旧ドイツ領全史: 「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く (旧領土スタディーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908468445

作品紹介・あらすじ

そこはなぜドイツになり、そしてなぜドイツではなくなったのか?

周辺各国の地理・歴史だけでなく、多文化主義・地域統合
安全保障・複合国家論・国民国家論・エスニシティ等
あらゆる現代社会科学の研究テーマに波及する

●カラーで紋章・旗・歴史観光ガイド ●膨大な量のドイツ時代の古写真
●時代ごとの境界・国境変遷地図 ●現統治国言語名とドイツ名を必ず併記

■オストプロイセン 歴代君主の戴冠地ケーニヒスベルクを擁すプロイセンの中核
■ヴェストプロイセン ポーランド分割後にプロイセンと一体化させられた係争地
■シュレージエン ピァスト朝・ハプスブルクを経て、工業化を果たした言語境界地域
■ポーゼン プロイセンによって「ドイツ化」の対象となった「ポーランド揺籃の地」
■ヒンターポンメルン スウェーデン支配を経て保守派の牙城となったバルト海の要衝
■北シュレースヴィヒ 普墺戦争からドイツ統一、デンマーク国民国家化への足掛かり
■エルザス=ロートリンゲン 独仏対立の舞台から和解の象徴、欧州連合の中心地に
■オイペン・マルメディ ベルギーの中のドイツ語共同体と、線路で分断された飛び地
◦カシューブ人、ルール・ポーランド人、オーバーシュレージエン独立運動などマニアックなコラムも

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    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/532758

  • ダンツィヒ、シュレージェン、シュレスヴィヒ=ホルスタイン、アルザス=ロレーヌ、聞いたことはあるけど名前しか知らないところを集中してお勉強。いや、お勉強って感じではなくけっこう読みやすい。装丁もポップやし。主には普仏戦争からヤルタ体制にかけての数十年、ヨーロッパが激動の時代やとは知ってたけど、その中でも大変やったのが読み物としてはおもしろいよね。

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著者プロフィール

1988年、鳥取県生まれ。博士(学術)。専門はシュレージエン/シロンスク史、中・東ヨーロッパの近現代史、ナショナリズム史。静岡大学人文学部、神戸大学大学院人文学研究科修士課程を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程を修了。元日本学術振興会特別研究員(DC2)。現在は秀明大学学校教師学部助教。主な業績は「上シレジアにおける「ドイツ人の追放」と民族的選別―戦後ポーランドの国民国家化の試み 」(査読論文、2015年)、「第一次世界大戦直後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスクにおける分離主義運動 」(博士論文、2020年)など。

「2020年 『旧ドイツ領全史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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