自閉っ子のための努力と手抜き入門

  • 花風社
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本棚登録 : 71
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907725853

感想・レビュー・書評

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  • 自閉っ子シリーズ好きだなあ。
    大人でも十分役に立つ内容です。
    ニキさんの、老後?の準備、すごいなあ。私も考えよう。

    誤学習から俺ルール、すごく共感して、あーこういうことだったのね、と。
    文章化されたものを読むと、私の癒しになってすごくラクになる。
    とてもよかった。
    ニキさん長生きしてたくさん本書いてほしい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「誤学習から俺ルール」
      それって、誰にでも「必要なコト」のように思えるなぁ、、、
      「誤学習から俺ルール」
      それって、誰にでも「必要なコト」のように思えるなぁ、、、
      2012/09/01
  • 最初に書かれてある『障害児の未来は、消化試合ではない』はとても良かった。
    彼らにきっちりと建前やきれいごとを教えるのではなくて、現実を教えてあげて欲しいと思います。
    あと私の息子との接し方においても
    参考にできることも多く書かれてあると思います。
    本当に彼らは、有能だし、素直な子達だしいい子たちです。
    その子供達の未来が消化試合ではないことを願います。

  • 学校が官で公平を大事にし、社会は民でそれぞれの都合がある、その違いをわかっておくこと、私たちは知らず知らずに学んでいたな。嘘をつかないこと、やることをきめるだけで、その価値判断は本人に委ねること、肝に銘じようと思う。
    老後も暮らしやすいように、今できることを考えておきたい。これから出るニキさんの本は、きっと未来に向かったことが多くなりそう。出版が楽しみ。

  • 対談。

  • 因果関係の間違いはありうる。ご褒美は正当である。楽しいからやってみよう、は声掛けとしてあっていない。一つの記憶が全画面表示になる。趣味と仕事が両立すると楽しい。

  • ニキさんの最新刊(たぶん。2012年8月現在)。ニキさんの著書からは学ぶことが本当に多いが、これもよかった。
    タイトルにある「努力」と「手抜き」は一見相反するように思えるかもしれないが、「上手に手抜きできるようになるための努力」というのは実際はみんながやっているわけで、そこを手動でやらないといけないのが大変なところなのだろうと思う。
    具体的に「学校に行っているあいだに」「子どものうちに」こういうことをこういうふうに伝えてくれると誤学習が生じにくいよ、とか、非常に示唆に富む内容。決して「今」だけを見るのではなく、人生というスパンで趣味や娯楽(お金や時間の使い方)にも触れているのは大切な視点だと感じる。

    本書には、読者に誤解や予断を与えるような記述は見当たらないし、支援する人もされる人もじっくり読むと必ず役に立つと思う。
    そんなわけでこれは「いい本」そして「使える本」だな、というのが率直な感想。

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著者プロフィール

ニキ リンコ
 翻訳者。訳書にジェフ・ワイズ『奇跡の生還を科学する』(青土社)、キャスリン・アースキン『モッキンバード』(明石書店)、モリー・バーンバウム『アノスミア』(勁草書房)、アーヴィング・ケネス・ゾラ『ミッシング・ピーシズ』(生活書院)など。

「2023年 『塩とコインと元カノと シャドウライフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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