- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907818692
作品紹介・あらすじ
宇宙飛行士・野口聡一にとって宇宙は居心地のいい場所「スィートホーム」。
本書は野口聡一が語る宇宙前、宇宙後、そして船外活動の心境をつづる。脱サラ、飛行士試験受験、コロンビア事故・・・。その影にあった苦悩と家族の支え。大橋マキによるサポートスタッフ取材も必見!
感想・レビュー・書評
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雑誌の連載記事などをまとめられた本です。最初から最後まで野口聡一さんの自伝かと思ってたけど違ったので、ちょっと残念でした。野口さんの幼い頃から宇宙飛行士になるまでのストーリーは興味深く、飾らない文章でユーモアがあり親しみやすいのが良いです。驚かされるのは、優秀に違いないけど、人間味があるということ。当たり前なんですが。
野口さんが、家族の協力と苦労に感謝されておりましたが、旦那さんが宇宙飛行士だったなら、大抵の家族は協力するでしょ!ワンオペ育児も厭わないでしょ!
「お父さんが宇宙飛行士」なんて、夢でしかない。
掲載されている写真もとても素晴らしく、見とれてしまいます。特に、裏表紙裏の写真が非現実的、仮装やコントではないかと思うほど素敵です。
それに対し、インタビュアー的な位置の大橋マキさんの文章は気取った回りくどい感じで読むのが疲れました。それが本書のほぼ半分。全て野口さんの文章なら良かったのに。
他にJAXAの各部署の専門スタッフの紹介は良かったです。大西卓哉さんも仰ってましたが、チームあってこその宇宙飛行士なので、そこにクローズアップするのは良いなぁと思いました。宇宙医学や宇宙農業など。 -
雑誌の記事のまとめだからしょうがないんだけど、大橋さんがまったくうまく絡めてなくて異物感がすごかった。宇宙とLOHASは遠すぎてかなり文章がうまくないとつながらないと思う笑
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野口さんのさっぱりした書きっぷりに、大橋マキの書くJAXA担当者の文が混じり、さらにさっぱりした感じに。何の本なんだかイマイチわからないが、野口さんでも同僚とグチるのはわかった。あたりまえだけど同僚も宇宙飛行士。すごいな。
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宇宙という特殊な環境の中で仕事をする宇宙飛行士という職業もまた、地上で仕事をする私達と同じように、家族と仕事のバランスに悩み、職場環境や思うようにすすまない仕事に対する苛立ちや無力感を感じていることを知った。
自分自身の成長や価値観の変化の中で夢の形は少しづつ変化していくが、例え子供の頃の夢そのままの姿でなくても夢を持ちつづけることが大事であり、夢を満ち続けることが進化への原動力だと感じた。 -
人生にはタイミングっていうものがあるんだな。野口さんはあと少し時期が遅かったら宇宙飛行士にはなっていなかったかもしれない。会社での地位、仕事のこと・・それを全てなくして宇宙飛行士にチャレンジするには、もう少し歳をとっていたらできなかったかもしれないということが書いてあった。チャンスはいつやってくるかわからないのね。
印象に残ったのは、「夢を追うことができるぜいたくさ」という言葉。確かに・・・・やりたくてもできないことはあるし、いろんな事情であきらめないといけないこともある。今やりたいことに向かって努力できるということは、すごく幸せなことなのかもしれないなぁ。。。070506 -
これを読んで、夢を語れない自分が少しかなしくなった。
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大橋マキの文章がチョットイマイチだな。野口さんの話をもっと中心に持ってきたほうがいいのに。