- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908925009
作品紹介・あらすじ
原典で読む、アドラー!
人は誰でも劣等感を持っている。そしてそこから向上心が生まれるのだ。
「今、ここにある自分」から出発し、わかりやすい言葉で語りかける、アドラー自身による、アドラー心理学入門。
感想・レビュー・書評
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われわれ劣等コンプレックスを持つ人間が社会でどのように考え、生活をしているのか。幼少時の学び方、夢・対人関係・教育・態度に現れる影響など、劣っているという感情こそ成長につながり、また逃げたい欲求につながる。弱いからこそ社会に適用すべく共同体感覚を養い、社会的協力を得て生きていくのだ、と。
わかったようなわからんような、とにかく劣等感は人を育てるということ。
287冊目読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原典ということで、訳し方の事もあるが日本語としては、やはり
少し読みにくいというか、解釈しずらいです。
少し前からアドラー系の心理学本が多数出版されていますが
発想の原点に触れることが出来ました。
遊び等に使う心理学は面白いですが、学ぼうと思えば奥が深く
なかなか難しいものです -
原文に近い書籍として、読了…。理解はできるが、実践するとなると至難。まさに人の勇気を試す。ぼくはまだまだ…。
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紀要資料
オーテピア -
つまりは「中庸」ということだろうか。
自分自身の「目的」を知るのは難しい。しかしこれを悟ることができれば相手にも「目的」があることを理解でき、余計な不和の軽減に繋がるのだろう。 -
斜め読み
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その人の個性は幼少期の原体験によって型が決まるというように理解した。虐待だったり過剰な甘やかしだったりその”振れ”が大きい人には当てはまるように感じた。逆に言えば著者は精神科医で、そういう人達が対象になるのだからそのようにまとめあげるのは自然だと思う。
自分が知りたかったのは、(最近は不透明になってきているが)一線を超えていないけれども明らかに何か背景があると思われる行動や言動が見られる人に対してそれが何なのかを突き止める方法である。それは世相なども要因となると思う。ただ、それはよりそれを加速させるための要素であって、根本は何か原体験のようなものが存在するのだろうと思う。だがしかしそれは4、5歳までってことはない気がするするなぁ。 -
重いけど、またいつか読み返したいかも…
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目標は子供時代に作られる。それがどうやって作られるかは分からない。間違いは修正できる。学校は家と社会を結ぶ橋。
「人生の三大課題」社会参加、仕事、恋愛・結婚
人生の全てが社会の適応にかかわっている。
恋愛と結婚は一般的な社会適応よりもさらに多くの共感力が必要になる。相手の立場になって考えると言う特別な能力が必要になる。
性に関する問題を解決できるのは幸せな結婚生活だけだと断言できる。
正式に夫と妻になって互いの利益を尊重する関係になり、その関係を基盤に社会適応の課題を達成するまで待てないから、同棲、性的に過剰、複数の配偶者を持つなどする。
鬱病は自分のことばかり考える人がなりやすい病気。
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原典で読むアドラー心理学。
訳は読みやすいけど、内容は
高度なので繰り返し読みます。