放課後ミステリクラブ 金魚の泳ぐプール事件 (1)

  • ライツ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909044457

作品紹介・あらすじ

本屋大賞ノミネート作家が書いた、9才から大人まで楽しめる本格ミステリ!  
あの知念 実希人が本気で書いたシリーズがついに創刊!
 
考えることの楽しさ、気持ちよさがわかる! 
「人生初の伏線回収」を子どもたちへ! 
 
「大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書きました」 by 知念 実希人  
 
依頼人は、先生。学校で起こるふしぎな事件。 
子どもたちが「人生で初めて読むミステリ」を目指しました。 
殺人事件はない。でもトリックは本格的。 
安心して読めて、しかも親子で楽しめる一冊になりました。 
漢字にはすべて、フリガナつきです。 
 
(あらすじ) 
夜の学校。プールに放たれた金魚。だれが、なんのために? 
4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す! 
「ぼくは読者に挑戦する」 
名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー?  
 
挿し絵には、キャラクターがとっても躍動的な「Gurin.」さん 
シリーズとして、2023年冬に第2巻、2024年春に第3巻を刊行予定。 
第2巻は「雪のミステリーサークル」です。お楽しみに!  
 

感想・レビュー・書評

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  • 本屋大賞候補になったので読みました。


    4年1組の生徒、柚木陸、神山美鈴、辻堂天馬の「ミステリトリオ」が活躍して学校で起きた事件の謎を辻堂天馬が解き明かします。

    「夜の学校、プールにはなたれた金魚、誰が、なんのために?」ーうらすじより

    読者への挑戦状もありましたが、私は全然遠くはなかったけれど真相までは辿り着けませんでした。
    挿絵のイラストもとてもみやすくて楽しいです。



    この本は実はもしかしたら一番下の姪が読むかもしれないと思い購入しました。
    今年中一なので、ちょっと幼い気もしますが、私だって面白かったのだから、既読でさえなければ十分面白いのではないかと思います。(姪は小4でハリーポッターシリーズをひと月ほどで全巻読破しています)

    最初のページに「ようこそ。ミステリ好きの人生へ」とあり、最後に天馬のミステリ小説紹介で、コナン・ドイル『バスカビル家の犬』、アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』『オリエント急行殺人事件』が紹介されています。私も小学生のときに読みました。もう一度読んでセットで送ってあげようかと思いました。



    関係ないけど、今日の夕方から、一番上の姪がなんと、4年半ぶりに遊びにきます!
    とても楽しみにしています。
    先日、看護師の国家試験を受けて見事合格しました!

    • まことさん
      bimakiさん♪

      御祝ありがとうございます!
      これからは、若い世代がきつくなってくる時代だとよくニュースなどで聞くので、手堅い仕事...
      bimakiさん♪

      御祝ありがとうございます!
      これからは、若い世代がきつくなってくる時代だとよくニュースなどで聞くので、手堅い仕事についてくれて、本当によかったと思います。

      この本は、子ども向けの学校内のミステリーですが、一応子ども向けなので。
      1,2時間もあればすらすらと読めてしまうので、お値段を考えると、大人向けの小説買ったほうがよかった!ということになるかもしれません。
      でも、さすが本屋大賞候補になるだけあって内容は◎でした。
      2024/03/11
    • かなさん
      まことさん、おはようございます。
      姪御さんの看護師国家試験合格、おめでとうございます!
      今まで本当に大変だったと思います…。
      お祝いい...
      まことさん、おはようございます。
      姪御さんの看護師国家試験合格、おめでとうございます!
      今まで本当に大変だったと思います…。
      お祝いいっぱいしてあげてくださいね。
      まことさんの姪御さんだもの、
      ステキな看護師さんになりますよ(*'▽')

      下の姪御さんとは、これからも本を読むことで
      会話が広がりますね♪
      2024/03/11
    • まことさん
      かなさん、こんにちは♪

      お祝いありがとうございます!
      姪には、「自分の夢が本当に叶う人は少ないんだよ。よく頑張ったね」と言ってあげました。...
      かなさん、こんにちは♪

