勝ち続ける組織の作り方 -青森山田高校サッカー部の名将が明かす指導・教育・育成・改革論-
- キノブックス (2017年2月8日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908059629
感想・レビュー・書評
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・部活動はあくまでも教育であり、人間教育も兼ねるという大前提が、その後の選手たちの活躍に繋がっているということに納得感を感じる。良い指導者である前に、良い教育者である必要があると。Jユースとの対比が何度か登場したあたりからも、非常に大事にしていてこだわりがあるポイントなんだなと思った。
・得意を伸ばすのではなく、苦手を克服する方が出来ることが増えて、結果的に総合力が上がるというコメントも、人によっては意見の違いが出そうだしケースバイケースなのだろうが、教育者としての軸を感じる。特にこの年代は苦手に向き合い克服するという経験を通して、メンタル的にも1つタフになるのだろうし、成長するのだろうなと思う。
・柴崎岳の遠征バスでの行動には驚いた。やはり一流になる選手は、負けず嫌いで向上心があり、自分を客観視して目標を定め、ゴールに向かっていくことが当然のように出来るのだなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
書いてあることは様々な指導書と似たり寄ったり。特にこれと言って特色のないリーダー論やチーム論だった。ただ、保護者が過干渉することにより、子どもの自立が遅れるという記述には思わず頷いてしまう。