すべての不調は自分で治せる 医師や薬に頼らない!

  • 方丈社
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  • 本 ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908925597

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計30万部突破! 25刷累計11万部!

藤川メソッド決定版!感謝の声、続々!

病院では治らない不調や病も、諦めないでください。
うつ、リウマチ、発達障害、アトピー、神経難病、認知症、がん……。
すべての慢性疾患は「タンパク質、鉄、メガビタミン」で自ら治す。
『うつ消しごはん』の藤川徳美による「藤川メソッド」の決定版!

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んでから意識的にたんぱく質が多めの食事にし、鉄分とビタミンCのサプリを飲み始めた。
    続けるうちに何となく以前より体調が良くなったような気がしていたが、学生時代からの貧血が、前回の健康診断で初めて正常値になった。

  • 数年前に体調を崩してからさまざまな本を読んで、健康的な食事というのを心がけていたけど、体調はあまり変わらなかった。あきらめてけっこう肉を食べるようになってから、最近元気が出てきた気がする。この本を読んでたら、今までの健康的な食事の概念が覆った。勉強になった。

  • タンパク質が不足気味なのは厚労省も広報していますし、自分の歯科医院でも話を聞くと不足している人がほとんどですので、プロテイン20gx2は妥当な量でしょう。僕は「今の食事にプラスして毎日玉子3個目標に」と言っています。

    水溶性ビタミンは多量摂取しても排泄されるから、健康被害はあっても小さいと思われますが、疫学調査が行われていない(かいないに等しい)ので、メガビタミンの話は正直良くわからない。

    個人的には栄養素の医療的な話は厚労省のページからたどるのが利害関係がなくいいかと思われますし、栄養素の含有量は食品パッケージか文科省の食品成分データベースが有用だと思っていますが、この本では自院のサプリ紹介などをしていないところは素晴らしいと思います。あと、体重1kgあたり4.4gまでタンパク質摂取は大丈夫と書かれていた文献がなにか知りたかった。

  • [墨田区図書館]

    何かで知って予約をしていた本。やっと来て読んでみたら、予想と違う内容だったけれど、なかなかに興味深かった。ので一応関連書も続いて読んでみよう。
    <<→続いて「うつ消しごはん」を読んでみた。こちらの方が題名通り「食べるもの」に特化して紹介してくれているので、実践的。>>

    自分がこの手の不調を発していない(気づいていないだけかも(笑))のと、私の意識の中ではプロテインも一種の"薬"なので即筆者の言うとおりに、とはならないけれど、一理はある(だろう?かな??)と思わされた。三石理論の三石巌、エイブラム・ホッファー、カール・ファイファーの三医師を全面的に信頼するという筆者の根源は、分子栄養学およびオーソモレキュラーの医師や科学者によるもの。

    ただ題名からも伺える筆者のこの説(のみ)が絶対正しい!の論調は、説に引き込む説得力も生み出す半面、類書では「現医療界全否定な物言いが嫌だった」的なレビューもあり、わざとかもしれないが、やや盲目的独善的な感じがあるのは否めない。

    ■否定されるべき現状の「バランスの良い食事」
    野菜中心で油分や塩分、添加物を控える。
    エネルギー構成比は概ねタンパク質13-20%、脂質20-30%、炭水化物50-65%、タンパク質は動物性と植物性の両方から。
    ⇒糖質過多+タンパク不足⇒代謝異常が生じる。

    ■筆者の推奨するタンパク質量
    アミノ酸スコアではなく、従来から利用されていたプロテインスコアに基づくタンパク質量が必要。

    ・体重×1g/日が最低量なので、恒常摂取量としては×1.5~×2
    ⇒体重50kgの女性なら、50gのタンパク質(卵3個+牛肉200g)が最低ライン。

    ただ食べるのも大変&プロテイン接種によるタンパク質過剰症は実質的にあり得ず心配ないので、プロテインでしっかり補充。食べていて経口食のみで十分と思えても20g×2回/日のプロテインを。飲まないよりは20g(60cc)×1回でもいいが、タンパク質の効果は数時間なので二回に分けて摂取する方が○。プロテインはソイではなくホエイ一択、種類はWPC(乳糖不耐性ならWPIだがよほどでない限り真性者はいない)で大丈夫。

    ■その他推奨値(!!タンパク質の必要量摂取&糖質過多回避が出来てから!!)
    ・BUN(尿素窒素)15以上、できれば20以上
    ・フェリチン(体内貯蔵鉄量)50以上、できれば100以上(男性は鉄不足に脆弱なため、最低100以上)
    食品ならヘム鉄(肉や魚)、サプリメントならキレート鉄を摂取。

    ⇒下記ATPセットの摂取を推奨!!
    ・鉄:Nowアイアン36mg(キレート鉄)、必要量約100mg(鉄はビタミンCと一緒に服用すると吸収率が高まるが、ビタミンEと同時に飲んではいけない)
    ・ビタミンB:B50コンプレックス、必要量100~300mg
    ・ビタミンC:C1000、必要量3000~9000mg
    ・ビタミンE:E400(d-αトコフェロール含有)、必要量400~800IU

