頭のよさとは「説明力」だ (詩想社新書)

著者 :
  • 詩想社
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本棚登録 : 552
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908170218

作品紹介・あらすじ

ビジネスシーンから日常会話まで、「頭がいいね!」と感心される上手な説明の仕方を解説。また、説明力を伸ばすための練習法を説く。

感想・レビュー・書評

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  • いかに、単刀直入な説明をするか。

    回りくどく長ったらしい説明は分かりにくく、聞く気もなくなる。結論をまず述べた上で、時間を守り、要点をまとめ、適切な例示が、分かりやすい説明の根本として必要な力だとする。
    説明のポイントを3つに絞る練習はぜひ取り入れていきたいと思った。何でもかんでも取り込んでしまうので、きっと回りくどい説明をしていただろう。

    大変に参考になった。

  • 斎藤先生の本に外れはないが、ポイントが多すぎて読み手側で、落とし込める内容だけを読み取る必要があると感じた。
    重要なのは、時間感覚、要約力、例示力。本を要約する練習をしてみよう。(このブクログでそれができれば良いのだが…)

  • 上手な説明とは、究極のところ『相手に届けたい情報をフォーマットに落とし込むこと』という説明は非常に分かりやすい。トレーニングにより説明力は簡単に高まるという点も励まされる。さらに上手な説明方法としての『通説butの説明法、お得感の演出、最後の言葉を決めてから話し始めるなど、なるほどな情報を得ることができた。ただ、同著者の書かれた新書「読書力」と同等の中身の濃さを期待してしまっていたため、文字は大きめ、空白も多く、さらに著者が常々強調されている「要約力」は他書と重複があったり、説明する場面がどうしても教鞭をとっている大学の学生への課題が中心になっていて、会社での説明力にあまり触れていないところが物足りなく感じた。

  • 【本書の目標】
    短くて分かりやすい説明で、聞き手の「わかった感」を高めよう!
    そうすると周囲が幸せになる!

    【結論】
    必要な三つの能力「時間感覚」「要約力」「例示力」を鍛える。

    【概要】
    ①時間感覚
    まず、15秒説明を繰り返し練習して、15秒の時間感覚を手に入れふ。ストップウォッチで測りながら繰り返せば、難しくないはず。

    次に、1分説明を練習する。先に身につけた15秒×4回のリズムを手に入れる。

    1分説明のフォーマットは
    「まず!一言で言うと〇〇です」
    ※本質を一言でキャッチーに
    「つまり、詳しく言えば〇〇です」
    ※要約ポイントを最大三つ
    優先順位もつける
    「具体的に言うと〇〇です」
    ※例示、体験談など
    「まとめると〇〇です」
    ※最終的なまとめ

    最終的にはCMのような濃密な内容を目指そう!

    ②要約力
    本や新聞、雑誌を使って要約の練習をする。

    要約のフォーマットは
    「題名」「一行説明」「趣旨」「引用文(三つまで)」

    要約するために本の読み方も工夫していこう。
    まず、前書き、後書き、目次を読んでキーワードを見つけて、印をつけておく。
    本文は、三色ボールペンで重要箇所に色づけをしながら読む。その際、色によって重要度に区別をつけること。
    最終的にポイントを三つに絞る。各ポイントの全体の中での立ち位置も把握すること。

    1分説明のレジュメになるような要約を作ろう!

    ③例示力
    「わかった感」を高めるために例を入れていく。
    手法は「比較」「比喩」「具体的」が代表的であるが、実物があるに超したことはない。

    比較は「似ているけれど実は違う」「全く違うように思えるが、実は似ている」の二つのパターンが効果的。

    比喩は「全くわからないものを、おおよそわかるもので説明する」というパターン。完全に理解させることは難しいが、とにかくイメージを掴んで欲しいときに。

    具体例は「例えばこういうことです」というパターン。経験や引き出しが無いとなかなか難しいので、日頃から意識して探していく必要がある。

    例示が与える影響は大きい。できるだけ具体性にイメージさせよう!

    【その他】
    日常の中で他人の説明を評価しながら聞いてみよう。特に興味の持てない内容なら、その人の説明のどこが原因か考えることが自分の成長に繋がる。

  • 説明力とは生活全般にわたり常に求められる能力だが、9割の人は「説明力」を身に付けていない。その「説明力」をアップさせる方法は「時間感覚」「要約力」「例示力」の3つがポイントである。この本を読んでから、一冊本を読み終えたら本を使った要約力の実践トレーニングをやっている。記憶にも残りやすいし、本の説明もしやすくなった。

  • ・「時間感覚」「要約力」「例示力」
    ・上手な説明をするためには、まず情報を絞り込む。
    ・説明のポイントは三つに絞り、優先順位をつけ、他のものは切り捨てる。
    ・相手にとって、「かゆいところに手が届く」という視点で、情報を絞り込んでいくことが重要。

  • ●「説明力」を構成する3つの力 時間感覚 要約力 例示力
    ●上手な説明の基本構造 まず、一言で言うと○○です つまり、詳しく言えば○○です 具体的に言うと○○です まとめると○○です

  • ノートに記録済み

  • 特に後半は細かいTipsの寄せ集めのように感じたが、「上手な説明の基本構造」だけで価値があった。

    ①まず一言で言うと○○です
    ②つまり、詳しく言えば○○です
    ③具体的に言う○○です
    ④まとめると○○です

    と書いている側から、この自分の説明どうなん…?と思ってしまうが。。

    本論とは離れるが、『論語』の「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」(知者は判断力があるので迷うことがない、仁者は誠実に尽くしているので憂いがない、勇者は勇気があるから行動力があって恐れない)も覚えておきたい。

  • 非常に勉強になる本だった。
    人に物事を伝えることを職業にしているが、説明力を問われると、やはり?がつく。

    もう一度自分自身の説明を見直していきたい。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に、『だれでも書ける最高の読書感想文』『三色ボールペンで読む日本語』『呼吸入門』(以上、角川文庫)、『語彙力こそが教養である』『上機嫌の作法』『三色ボールペン情報活用術』(以上、角川新書)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)『『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)など多数。

「2021年 『すごいほめ言葉 相手との距離がぐっと縮まる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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