毎日読みたい365日の広告コピー(ライツ社)

  • ライツ社
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本棚登録 : 1828
感想 : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909044099

作品紹介・あらすじ

広告コピーとは、ある商品や企業の魅力を伝えるために考えられたものです。
しかしその中には、ただ消費を促すための言葉ではなく、わたしたちの人生に気づきや希望を与えてくれる言葉がたくさんありました。

「名前は、親が子供に送る、はじめての手紙なのかもしれない。」(パイロット コーポレーション)
文具メーカーのコピーを読んで、「手で書くこと」の大切さを思い出したり。

「今日ドキドキしない人は、来月もドキドキしない人です。」(ロッテ )
2月、バレンタインの季節にドキリとする言葉を投げかけられたり。

「見事なサクラであればあるほど、長い冬の時間、耐えてきたことを思うのでした。」(東海旅客鉄道)
3月、咲きはじめた桜が去年とは違って見えるようになったり。

「死にたいと思えるうちは、まだ生きている。」(浄土宗 西林寺)
本当につらいとき、一筋の光となったり。
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ただ、素敵な言葉であるにもかかわらず、そのほとんどはある一定期間にしか掲載されません。しかも、見ることができるのは、広告が掲載された場所だけ。

そんな広告コピーの数々を一冊の本にして、いつでもどこでも、暮らしに身近な名言集として毎日読んでもらうことができたなら。忙しい日々の中に、大切なことを思い出せる時間がすこしでも増えるかもしれない。そんなことを思って、この本をつくらせていただきました。

今日の日付でも、誕生日でも、たまたま開いた日でも、お好きなページからお楽しみください。
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1年に始まりのカレンダー代わりに、あるいは、大切な人への誕生日プレゼントにぴったりの本です。
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・カバーには365日分の日付がすべて記載されています。プレゼントされる際は、帯を外し、相手の方の誕生日や、贈りたい言葉の日付に印をつけることで、「世界に1つのカバー」としてお贈りいただくことができます。

・本文用紙は1ヶ月ごとに色が変わる12色の色紙になっています。季節感ある読書体験をお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • 今月始めに、書店へ行った。
    すると話題の書籍に混ざり、この本が平積みされていた。
    なんと平積みである。

    …えっ、平積み?!
    そう、平積み、平積みなんですよ!!!?

    なぜこんなにもしつこく驚いたかというと、この本の初版が2017年だったから。
    出版されてから5年も経っているこの本が、新刊書に混ざって平積みされている…
    それだけこの本は、書店にとっても売りたい本であるし、手にとってほしいとおもわれている本なのだ。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    この本にはタイトル通り、「365日」分の広告コピーが収録されている。

    12か月ごとに色分けされたカラーページ。
    そして、ひとつの日付にひとつの広告コピー。
    どこから開いてもいいし、どこで閉じてもいい。
    いつ開いてもいいし、いつ閉じてもいい。
    そして「これはわたしのことだ…」とおもえる広告コピーに、必ずや出会える。

    それが「毎日読みたい365日の広告コピー」という本である。

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    先ほどわたしは1ページに1コピーと書いたが、実は1ページに1コピー以上のページがある。
    それはページ下のコメントに、シリーズ化されている他のコピーが紹介されていることがあるからだ。
    その小さな文字でそっと紹介されているコピーもまた、心に響くものが多い。
    「365日、365本の広告コピー」どころか「実は365本以上の広告コピー」に触れることができてしまう…
    なんとも贅沢、なんとも素敵ではないか。

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    すべての広告コピーに使われている言葉は、「わかる」言葉だ。
    日常のいたるところで聞いたり見たり読んだりする、ありふれた、「わかる」言葉たち。
    なのに、こんなにもハッとする。
    ハッと、させられている。

    自分にも書けそう…と錯覚してしまうけれど、でもやっぱり書けない。
    これこそがプロの技なのだと、しみじみおもう。

    また、どの広告コピーが響いたか、逆に響かなかったかで、いまの自分のこころがこの本に見透かされてしまっているような、そんな気持ちにもなる。
    響いたコピーにはきっと、いまの自分が大事にしたいものが詰まっているし、逆に響かなかったものには、自分がさよならしたい価値観が詰まっている。

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    「がんばっているときって、
    不摂生なとき。」(9/3ページ)

    がんばれって簡単に言ってしまうけれど、それって「極限まで自分に無理させて無茶させて成し遂げろよ!!」と言っているってことなんだ。
    そうおもうと「がんばれ」って、「頑張れ」って、気軽に言っていい言葉じゃなかったんだ…と気づく。

    「先生は『がんばろう』を
    言い換える名人であってほしい。」(10/5ページ)

