国道3号線: 抵抗の民衆史

著者 :
  • 共和国
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本棚登録 : 66
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907986735

作品紹介・あらすじ

九州はなぜ「こう」なのか。彼女ら彼らはどのように抵抗し、反撥してきたのか。鹿児島の西南戦争を起点に、水俣裁判、サークル村、筑豊炭鉱、米騒動、はては神話世界へと国道3号線を北上しながら、国家に抗う民衆の諸相を描く地誌的思想史。宮崎八郎、宮崎滔天、石牟礼道子、緒方正人、谷川雁、火野葦平らの群像から、《思想/運動としての九州》が浮上する。
装画:田中千智

感想・レビュー・書評

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  •  ジュンク堂の講演会に遅れて参加した。著者は鞄からウイスキーのミニボトルを取り出して、それを飲みながらしゃべっていた。対談相手は酒井隆史氏であった。酒を飲みながら、お茶も飲むので何度もトイレにたっていった。そしてB-BOYであった。対談でも感じたけれども、石牟礼道子と谷川雁の「対決」をもっと詳細に知りたかった。福岡県太宰府市の坂本八幡宮で歌われた「令和」が元号となった今、何度も読み返したくなる良い本だと思う。個人的に、日本の最も遠いところにいる神、ワダツミの神に触れているところに、その研究の幅の広さに驚愕した。

  • ◆民衆蜂起 土着のエネルギー
    [評]栗原康(アナキズム研究)
    国道3号線 抵抗の民衆史 森元斎(もとなお)著:東京新聞 TOKYO Web
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/55101?rct=shohyo

    思想としての九州を追う 『国道3号線 抵抗の民衆史』 - 毎日新聞
    https://mainichi.jp/articles/20200905/ddp/014/040/004000c?pid=14612

    国道3号線 森 元斎(著) - 共和国 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784907986735

  • 『もう革命しかないもんね』を読んで、なんとなく出てくる歴史人物の情報があっさりしていてよくわからなかったので、こちらも読んで深掘りしようと思った次第。

    でも、ここでもなんだかあっさりしているような気がして、深まりそうだと思ったら章が終わって別の話になったり。なお、最後の章のホワイトヘッドの話は理解不能だったので飛ばした(「本当に哲学の先生なんだなあ」とは思った)

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/756577

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著者プロフィール

1983年生まれ。東京都出身。長崎在住。専攻は、哲学・思想史。学位は博士(人間科学)(大阪大学、2015年)。中央大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院人間科学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、パリ第十大学研究員などを経て、現在、長崎大学教員。ホワイトヘッド哲学を中心とした現代思想や、アナキズムに関する思想の研究を行っている。
著書に『アナキズム入門』(筑摩書房、2017)、『具体性の哲学』(以文社、2015)、『国道3号線』(共和国、2020 年)など。共訳書に、G・ハーマン『思弁的実在論入門』( 人文書院、2020)、H・フラスベック+C・ラパヴィツァス『ギリシャ デフォルト宣言』( 河出書房新社、2015) がある。

「2021年 『もう革命しかないもんね』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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