人生を狂わす名著50

著者 :
制作 : 今日マチ子 
  • ライツ社
3.76
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本棚登録 : 342
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909044068

作品紹介・あらすじ

作家 有川 浩 推薦!
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作品の芯を射貫かれた。
予断のない読み筋が清々しく、ありがたい。
人生狂わせちゃったみたいで、ごめんなさい。
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「読者の秋」にぴったり!
知らない本が知れる。知っている本は、もっとおもしろくなる!

著者は23歳。現役の京大院生。
文学研究をするかたわら、京都天狼院で書店員として働く文学マニアの女の子。

この本は、『京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」 と思う本ベスト20 を選んでみた。 《リーディング・ハイ》』
というタイトルで「天狼院書店」のウェブサイトに掲載され、
2016年、年間はてなブックマーク数ランキングで第2位となり、
本好きのSNSの間で大反響を呼んだ記事をもとに書かれたブックガイドです。

著者の三宅香帆さんは言います。

「実際リストをつくってみると、やっぱり「読んだ後、明確に自分の見ている世界が変わった本」のリストになったなぁ、と思います。
「狂う」って、「世界の規範から外れる」ことだと思うのですが、
どうしても社会や世界に流されることのできなくなる本たちを選んでみました。」

外国文学から日本文学、漫画、人文書まで、人生を狂わされる本を50冊選書。
その一つひとつに確かな紹介文が書かれています。
加えて「文学研究」の視点で、50冊それぞれに「その次」に読みたい本を3冊ずつ紹介。

本書には合計200冊の名著が紹介されています。

感想・レビュー・書評

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  • 人生狂いはしなかったけど、影響を多大に受けた大好きな「図書館戦争」のレビューがあったので、気になっていた本。
    図書館通いできる環境になったけれど、何を読もうかなぁと思ったときにそういえばと思い出してまずは読んでみた。
    それぞれの本紹介ページの最初は、本の表紙のような構成。まるで本の帯を見ているよう。(インパクトあるキャッチフレーズ、その本のジャンル等のタグ付け)
    そして、本文中にくる「人生を狂わせるこの一言」。
    控えめにいって本に対する愛情が溢れ出まくっていて、最初から最後まで本へのラブレターだった。
    選書はバラエティに富んでいて、自分では決して選ばないであろう新たな本と出会う機会を与えてくれた。
    これ読んで本当に人生狂っちゃったらどうしよ…と思いつつ、ここまで熱く語られたら読みたくなっちゃいますよ。

  • 今まさに読んでる本が取り上げられていた。
    これは読みたい!と思わせる。とっても若い人(大学院生)が書いていて、さらにびっくり。
    紹介されている本ぜんぶ読みたくなりました。
    『高慢と偏見』、イギリスのテレビドラマ版のことに触れられていてうれしかった。コリン・ファース演じるダーシーがめっちゃかっこいいって、友達も同じこと言ってはまってた(笑)なつかしい。たしかにかっこいいからドラマもぜひ見てほしい。

  • 小説中心。ちょっと読まない本ばかりだけど、村上春樹のオウム本は読みたい

  • 【本書をおすすめする方】
    ・人生を狂わせるくらいおもしろい本と出会いたい人
    ・「次に読む本」がなかなか見つからない人
    ・最近おもしろい本と出会ってないな〜と思う人
    ・この頃本を読んでない人 ・子どもに本を読んでほしい! と思う人 ・本好きの友達へのプレゼントを探している人
    ・入学・卒業祝いのプレゼントを探している人
    ・他の人がどんな本をどんなふうに読んでいるのか気になる人
    ・雑誌の「本特集」をいつも楽しみにしている人
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    全国の書店員が絶賛! 書評というより物語を読んでいるようだ。
    書評の概念が変わった一冊。 分かりやすい独自の言葉で書いてくれているのがいい。 とにかく文体が面白かった。みんなぜひ読んで! こんなに先が気になる「本の本」は初めて読みました。
    あらすじのチラ見せがうますぎです。 こんなに私小説みたいな書評は初めて。友達と本の話をした後みたいな読後感。
    知人を家に招くたび、本棚で岩波の白を目立たせる自分は死ねばいいと思いました。 本なんて無くっても死にはしないけど、この人はきっと死んじゃう。 「本を読む意義」なんてものがあるとしたら、きっとこの本みたいなことだと思う。
    世界が理系で回っていても、文系に生まれて良かった!
    なるほど、私が「好きなことを仕事にしてみても良いかな」と書店員になることを選んだのは、 本に人生を狂わされたからなのか…と思いました。 家に帰ったら今まで読んだ本を読み返して「人生を狂わすこの一言」を見つけてみたいです。
    本好きによる本好きのための本。 きっとこれを読んだら、また本が好きになる。
    「本を紹介する本」は個人的には、はずれのものが多いジャンルでしたが、 あの!! 天狼院の方が書かれたものなら絶対おもしろいだろう! と安心してページを開くことができました。
    三宅さんのテンポのよい語り口と、思いもよらない考察にノックアウトされました。 紹介している本は確かに粒揃いの名著。
    だけど選書の幅がとても広くて、本当に本がお好きで、本と本の間を旅しているのだろうな、と感じました。
    「読書とは戦い」という表現も、インパクトがあって秀逸な言葉だと思います。
    彼女は今、何を読んでいるんだろう⁇ と、三宅さんご本人にも興味が出てくる、読み応えのある書籍ですね。
    すごく良い本です。 京大生、天狼院、全ての名が霞んでいった。
    私は三宅香帆という名の未完の大作に人生を狂わされそうだ!!
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    【著者からのメッセージ】 読書ってあなたにとって何なの? そう聞かれると、わたしはこう答えます。 わたしにとって、読書は、戦いの場です。 今、ちょっと笑いましたか? いや、本当ですよ。わたしは大真面目に本気で言っているんですよ。
    わたしにとって、本を読むことは、自分の人生を賭けて戦うこと以外のなにものでもないです。 これから本をご紹介したいんですけど、 ええ、絶対読め、など口が裂けても言えません。
    というか言っておきますが、本を本気で好きになったら、まっとうで快適な人生を手放す可能性が、増えます。
    世界の読書推奨人たちはそのことをわかってんのか、とわたしはたまに苦笑します。 …とはいえ、だけど、でも、言わずにはいられないんです。 「この本、おもしろいよ~~~~! ! ! ! 」って。
    だって、どんなにまともさを手放しても、人生狂っちゃうくらいおもしろい本に出会えることは幸せなんだもの。 長い前置きになりました。 役に立つとか立たないとかよりも、もっともっと大きな、遠くを見させてくれる存在として、「本」に 触れていただけたなら。 これから生きてくけっこう大変な人生を、一緒に戦ってくれるような本を、見つけていただけたなら。 わたしとしては、これ以上幸せなことはありません。 一緒に、本を、物語を愛して生きていきましょうねっ。

