生きる はたらく つくる

著者 :
制作 : 松家 仁之 
  • つるとはな
4.23
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本棚登録 : 278
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908155079

感想・レビュー・書評

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  • 皆川さんの理念がたくさん詰まった、伝記のような本。
    自分が心から楽しいと思えることを、愚直にやり続けた結果が、今のミナペルホネンを作ったのだと思う。利益が出ない期間、認められない期間が、僕の感覚ではとてつもなく長いのに、それを苦と思わない、でも過信しているわけでもない、そんな生き方が凄すぎる。普通の感覚なら数ヶ月利益出ないだけで、挫折してしまうよ。
    ミナペルホネンの服はよく着ます。素材も生地のデザインも、シルエットも飽きない。この本を読んでより一層理解できた。

  • ドキュメンタリー番組を観てるような感覚で、最初から最後まで数時間で勢いよく読み切った。
    皆川さん、味があって素敵な人だなぁ。
    仕事に対する姿勢等も、自分に落とし込めるような内容になっている。

  • 守ること 更新すること
    野生的 直感的
    せめて100年続く
    ふくふくした時間
    草木が自由に
    大きな幹からの枝分かれで茂
    衰えてからの可能性
    不完全な人間

  • あの有名なミナペルホネンの服がどのような過程を経て作り出され、そして人気になったのか知ることができました。

    誰からも評価されてない、知識も経験もお金もない。その状況下でも、諦めて辞めてしまうことなく我が道を行く姿に勇気をもらいましたし、強いな、、、と思いました。

    どうしてその状況下で服作りを続けられるのか、私からしたら信じられないです。

    ですが、いま、多くの人から憧れの存在となっている強いプロダクトをうむちからは、このくらいではないとなかなか作れるものではないのだなと痛感しました。

    私が憧れている甲斐みのりさんは、「ミナペルホネンのワンピースを着れる私になるんだ!!と意気込んでがんばってきた。」とおっしゃっていました。
    憧れの人の憧れを知ることができました。

    得られるものが多い本でした。

  • つくるときは、「どんな良い記憶にしたいか?」それだけを考えればいい

  • ミナ ペルホネンの皆川明氏による書籍。内容はタイトルどおり、生きることと、はたらくこと、つくることについて。この3つは密接に結びついている。
    中でも「働くこと」と「働かされること」の違いについて、我々はとかく後者の思考に陥りがちである。自分が働かされていると感じた瞬間、想像力が失われるのだという。このご時世難しいところだが、考え方を変えることで仕事が楽しくなるのならばそうする努力をしたい。
    また、ミナ ペルホネンという会社は、人との出会いを大切にしたところから生まれているという。皆川氏は、そのチャンスを決して逃したりしない。結果有能なスタッフや取引先に恵まれて大成功を収めている。求人の年齢制限を撤廃するなどの試みにも注目すべきである。
    ある意味ビジネス書とも言える内容ではあるが、おっさんが上から目線で偉そうに講釈垂れているものでは決してないということを伝えたい。読後さわやかであった。

  • 削ぎ落とされたシンプルな哲学。そこに人が集まりブランドが育っていく。こういう会社が現実にあってこういう想いで働いている人たちが確かにいてそれを支持するお客さんがいて結果も出しているというのが光だなと思う。自分の仕事観や生き方を考える時にも根っことして参考になる大事なことがたくさん書かれている。

  • いろんなことを考えさせられた1冊。柄は近くで見ていてもよく知らなかったミナ・ペルホネン。「はたらく」の意味を考えさせられた1冊。

  • 兵庫県立美術館で開催されている「つづく」展に感化され、購入した本。
    前々からミナには興味があったし、服はなかなかお高いのでほぼ日手帳のカバーをミナペルホネンにして愛用したりとか、それくらいの関わり合いでしかなかったブランドの展示を観に行ったのだが、ただ「可愛いデザインとテキスタイルを生み出しているブランド」という印象がガラリと変わった。
    そのブランドのコンセプトをいいなあと思って、そのブランドを作り上げた皆川明さんのことが気になって(正直地味なおじさんがなぜこんな可愛いデザインを? くらいにしか思っていなかった。すみません)

    皆川さんの本はたくさん出ていて、今まで読む機会がなかったのだけれど、今回選んだこの一冊は皆川明氏の自伝的な要素が強い。
    彼がどうして皆を作ったのか?

    一番興味深かったのはやはり
    「陸上(長距離)に打ち込んでいた彼が、なぜアパレルブランドを作ったのか?」
    という始まりの話。

    留学先でたまたまパリコレの手伝いをして……なんて、そんなこと、やはり普通の人とは違う。
    そこから試行錯誤しながらブランドを確立していく様は、読んでいてとてもワクワクしたし、単純だけれども「せめて100年はつづく企業にしよう」という思いや、日本産にこだわる、そしてどうしても高くなってしまう理由などを読んでいくと、ミナのファンになるしかなかった。

    自分が仕事に迷った時も原点に帰るために繰り返し読んでいきたい本の一つになったし、いつかミナの服も買いたいなあと思わせてくれる本だった。

  • minä perhonenのデザイナー皆川明の幼少期からブランドの設立や現在に至るまでが綴られている。度々テレビや本のインタビューなどで筆者について知る機会があったが、この本はそのどれよりも詳しく語られていた。

    ファッションブランドという言葉は一見華やかで我々生活者とは距離があるように感じるが、皆川明やminä perhonenが提案してくれるモノ・空気感は我々の生活に寄り添ってくれる、そう感じることのできる一冊であった。

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著者プロフィール

デザインブランドminä perhonen( ミナ ペルホネン)創業者、デザイナー。手作業で描いた図案によるテキスタイルでのファッション、インテリア等で注目を集める。個人としても、国内外の様々なブランドとの協業を精力的に続けるほか、新聞や書籍への挿画、宿のディレクションなど活動は多岐にわたる。

「2021年 『アイノとアルヴァ 二人のアアルト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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