラマチック。
    ジョージクリントンが、根っからの音楽(ロック、ポップ、ファンク)マニアであることが良く伝わってきた。

  •  タイトル通り波乱に満ちたGクリントンの歩みが彼らしい言葉遊びと共に語られ、たっぷりのヴォリュームにも全く飽きることなく読了。プリンスや亡くなった仲間のエピソードにはグッとくるものがあったし、不当な契約やドラッグの話、ロジャーら様々なミュージシャンの裏話も発見が多かったが、ソロ以降のアルバムの自らの詳しい解説は貴重で特に嬉しい 「信頼できない語り手」(by丸屋九兵衛さんの解説。これまでの彼を思うと大いに首肯)だけに個々のエピソードは割引く必要もありそうだが、表現したいことを表現し生き残るため笑いを使って差別や偏見により直接攻撃を逃れどんな時でも客観性を保つ姿勢にはほんとにこれまで自分が大きく影響を受けてきたのだなあと感慨深くなる。

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プロフィール

R&Bを改革し、ジミ・ヘンドリックス、ビートルズ、フィル・スペクター、スライ・ストーンといった多様な影響を融合することにより、ソウル・ミュージックをファンクへと変換した。彼の率いるパーラメント/ファンカデリック帝国は70年代にブラック・ミュージックの天下を取り、40曲以上のR&Bヒット・シングル(そのうち3曲がナンバーワン)、3枚のプラチナ・アルバムを世に出した。クリントンはまた、80年代、90年代、それ以降もソロ・アーティストとして活躍を続けている。

「2016年 『ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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