ぼんさいじいさま

著者 :
  • 瑞雲舎
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本棚登録 : 57
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907613402

作品紹介・あらすじ

ある春の日、ぼんさいじいさまが自慢の盆栽を眺めていると、しだれ桜の盆栽の中にひいらぎの冠をかぶった小さな少年が現れました。少年はじいさまに、今日がその日だと告げ、じいさまは今日が最後の日であることを悟ります。じいさまの周りに、庭中からこれまで慈しみ親しんできた沢山の生き物たちが集まってきました。じいさまは皆に見送られ、ひいらぎ少年に手をひかれて、心穏やかに旅立つのでした。

大地と命を描き素晴らしい作品を残した故・木葉井悦子の傑作絵本、待望の復刊です。

感想・レビュー・書評

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  • 初版1984 偕成社
    その後2004 ビリケン出版
    2022 瑞雲舎で復刊

    木葉井悦子 作(1937-1995)

    ぼんさいの好きなぼんさいじいさまのところに
    ひいらぎのかんむりをつけた
    ひいらぎ少年がやってきた

  • あなたはどんな人生を歩いてきたでしょう。(ひろよん)

  • 枝垂れ桜の盆栽の根元にたたずむ朗らかなお顔のじいさま。
    表紙だけでは想像できない内容だった。

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著者プロフィール

1937年、東京・小金井生まれ。武蔵野美術大学油絵科中退。個展を中心に作品を発表。1970年より数回のアフリカ生活を経て、絵本も描きはじめる。『アバディのパン』(ほるぷ出版)、『みずまき』(講談社)、『やまのかぜ』(架空社)など生涯で17冊の絵本を描いた。1995年逝去。

「2022年 『ぼんさいじいさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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