      お祝いありがとうございます!
      姪には、「自分の夢が本当に叶う人は少ないんだよ。よく頑張ったね」と言ってあげました。
      でも、私の血はあまりひいていないと思います。私は何の夢もかなわなかったので。まあ、毎日そこそこ暮らしていますが。

      下の姪は、上の姪に聞いたら、ジュニア小説などを読んでいるみたいでした。
      今回、一緒に来たいと言っていたらしいのですが、まだ春休みにならないので、これなかったみたいです。
      また、仕事が休みの時に三人で来てねと言ってあります♪
      2024/03/11
  • 図書館でようやく順番がまわってきました♪
    多くの子どもたちが読んでるのかな?

    羨ましいなぁ…

    大好きな知念先生が子どもたちに向けて世に送り出した「放課後ミステリークラブ」。

    この本は、子どもたちが初めて読むミステリとして最適な一冊です。

    こんな素敵な作品を読める今の子どもたちが羨ましい。

    σ(・ω・`)世代だと王道ですが、ミステリーと言えばクリスティ、ホラーならS・キング…
    子供時代にはやはりハードルが高い。

    中学生位だったかなぁ…
    S・キングが流行って、頑張って読んだ。
    そう、頑張って…

    本書はまさに知念先生から子供たちへのプレゼント。
    きっと小学生から楽しめる作品ですよね☆

    なのに、しっかりミステリーなんです。

    本は人生を豊かにしてくれる。
    本書をきっかけに読書の楽しさを1人でも多くの子供たちが実感してくれるといいなぁ。


    物語は、夜の学校でプールに放たれた金魚という謎から始まります。
    4年1組の辻堂天馬、柚木陸、神山美鈴の3人、通称「ミステリトリオ」がこの謎を解明しようと奮闘します。
    彼らの友情や協力が描かれており、読者は自然と彼らに感情移入してしまいます。

    特に印象的だったのは、物語の進行とともに明らかになるトリックの巧妙さです。
    (しっかりミステリーなんです)
    殺人事件などの過激な要素はなく、子どもたちが安心して読める内容でありながら、本格的なミステリの醍醐味を味わうことができます。
    作者の工夫が随所に見られ、読者を飽きさせない展開が続きます。

    また、登場人物たちのキャラクターも魅力的です。
    天馬のリーダーシップ、陸の冷静な分析力、美鈴の直感力が見事に組み合わさり、彼らの成長や絆が物語を通じて深まっていく様子が描かれています。
    特に、彼らが困難に直面しながらも諦めずに謎を解こうとする姿勢には、読者も勇気づけられることでしょう。

    この本を通じて、ミステリの楽しさだけでなく、友情や協力の大切さも学ぶことができました。
    子どもたちが自分たちの力で問題を解決していく姿は、読者にとっても大きな励みとなるはずです。
    『放課後ミステリクラブ 1 金魚の泳ぐプール事件』は、ミステリ初心者から経験者まで幅広い読者に楽しんでもらえる一冊だと感じました。



    <あらすじ>
    夜の学校で、プールに放たれた金魚。誰が、何のために? 4年1組の辻堂天馬、柚木陸、神山美鈴の3人、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼でこの謎を解明しようと動き出します。

    この本は、子どもたちが「人生で初めて読むミステリ」を目指して書かれており、殺人事件はないものの、本格的なトリックが楽しめる内容となっています。


    本の概要
    謎1
    突然のプールの中止。4年1組、辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴。通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す!

    謎2
    同時に起こった「夜に泣くお地蔵さん」事件。「金魚の泳ぐプール事件」とのつながりは?

    謎3
    事件の解決のために3人が向かったのは、神社の「夏祭り」。そこで見つけたヒントとは?

    犯人はだれだ?
    名探偵・辻堂天馬の挑戦にキミは応えられるか?

    ★全国学校図書館協議会選定図書★
    ★読売KODOMO新聞「本屋さんイチオシの100冊」に選ばれました!

    文字の多い本はこれまでゾロリしか読まなかったうちの子が、『放課後ミステリクラブ』は貪るように読んで、1日もしないうちに読了。
    そして早速、「2巻は?はよ買ってきて」と催促してきた……次のシリーズにも期待!
    (Twitterより)

    児童書で史上初、本屋大賞ノミネート 親子で楽しめる本格ミステリ!  
    あの知念 実希人が本気で書いたシリーズがついに創刊!
     
