- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908059896
感想・レビュー・書評
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目的
子どもとの授業をよりよいものにしたい
内容
・自分がされて嬉しいことを子どもに返していく
・自分がどんなときにやるきがでるか考える
→自分が頑張った細かいところをすぐにほめてくれる
げんき?って気にかけてくれる
弱さを見せてくれる
質問してくれる
深い話ができる
ありがとうといってくれる
・ほめ言葉のチームプレイ
いない人のことを褒める
目的は子どもにいい変化を起こすこと
→担任のことをほめる、担任と闘わない
〜先生ってこんなところがいいよね
他のクラスの子の良いところを共有する
〜さんてこんなことしてた
・叱るのは善悪の判断を教えるため
約束
暴力をしない 人のものをとらない 嘘をつかない
善
チャレンジする 素直に人の意見をきく 本音でいう
事実をみておく→一生懸命に〜してる人は〇〇しないんだよね→さらっと声かける
・自分から動く力をみにつけささる
失敗してもまずは行動したことを褒める
困る状況→動いた子ほめる→価値づく→つづく
いかし方
・私は小学校教員としての資質をいかしていく
・もともと人との関わり方上手くなくて付き合い方に寄り添いたくて小学校教員になった
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書いてあることはすごく当たり前のことばかりだけど、いざ自分ができているのかと問われたらできていないことの方が多いのかも知れない。
特に、「失敗する大人の前では子どもも安心して失敗できる」というのがあったが、大人が知らず知らずやっていることって無意識のうちに子どもに伝染しているのだと思う。
教師としての自分の立ち居振る舞いをもっと考えないといけない、、(完璧を追い求めすぎなのかもしれない)と思った。 -
田中先生の授業見てみたいな。
これがやっぱり全てだよなあ。
納得!素敵!と思った。 -
うまくいってるときを認める
がんばってるところを見つける
やさしい語りかけで
親も完璧じゃなくていいんだな
失敗して笑ったり譲歩ししばいいんだなと
読んだあとすこし力が抜けた気がします -
点ではなく線、そして面で見る
子供を見る時にこれできてる気がしないなーってじわっと思った
特に兄弟喧嘩のときに子供たちって『だって〇〇が!』ってお互いに言うけれど、これって結局私に怒られたくなくての言葉だもんな
ママは見ていなかったけれど、あなたたち2人は本当のことを知っているもんね でいいんだな
褒めるためにあえてこちらから仕掛ける
これもかなり使えそう
子供を褒めるのって私はすごく苦手で、だってそんくらいできて当たり前じゃんってやっぱり心のどこかで思ってる
けれど自分から仕掛けたなら、よく気付いたね!って認めてあげられる余裕もできるかもしれない
最終的に読み終わって、あ、大人だからって優れていなきゃいけないとか思う必要ないんだな
ポンコツな自分、どんどん子供に曝け出してむしろ助けてもらおう
なんなら子供たちもそのほうが自分はこれが不得手だってのを表しやすいし、人のそういう凸凹さも容認できるんじゃないかなって思った
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[読書]子どもと接するときにほんとうに大切なこと 田中 博史
みずまるさんにおすすめしてもらって購入したいわゆる『みじゅ読』
第1章 褒めるための材料をあつめるーほめる・叱る
第2章 「自分から動きたくなる仕掛け」とはー仕組みをつくる
第3章 本当に伝わる話し方&教え方ー目線をそろえる
第4章 「できない」のではなく「体験不足」なだけー子どもを見る
第5章 大人だって失敗してもいい!ー見方を変える
教師として子どもと接するってどういうことかなぁって思って、「子どもとの合意形成を図る」ことかなって思った。
自分のパーソナリティを生かしつつ、適切な大人の対応をしていく中で、相手が「この人の意見を参考にして、努力してみよう」って思ってもらえたらっていう現時点の理想も見えた。
明るく、やさしく、かしこい先生になれるように頑張ろうと思いました。 -
すぐ読める本。全面的に納得は出来ないが、参考に出来る部分もある。