    先生だけじゃなくオトナは全員が、「がんばろう」を言い換える名人でなきゃ、本当はいけないのだとおもう。

    「会社人間 なんて人間、
    いるわけが ないじゃないですか。」(5/1ページ)

    ずっとずっとがんばって、自分を超えてがんばりすぎて、それが当たり前になって、自分を無くしてしまう前に、自分をまず変える。
    変えなきゃあかんのや、とおもう。

  • エッセイじゃないけどこれ以上カテゴリ増やしたくないのでとりあえずエッセイに分類しました。増やすとすればなんていうカテゴリにすればいいんだろ?わからない。
    書店に並んでいるのを手に取ってペラペラっとめくっていたら、うっかりいくつかのフレーズで泣いてしまったのでそのまま購入~。
    読み終わったら父の日のプレゼントに使いまわそうかと思って(笑)。
    全頁カラー(虹色)で本の作りそのものが素敵。タイトル通り、いろいろな広告コピーを時節に合わせて365日分紹介。下の方に小さく、何の会社のどんな広告なのか(新聞・ポスターなど)解説もついている。コピーライターさんの名前や広告会社も書いてある(電通がやたら多い)。
    どんな広告がぐっとくるかは人それぞれだと思うけど、やっぱり親子関係を扱ったものや、就職や結婚などで人生の新たな一歩を踏み出そうとする若者に訴えかけるものが、私にもぐっとくる。2月15日の明治のチョコのキャッチコピー「人生が、ラブストーリーでありますように。」が、それだけではよくわからないんだけど、その下に小さく書いてあるストーリーを読んで、泣けた~。
    他にも1~数行で泣ける言葉がたくさん。くすっと笑える言葉も。

    しかし、やたらコピーライターの所属が電通が多くて、電通と言えば過労自殺された方がいる、というイメージが払拭しきれないため、この素晴らしいキャッチコピーを作るために、データ分析したりとか、ものすごい過酷な労働を強いられた人がいるのかな…と思うと何とも言えない気持ちになるのは私だけでしょうか?もちろん電通という会社さんの事業内容や、亡くなった方がどのような仕事を受け持たれていたのか詳しく調べたわけではなく、ニュースなどから抱いた私の印象だけなのですが。まつりさんのご冥福をお祈りいたします。

  • 好きだった昔のコピーもいくつかあって懐かしい気持ちになりました。

  • いろんな切り口があるのかと気付かされる。短い言葉の中にもきっといろんな意味が詰まったものがあり中には感動もある。

  • 「近道ばかりしていると顔に出る。」「地震は起きる。それは想定ではない前提だ。」「気になるはすぐに好きになる。」「服が自信をくれ、自信が福をくれる。」「歩きやすい靴がいい。人生はほとんどが遠回りだから。」「はみ出さないと生み出せない。」「主婦にも定年を下さい。」「結婚しなくても幸せになれる時代に私は貴方と結婚したい。」「逆風も逆から見れば順風。」・・・・・・・。目の覚めるような365の広告コピー。日々、心に刻んでいきたい。

  • 好きなものがいくつかあった。こういう本好きです。

  • 「小さなキズに気づいてくれた人は、あなたのことをきっと好きだ」

    何度でも読みたい本。一文を読んで「わかる!」となったり、グッときたり、ハッとさせられたり。そんな引き込まれる言葉を考えられる感性がとても素敵だ。

    広告コピーだけでなく、その下のコメントも魅力的だった。

  • 短いフレーズに伝えたいことが凝縮されていて、なるほどと思ったり、涙がでたり…
    好きなのは以下のコピー。他にもバレンタインや母の日のものは思わず涙が出た。

    ●やらない理由を探すのが上手くなると成長は止まる。
    ●文句も知性があれば,提案になる。
    ●外国を知らない日本人より、日本を知らない日本人の方がハズカシイ。
    ●子どもに伝わるのは、命令形ではなく肯定形です。
    ●こっそり見たいのに、見つからない。それが、値札。
    ●毎日「10分」早く帰る。1年で「5連休」分の家族の時間が生まれる。
    ●生まれて初めての経験を、生まれてくる赤ちゃんが、たくさんくれる。
    ●今年やり残したことは、たいてい、来年もやり残すから。

  • 短い言葉で、人の心を動かすことができる、これってすごいことだと思う。

    図書館で借りて読んだのでさらっと読んでしまったのがもったいなかったかな。
    定期的に言葉を眺めたくなる本でした。



    恋をしていない時だって、ドキドキはしていたいの。

    刺さりました。いつだって主人公な自分の人生にいつでも、なんにでもときめいてドキドキしていたい。

  • 毎日が特別な日になる、言葉のプレゼント的1冊。

    前を向けたり、ハッと気づきをくれる「広告コピー」
    こんな言葉を考えられる人はすごいな。

    こんな日めくりカレンダーがあってもいいのにな。

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