    その目的は、生命活動を支えるエネルギーとして、ATP(アデノシン三リン酸)を増やすため。ATPを非効率な嫌気性解糖から好気性解糖での完全燃焼⇒脂肪酸代謝(ケトン体代謝)へと変えるため、その過程で邪魔となる糖質摂取量の縮小と補酵素&鉄の補給(下記のATPセット摂取)を目指す。

    ■欧米で鉄不足が少ない理由
    ・肉を日本人の3倍ほど食べる。
    ・あらかじめ小麦粉に鉄(+ビタミンB1、B2、ナイアシン、葉酸)が添加されている。

  • プロテイン+メガビタミンで何でも治るとする藤川理論の本。信者多し。この理論を布教活動している整体師が怪しい。
    私はうん十年前からメガビタミンをしていて効果も感じているので抵抗がないが、そんな私でも驚く量を推奨される。
    たくさん本が出ているがほとんど同じ内容。前作のうつ消しごはんと内容はかぶる。強いて言えば、症例ごとの投与量がより分かった。
    プロテインは親に飲ませて、効果は出ている感じがする。

  • タンパク質とメガビタミン。
    タンパク質60gが前提条件。
    プロテインは人類の叡智の結晶。

  • 質的栄養失調という概念を初めて知った。プロテイン、鉄分、サプリメントで不調がなおる、、、本当に!?半信半疑ではあるが試してみたい気もする。栄養療法に少し興味を持った。

  • 私が問題視する栄養失調は、量は足りていても、必要なものが不足している、要らないものが多すぎる、「質的」栄養失調です。

    質的栄養失調とは、
    「糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足」です。
    これが、あらゆる病気の原因なのです。

    日本人の食生活はタンパク質が不足しており、それが慢性疾患の元になっている

    人間の身体は水分を除いた70%がタンパク質から成り立っている。
    それが合成と分解を繰り返している。

    医師は栄養やビタミンについて、みなが期待するような知識は持ち合わせていない。

    健康の維持、病気の予防のためには自分の体重×1gのタンパク質が必要。
    これが1日の最低限の量。

    タンパク質の摂取については過剰摂取を恐れる必要はない。
    1日体重×4,4gまでは安全。成人男性(65キロ)なら286グラム。

    タンパク質によって目がビタミンが開始でき、その効果も出やすくなる。

    うつ病で休職となった男性サラリーマンにおけるプロテインの効果は、私が受け持った患者さんで100%。全員仕事に復職できている。

    プロテインの摂取と糖質制限は同時に始める。
    タンパク不足が慢性疾患の原因であると同時に、糖質過多も万病の元です。

    プロテイン+メガビタミンを年単位で継続すると、「マイナス10歳肌になる」
    肌がきれいになることはつまり、全身の臓器がきれいになること。

    ATPセット 1日の目安量
    ①鉄:Nowアイアン36㎎(キレート鉄)、必要量100㎎
    ②ビタミンB:B50コンプレックス、必要量100~300mg
    ③ビタミンC:C1000、必要量3000~9000mg
    ④ビタミンE:E400(d-a-トコフェロール含有)、必要量400~800IU

    メガビタミンの始め方〈男性15歳以上〉
    プロテイン1日20グラム×2回+ビタミンB50+ビタミンC1000+ビタミンE400
    ほとんどの男性で鉄は不要。

    糖質は栄養素ではない。むしろ「栄養ドロボー」です。
    体内では糖質を代謝するために必要な主酵素+補酵素()補因者となるたんぱく質、ビタミン、ミネラルを消費する。

    栄養素と呼べるのは、タンパク質(必須アミノ酸)+必須脂肪酸+ビタミン+ミネラルです。

    すべての慢性疾患は同じ原因。
    健康維持や病気予防、疲れやイライラなどの軽度の症状の改善は、高たんぱく/低糖質食+プロテイン+ATPセットを続けることから始める。

    検査数値としては、アルブミン4,2以上、BUN20以上、フェリチン100以上にすることが最も重要。

  • がんやめまいなどはタンパク質によって改善できる
    人生は、今という瞬間の積み重ね

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著者プロフィール

ふじかわ心療内科クリニック院長
精神科医、医学博士
1960年、広島県生まれ。1984年、広島大学医学部卒業。広島大学医学部附属病院精神神経科、県立広島病院精神神経科、国立病院機構賀茂精神医療センターなどに勤務。うつ病の薬理・画像研究や、MRIを用いた老年期うつ病研究を行い、老年発症のうつ病には微小脳梗塞が多いことを世界に先駆けて発見する。2008年に「ふじかわ心療内科クリニック」(広島県廿日市市)を開院。うつ病をはじめとした気分障害、不安障害、睡眠障害、ストレス性疾患、摂食障害、認知症、子どもの発達障害や起立性調節障害などの治療に携わる。高タンパク/低糖質食を中心とした栄養療法で目覚ましい実績を上げている。著書に『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』(光文社新書)、『うつ消しごはん』『すべての不調は自分で治せる』『メガビタミン健康法』『若さを保つ栄養メソッド』(方丈社)、『薬に頼らずうつを治す方法』(アチーブメント出版)、『分子栄養学による治療、症例集』(NextPublishing Authors Press)などがある。

「2023年 『親子ではじめる! 天才ごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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