自閉っ子は必ず成長する

著者 :
  • 花風社
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本棚登録 : 19
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907725730

感想・レビュー・書評

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  • まだ浅見淳子さんが、アスペの人は不祥事を起こさないだとか発達障害支援センターが設置されたのは大きな進歩・・・と考えていた頃の作品。内山登紀夫先生レベルの人に診て貰っているASDっ子ですら犯罪者になり支援が当事者をダメにするという事が分かった後で読むと切ない。
    就労移行支援事業所もこの頃は生活改造が進められる場所として認知されてたのね。遅刻しても連絡入れればペナルティが無いから通ってるだけじゃ早寝早起きの習慣は身につかないし、風邪ひいた利用者に「●●さん、顔だけでも見せに来てよ」※と電話して無理やり来させてる場所もあるってのがまだ認知されてない時代だったのね。
    あとノースカロライナ大学TEACCH部での本人告知では(専門家が当事者に対し)そのままで良いと言うことはない、という服巻先生の言葉に少し驚いた。
    ※おそらく利用者数×利用日数に応じた助成金を国から受け取れるから。

  • 自閉っ子とあるが発達障害者向け。三人の発達障害者にインタビューをし、その後の経過を書き添えてある。
    働き始める前に読んでおきたい一冊。社会の仕組み、なぜなら、働くのかお金がもらえるのか何のために仕事をするのか、理解できていない発達障害者は多い。

  • タイトルから子ども向けの内容なんだと思ってたら違ってた。
    はたらく生活をし続けてる成人ASDの人たちのインタビューで、はたらいてる成人向けですわこれ。すごくよかった。

    アスペルガーと診断されてる人たちが、すべて同じではなく、
    苦手なことも得意なことも、苦労してることも、うまくやれてることも、みなさんそれぞれ違う。
    でも、その辺りの、こんぐらがった特性やらそこから派生する誤解やら悪循環やら、
    インタビューとトモコ先生のお話で、するするとほどけていく感じ。

    私にも、こういうところがあって、うまくいってないのかもしれない。

    全部を読めば、タイトルの意味もわかるけど、違うタイトルだったら、もっと早くに手にとったかもしれないな。

  • ●No.15

  • 未読

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