・叱る目的は、「教えたいことを伝えるため」
・子どもも大人も、失敗しても全然OK!試行錯誤すること、自分で考えて行動することが大切。 -
リラックスして子育てしよう。
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書名の印象とはかなり違う内容だった(苦笑)。タイトル盛りすぎ感は否めない。
実態はかなりライトな、3歳児くらいまでの「子育てTIPS集」。
以下、メモ
・「叱る」ためにエネルギーを使うのであれば、そのエネルギーを「逆の目的」で使う方が教師と子供の関係はずっと良くなる。
・例えば掃除の時間に掃除をしない子を叱るよりも掃除を一生懸命している子供をほめるほうが良い。
・ちょっと時間をおいてからほめると、効果的である。子供の良いところに気づくと、すぐに褒めたいと思うかもしれないが、一呼吸置いてみる。その日の夕食まで待ってみる。
・時間が経ってから褒められるとそれだけ自分のやったことに価値があったのだと子供たちも実感する。わざわざこうして話題に出すなんてそれぐらい自分のやった事は凄い事だったんだと、その実感が倍増する。
・親が先生を褒める。それも子供に向かって、先生を褒める。それだけでクラスのふいんきが良くなる。
・親が見つけた先生の良いところを子供に話せば、その話は子供を通して必ず先生に伝わります。
保護者が子供に伝えた教師への褒め言葉は、子供を介して必ず教師の耳に入る。その結果として先生のモチベーションも上がる。それに子供にとってもプラスになる。
・子供のいないところで、子供を褒める。子供がその場にいないところで褒めると、子供に直接何か言うよりもよほど効果がある。
褒めるときに麺と向かって言葉をかけるのではなく、誰かを介して褒めることで効果が倍増する。
・喧嘩両成敗の現場で言えること。「でも、本当の事は、2人が知ってるもんね」「私は現場を見ていなかったから、どっちが正しいとは言えないね」と言って、親はその場を立ち去ればよい。
・子供に納得させたければ、「そう言われてみればそうしたほうがいいな」と子供が思えるような、具体的なストーリーを交えて伝えることができれば良い。
・自分が困った時は、この人には質問をしてもいいんだ、と子供が思える関係づくりが大切。
・★子供を見る目を育てる「子供ウォッチング」
教師になって間もない先生や若い先生に勧めているのが子供ウォッチング。昼休みなどにクラス名簿を持って、学校の中を歩きながら一人一人を探してみると言う体験。
そこにクラスの〇〇さんがいる。三角さんと遊んでいる。この2人は仲がいいんだなどと思いながら見つけて子供の名前にチェックを入れていく。
子供を見つけても、その場で子供に声をかけないようにする。このウォッチングの目的は、子供の世界を教師がいっぽひいて見てみるというところに意味がある。
・子供に接している大人が「失敗してはいけない、完全にしなければいけない」と言う思いで自分を縛り付ければ、子供にも同じことを押し付けてしまうはずである。
・バスや新幹線などの移動時に行儀が悪いのは訓練をしていないから。
家の中でもじっとしていられるかの訓練を新幹線やバスをイメージした場所の中で練習しておくと、やっちゃダメなことが学べる。本番ではできるようになる。
・プロと呼ばれる人と新人の大きな違いは、予期せぬ事態への対応力にあると言っても過言では無い。
・日本の子供は一回で正解しないといけないと思い込んでいる。常に誰かから間違いを指摘され続けているため。大人になってから向き合うトラブルのほとんどは、正解なんてわからないものだらけ。そんな将来に向き合うには「小さな失敗を何度も経験すること」が重要。 -
子供が生まれ、今後の参考にとほぼ一冊目として購入。
全体的には読みやすかったし、得るものもあった、けど他の人のレビューを見て確かに浅い内容だったかもと。
全五章構成、全体的には「寛容に待とう」って感じだけど、「誉めるときには第三者も使う」「誉めるための隙を作る」「説明する前に分からないとこを把握する、そのためにまずは行動させる」「子供はやらせてみれば案外できる」「大人も失敗する」と言うこと。
著者自身も人の親だが、メインは小学校の先生としての含蓄による内容。
親として接するときに余裕がないのも理解しつつ、客観的にみることを勧めてる。
多少綺麗事もあるが、嫌みもなくスッと読める感じ。
著者プロフィール
田中博史の作品





