国道3号線: 抵抗の民衆史

著者 :
  • 共和国
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本棚登録 : 43
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907986735

作品紹介・あらすじ

九州はなぜ「こう」なのか。彼女ら彼らはどのように抵抗し、反撥してきたのか。鹿児島の西南戦争を起点に、水俣裁判、サークル村、筑豊炭鉱、米騒動、はては神話世界へと国道3号線を北上しながら、国家に抗う民衆の諸相を描く地誌的思想史。宮崎八郎、宮崎滔天、石牟礼道子、緒方正人、谷川雁、火野葦平らの群像から、《思想/運動としての九州》が浮上する。
装画:田中千智

感想・レビュー・書評

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  •  ジュンク堂の講演会に遅れて参加した。著者は鞄からウイスキーのミニボトルを取り出して、それを飲みながらしゃべっていた。対談相手は酒井隆史氏であった。酒を飲みながら、お茶も飲むので何度もトイレにたっていった。そしてB-BOYであった。対談でも感じたけれども、石牟礼道子と谷川雁の「対決」をもっと詳細に知りたかった。福岡県太宰府市の坂本八幡宮で歌われた「令和」が元号となった今、何度も読み返したくなる良い本だと思う。個人的に、日本の最も遠いところにいる神、ワダツミの神に触れているところに、その研究の幅の広さに驚愕した。

  • ◆民衆蜂起 土着のエネルギー
    [評]栗原康(アナキズム研究)
    国道3号線 抵抗の民衆史 森元斎(もとなお)著:東京新聞 TOKYO Web
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/55101?rct=shohyo

    思想としての九州を追う 『国道3号線 抵抗の民衆史』 - 毎日新聞
    https://mainichi.jp/articles/20200905/ddp/014/040/004000c?pid=14612

    国道3号線 森 元斎(著) - 共和国 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784907986735

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著者プロフィール

1983年、東京都に生まれる。長崎大学教員。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。専攻は、哲学、思想史。

著書に、『アナキズム入門』(ちくま新書、2017)、『具体性の哲学』(以文社、2015)、共訳書に、G・ハーマン『思弁的実在論入門』(人文書院、2020)、H・フラスベック+C・ラパヴィツァス『ギリシャ デフォルト宣言』(河出書房新社、2015)がある。

「2020年 『国道3号線 抵抗の民衆史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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