    考えることの楽しさ、気持ちよさがわかる! 
    「人生初の伏線回収」を子どもたちへ! 
     
    「大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書きました」 by 知念 実希人  
     
    依頼人は、先生。学校で起こるふしぎな事件。 
    子どもたちが「人生で初めて読むミステリ」を目指しました。 
    殺人事件はない。でもトリックは本格的。 
    安心して読めて、しかも親子で楽しめる一冊になりました。 
    漢字にはすべて、フリガナつきです。 
     
    (あらすじ) 
    夜の学校。プールに放たれた金魚。だれが、なんのために? 
    4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す! 
    「ぼくは読者に挑戦する」 
    名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー? 
     
    (もくじ) 
    1 ミステリトリオ参上 
    2 ひみつきちの三人 
    3 お祭りの夜 
    4 夜のおじぞうさん 
    5 だれが金魚をはなしたか? 
    6 名探偵の名推理 
     
    挿し絵には、キャラクターがとっても躍動的な「Gurin.」さん 
    シリーズとして、2023年冬に第2巻、2024年春に第3巻を刊行予定。 
    第2巻は「雪のミステリーサークル」です。お楽しみに!  
     
     
    <読者からの感想も続々!> 
     
    本格ミステリ作家の書く児童向けミステリって一体どんなお話だろう…と、興味深く読ませていただきました。 
    小学生が主人公で、起こる謎も誰かを傷つけるようなものでなく平和な世界。 
    だけど、大人顔負けの鋭い推理力や、伏線回収もちゃんとあって、しっかりとしたミステリ小説。 
    最後までワクワク。とても面白かったです。 
    (図書館関係者) 
     
    「ようこそ。ミステリ好きの人生へ」という始まりの言葉にワクワクする。 
    殺人事件やお化けや超能力は出てこないけれど、しっかりと本格ミステリのお作法に則ってWho・Why・Howの謎解きの面白さを味わわせてくれる。 
    終盤「読者への挑戦」もあり、これをミステリの入門書にできる子どもたちが羨ましい。 
    ぜひとも小学校の教室や図書室に置いてほしい1冊。次巻も楽しみ! 
    (一般読者) 
     
    人が死なないやさしいミステリで、楽しみながら論理的思考を鍛えるのにとてもいい小説だと思います。 
    (図書館関係者) 
     
    思わずもう一度見直した。あの知念先生が児童書?と。 
    今回は名付けて『金魚の泳ぐプール事件』。物語に散りばめられていた要素だけを使い、キッチリと事件を解決する天馬。 
    さらにその「犯人」への対応は、優しく思いやりに満ちたものだった。 
    読み手である小学校中学年に対して様々な配慮をしながら、ここまで本格ミステリをやった児童書はなかった。 
    それも、読み手を引きつけるキャラクターや、学校生活での身近なことに関する事件と、魅力いっぱいにして。 
    だからこそ、二度読みをして欲しい。 
    ストーリーや挿絵に散りばめられたヒントを再確認するという、本格ミステリの醍醐味を、小学生にも味わってほしい。 
    そして、「本を読む楽しさ」を堪能してほしい。そう思った。 
    (教育関係者) 
     
    登場人物で好きになったのは辻堂君だろうか。 
    辻堂君の謎への欲求ぶりと活字中毒ぶりは同著者の天久鷹央を思い出す。 
    (一般読者) 
     
    スポーツ万能美鈴ちゃん。ミステリ好きの天馬君。実はボディガードもできる陸君。 
    彼らには学校の一室が「ミステリクラブ」の部室として与えられていて、そこは秘密基地のよう。 
    地図や図解付きで楽しさも倍増。 
    ミステリ作家が書く物語は、児童書とはいえ手加減なし!続編も楽しみです。 
    (図書館関係者) 
     
