- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908059605
感想・レビュー・書評
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人生100年なんてことまで言われ始めている現代で
60歳という立ち位置は実に難しそうだ。
昔だったらもう立派なおじいさんおばあさんのはずなのに、
なんだか歳のとり方を忘れたのか、忘れたふりをしているのか
うまく歳を重ねていけない人たちが巷に溢れている気がします。
そんな御仁たちには、ぜひこの本を読んで欲しい。
作者はこれから大人になる若者へ向けて書いたようなのだけれど
迷える中高年にこそぴったりの一冊です。
ずっと幸せに生きてきて、晩年膵臓癌とわかった作者の叔母が
『しまった、これまでの人生が幸せ過ぎた!』と言ったという話が胸に沁みました^^詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わかる!
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読んでるうちに作者が林真理子さんのような気がしてきて これって東京ラブストーリーの柴門さんよねと 確認しつつ読んだ。笑える一冊。
五年前の作品であるがこの五年でルッキズムや性別あるあるについて世の中がとてもデリケートになってきたと思う。笑ってしまうが違和感強め。
時代を映してる作品とも言える -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50161404 -
年取ると洋品店の服がちょうどよくなるらしい。楽しみ。
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大人とは何なのか、もうすぐ社会人、21歳。
そんな私が、大好きな柴門さんから大人について知ってみたいと思った時に手を取った1冊。
内容は、大人になって感じることという内容でしたが、柴門さんの語り口が好きなのでとても楽しく読めました。
環境が変わると友人が変わることなど、とにかく執着しないようにしようと思いました。
大人とは、大人でない人全てに優しくすること。
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著者の30代~40代を振り返り、下の世代の女性に向けた”イタイオトナ”にならないようにと書かれたエッセイである。
著者のことは全く知らず、図書館の目立つコーナーに置かれてあったのを偶然手にしたのだが、最近彼女の原作漫画がドラマ化されたらしい。
内容は、正直なところ視点や考察から古臭い匂いがしてしまう。著者のせいではなく、(むしろ著者の視点は同世代の女性と比べると進歩的なのかもしれない)それだけ時代の移り変わりが激しくなっているためだろうと思う。価値観の多様化や生活様式の変化、働き方や人生の目標などといったものも、ほんの10年、20年で激変してしまっている現代では、上の世代が下の世代に、自身の経験を語り教訓にしてくれというのは、無理があるのかもしれない。
それでも心にとめておきたいと思うのは、突然の不幸に対して、”今までが幸せ過ぎた”と思えるように心構えを持っておくということだ。これは、著者の叔母の言葉らしいが、突然の不幸に遭遇したとき、そう思えるように日々暮らしていきたいものだ。 -
軽めのものが読みたくなり目についたのでなんとなく手に取った。
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還暦あたりの女性の
お年頃の心境
ずばり言い当てていて
あっという間に読みました
★「人はいつから老いにはいるのか」
「人生でもう二度と体験できないかも、と思うことが増えてくる時期から」
★「人間アレルギー」
ある人との関係において、ちょっとした嫌なことをずっと我慢し続ける。その結果「もうこれ以上の我慢は無理」と身体が拒絶する -
女が年を取るということ/女の仕事のやりどきはいつ?/勝ち負けにこだわらない女子たち/怒りをにがす方法
などなど、人気著者らしい視点で共感を集める内容が詰まった1冊。
ふむふむ、中年になるとこんな風に感じるのかーと思いつつちょっと年代が合わずピンとこない部分もあったり。大切な人に見られたくない姿は名もなき人々(公共の場)でも見せない、は時々忘れがちなので徹底しないとダメだなほんと。ただ違う意味で誰かの目を気にすることなく、のびのびと楽しい人生を歩めたらいいなぁ。多種多様な生き方が出てきているからこそ、「自分はどうしたいのか」を見失わないようにしなくてはね。