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- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908686191
感想・レビュー・書評
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自分がどちらかというとSEとしてPM寄りの職種なので直接技術的な細かい部分を知っておくことが必須ではないため、とりあえず1〜4章を読了した(本当は5,6章を読むべきな気もしたがひとまず外して読了したものとする)。
文章的に面白い読み物を期待するとさすがに期待に添えないと思うけど、あまりセキュリティの専門ではない自分にとっても結構興味深かった。
なお、2018年6月発行の1版はTLS1.2を説明しているが、2023年12月発行の改題2版は大幅改訂されたTLS1.3版をベースにしているので注意が必要(TLS1.2についても3章で割り当てられている)。
2000年代前半に情報系をセキュリティ非専門として修了し、一応2010年代前半にセキスペだけを持っている状況だったので、セキュリティよわよわ勢よりは幾分知識はある状態だったが、SSLとTLSの違いも分かっておらず、この本を読むまではTLSというワードを使うことがなかった勢だったが大枠の流れとしてつかむことができたと思う。
ITにおいてはドラスティックに変わっていく分野と、比較的レガシー寄りというか実装は進むものの大枠の理解としてはあまり変わらない分野があると思っていて、セキュリティのSSL/TLSなど分野についてはまぁ後者だろうと思っていた。確かにエンドユーザレベルやセキュリティに比較的関係の薄いSEならこういう話はほとんど理解がなくても生きて行ける世界なんだろうけど、思いのほか読んでいて興味深い(どうしても退屈なところもあるのだけど)。
本当は5章までは読むべきなのだろうが・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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