  • エンタメ小説ばかり読んで来た身としては、こんな文学的な本、いつ、どのタイミングでお読みになったのかしら…と思うような本もあれば、あれ?私と同じじゃないの!と安心するようなライトな本もあったりで、親しみやすい内容だった。

  • 人から勧められた本で、面白いと思った経験が無いのですが、
    それでも、手早くいい本に出会いたくって本書を購入。
    人生を狂わすと豪語しているからには、それだけ期待していいんでしょうね?
    期待しちゃいますよ?(*´ω`*)
    書評家ではなくて、一人の女子大学院生が50冊の名著を勧めています。
    そのジャンルは様々で、中には漫画も3冊ほど含まれていました。
    漫画まで紹介されているとは思いませんでしたが、読んでいて何かしら気になる本が出てくるのではないでしょうか。
    詳しく紹介されている本は50冊ですが、
    その詳しく紹介されている本の最後に「この本を読んだ方におすすめする次の本」が3冊載っているページもあり、それを含めるとかなりの数になります。
    「わたしの好きな本たちが、いつかのあなたを助けてくれますように」
    著者の本好きと熱意が感じられます。
    熱意を持って、興奮しながら紹介しているのが伝わってきます。
    私もそんな風に本が好きになってみたいなあ。
    本書で「人生の笑い飛ばし方がわからなくなったあなたへ」と、紹介されていた『高慢と偏見』は読んでみたいです。
    他にも沢山読んでみたい本が出来ました。
    それと、プロの書評家が出しているこのような本も気になってきました。

  • 小説あり、評論あり、対談あり…ジャンル問わず、著者が出会って「人生が狂った」本を勧めている。
    肩肘張らない文体と、滲み出る本への愛情!「これを読んだ人におすすめ」の本が一冊につき三冊あって、名著50としながら200の読みたい本に出会える。自分が読んだ後にも感想を言い合う感じで再読したい。

  • どうやら私の人生はくるってるらしい。余りそうも思えない。これくらいじゃ狂わないんじゃないかなあ。私の好きな本ばかり。

  • いやぁ、楽しい。読みたい本わんさか(笑)京都の天狼院書店・店長さん厳選の50冊。〈次の本〉3冊も紹介されているので読みごたえあり♪

    =読みたい本=
    フラ二―とズーイ
    オリガ・モリゾウナの反語法
    スティル・ライフ
    ジョゼと虎と魚たち
    死の棘
    時間の比較社会学
    コミュニケーション不全症候群
    アウトサイダー
    ものぐさ精神分析
    氷点(→海市)

    死の棘からのナラタージュ…ってすごいと思う。

  • とても参考になった。
    読みたい本がまたまた増えた。

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プロフィール

三宅 香帆(みやけ かほ)
1994年、高知県生まれの研究者、文筆家。京都大学大学院人間環境学研究科博士課程に在籍中の大学院生で、萬葉集を研究している。
開店以来、書店業界にディープインパクトを与え続けている天狼院書店(京都天狼院)オープニングスタッフ、店長として勤務していた。
2016年、天狼院書店のウェブサイトに掲載した記事「京大院生の書店スタッフが「正直、これ読んだら人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト20を選んでみた。 ≪リーディング・ハイ≫」がハイパーバズを起こし、2016年の年間総合はてなブックマーク数ランキングで第2位、はてブ」歴代72位を記録(当時)。
ブックオフに開店と同時に入り浸って不審な目で見られる小学生だったが、今や深夜に本屋をうろついて不審がられる日々。ちなみに人の本棚フェチ。

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