    少年探偵団。ミステリー好きなら、憧れたことが必ずあるだろう。 
    そして快適な秘密基地。 
    ささいなミステリーから、思わぬ人間関係が明かになり、いじめっこの優しさが見えてきたりと、意外性に心をほっこりさせた。 
    昨今、子どもに読ませてもいいかな、と思える本が少ないのではと思っていたやさき、この本ならばいいなあ!と安心できた。 
    大人の視点での、いいなあ!など、子どもには迷惑かも知れないけど、やはり良い本と出会ってほしいといつも願っている。 
    ミステリーの最初に、この本と出会えたら幸せだな。そう思える質のよい物語だった。 
    (一般読者) 
     
    面白くてどんどん一気に読んでしまいました。 
    子どもが一番長い時間を過ごす学校で「事件」が起きて、それを子どもが情報を集めて状況判断をして、筋道を立てて解決していく過程はワクワクさせられました。 
    普段は本ばかり読んでいる静かな子が事件で一転キビキビと動くさまに引き込まれました。 
    性格も好みも全然違う仲良し3人組というのもいいですね。 
    シリーズになって物語が増えたら、学校にこんな「ミステリクラブ」が本当に増えていくかもしれないな、と感じました。 
    (教育関係者) 
     
    子どもの頃にもっとこんな作品に出会いたかった! 
    (一般読者) 
     
    全てのヒントが出揃った時点で「読者への挑戦状」が差し込まれたり、カラーページが効果的に入っていたりなど本のつくりが非常に凝っており、視覚的にも楽しませてくれる。 
    物語自体は子どもが安心して読める日常の謎系ミステリ。 
    本の中で古今東西のミステリ小説が紹介されている点でも、子どもたちに良質なミステリブックガイドとしておすすめできる。 
    (図書館関係者) 
     
    思えば、私が初めて手に取った小説はミステリであり、初めて最後まで読み果たした小説もミステリでした。 
    図らずも私が作中の彼らと同じ小学生四年生の頃です。 
    もし当時、私が本作と出逢っていたら、間違いなくミステリ小説の興趣に惹かれていたことでしょう。 
    まず、登場キャラ(主にミステリトリオ)の立ち居振る舞いが明るく卑屈でないからこそ、ミステリという作風の持つ不安気な空気を打ち払っていました。 
    夜の校舎の調査も、ちょっとした冒険心を味わせてくれます。 
    私的に読んでいて良いなと思ったのは、トリオの彼らにはそれぞれに与えられた役割があって、解決へ至るまでの道筋には「友達の尊さ」や「他人とは違う自らの強みがある素晴らしさ」が表れており、 
    真相解明に際しては、「大人になっても決して忘れてはならない大切な要素」が詰まっていたことです。 
    そうして解決に至った後の天馬君の言動は、名探偵ならではの魅力に富んでいて、いやはやこれは彼に憧れる少年少女が増えるのではないかと思いました。 
    本作が「児童書ミステリ」と銘打ちし、読者層である小学生が事件と推理の楽しさを味わうのに相応しい一冊であることは間違いありませんが、「親子と読んでも楽しめる」理由にも納得です。 
    なにせ扱われるロジックと伏線の妙が、決して児童向けとしてのみ迎合されたものではなかったからです。 
    因みに大人の私は完全に負けました。 
    これはつまり、子どもが一人で謎に挑めば「名探偵の気分をすこぶる感じる」ことができ、親子で挑めば「必然的にコミュニケーションが生まれる」ことにもなるわけです。 
    今すぐ本作を片手に過去へ戻りたくなりました。 
    (一般読者)

    著者について
    作 知念実希人(ちねんみきと)
    1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi』 『硝子の塔の殺人』が、‘18、‘19、‘20、‘22年の本屋大賞にノミネートされる。著作多数。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家。

    絵 Gurin.(ぐりん)
    1996年生まれ、神奈川県在住のイラストレーター。2020年よりフリーランスとして活動中。キャラクターデザインやグッズイラスト、MVのイラストなどの制作。ポップなイラストを描くのが得意。

