復興建築 モダン東京をたどる建物と暮らし (味なたてもの探訪)
- トゥーヴァージンズ (2020年12月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908406645
作品紹介・あらすじ
建物から人々の暮らしと時代性を探るビジュアル探訪記「味なたてもの探訪」シリーズ第3弾がついに登場!
関東大震災後、“復旧”ではなく世界一の都市を目指した「帝都復興計画と復興建築」から東京の成り立ち、人々の暮らしをたどります。
仲見世商店、教科書図書館、百貨店、老舗古書店、オフィスビル、昭和初期の邸宅など、大正〜昭和初期に様々な目的で建てられた建築6軒とそこに関わる人々を取材。
そのほか、現在の東京の骨格をつくった「帝都復興計画」から、東京の成り立ちをわかりやすく解説!
建築意匠や豆知識が盛りだくさんのコラム、エリア別の復興建築を写真と専門解説で紹介したマップなど。
東京が「世界一の都市」を目指した時代の断片を、この本を持って探しに参りましょう。
<取材先>
・150年以上続く仲見世の江戸趣味玩具店「助六」(浅草)
・日本で最初の教科書図書館「東書文庫」(王子)
・西洋と和風に魅せられる百貨店「高島屋日本橋店」(日本橋)
・“本の街”が老舗古書店「一誠堂書店」(神保町)
・受け継がれるオフィスビル「第2井上ビル」(日本橋)
・昭和の暮らしが息づくカフェ「カフェおきもと」(国立)
<復興建築マップエリア>
・日本橋・神田・京橋エリア
・銀座・新橋エリア
・丸の内・有楽町エリア
・水道橋・神保町・九段下エリア
・浅草・両国エリア
・上野エリア
感想・レビュー・書評
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知らず知らずのうちに見かけたことのある建物が、復興建築であったと知る。時代に淘汰されるのは摂理であったとしても、それに少しくらい抗って後世に残していきたい。
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装丁がきれいで可愛くて惹かれた
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関東大震災で甚大な被害を受けた東京を、どのように復興し、どのような建築が生まれたか、を紹介した一冊。
案外、こういった切り口で都市計画と建築を扱っている本は少なく、興味深い内容だった。
現存していないものも多いが、数少ない残っている建築は、やはり美しいし面白いなと思う。 -
都市計画レベルの話から小さなオフィスビルまで取り上げていておもしろい。
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改めて古き良き建築を知ることができました