    • きたごやたろうさん
      はい。
      でもちゃんと一般版も出してくれるので、知念さんファンはやめられません!
      はい。
      でもちゃんと一般版も出してくれるので、知念さんファンはやめられません!
      2024/12/14
    • ヒボさん
      知念先生の作品、好きなのに積読がまだまだ大量に^^;
      まぁ、大量にある積読の一部と言った方が正しいのですが…
      図書館に通う楽しみを覚えてから...
      知念先生の作品、好きなのに積読がまだまだ大量に^^;
      まぁ、大量にある積読の一部と言った方が正しいのですが…
      図書館に通う楽しみを覚えてからはさらに「消費<購入」って感じで狭い部屋がどんどん本で埋められています(笑)
      2024/12/14
    • きたごやたろうさん
      私も同じくです。
      つい先日本の整理のために購入したカラーボックスが、パンパンに…。
      カラーボックスの上にも、積み上げているしまつ苦笑。
      私も同じくです。
      つい先日本の整理のために購入したカラーボックスが、パンパンに…。
      カラーボックスの上にも、積み上げているしまつ苦笑。
      2024/12/14
  • 2024年本屋大賞ノミネート作品
    初の児童書からのノミネートとのことで、ジャンルの裾野が広がっていくことは素晴らしいですね!
    さて、本書についてですが、構成、伏線の張り方など大変分かりやすく理解しやすかったです。
    読み終えた本は学級文庫に寄付しようかと思います。

  • 2月1日に本屋大賞2024ノミネート作が発表されていました…ちょっと乗り遅れました。
    しかもノミネートされた作品2作しか読んでないし、すこし焦ってます。

    さて、この作品は児童書初の本屋大賞ノミネート作品だそうです。なるほど。
    知念実紀希人さんの作品を読むのは久しぶりだ。
    こんな形での再会になるとは思いもよらなかったですが。

    スタンダードな入門編推理小説。
    読書好きのお父さんお母さんがが小学生のお子さんと一緒に読んで、推理しあったりすると、とても幸せな気分になるのでしょうか。

    珍しく犯人当てることができました笑

    ♫夏祭り/JITTERIN'JINN(1990)

  • 本屋大賞ノミネート作品という事で♪

    児童書で初ノミネートだそうです!
    表紙の絵も可愛いけど、内容もなんだか微笑ましい♡
    子供達が結成した探偵クラブが、日常の謎を解く、というストーリー。
    児童書なのでとても読みやすい。
    とは言え、内容はしっかりミステリー!
    大人が読んでもゆるっと微笑ましく楽しめた。
    きっと子供達なら、とてもワクワク楽しめるんだと思う。
    子供のミステリー入門にぴったりかも!

  • 本屋大賞候補にノミネートされたこともあって本作を拝読いたしました。著者初めての児童書というジャンルでありながらも、名作ミステリーへの愛やミステリーの構造は、いかにも知念さんらしい作品であるなと思いました。

    本作のストーリーとしては小学生が学校の怪奇事件を解決するというシンプルなもの。本作では登場プールに金魚がたくさんいた謎にミステリ倶楽部が挑むといった内容。

    大人になったからか、派手なミステリー展開を期待してしまう自分がいましたが、子どものときに本作を読むとまた違った感想になるのかなと。読者への挑戦もあって、親子で話し合いながら楽しく読めるだろうなっていう想像はできました。

    シリーズ化されるとのことで、次巻以降はそれぞれのキャラがよりフィーチャーされるようになって、面白さが深まるのかなと思いました。

    それにしても児童書から本屋大賞候補にノミネートされるのは凄いですね…

  • せっかく本屋大賞ノミネート全10作品の内8作品も読んでるんだから残り2作品もこの際読んじゃえばいいんじゃね?のコーナー!!

    長いわ!コーナー名が長いわ!

    『放課後ミステリクラブ』ですよ

    もうただただ知念実希人さんの引き出しが凄い!っていう

    ちゃんと児童文学!
    ちゃんと子どもたちが本好きに、しかもミステリ好きになってくれる入口になってくれそう

    大人が読んで面白いって本ではないと思うけど、良かった!すごく良かった!

    • 1Q84O1さん
      あっ…
      ひま師匠は読まなさそうですねw
      あっ…
      ひま師匠は読まなさそうですねw
      2024/03/08
    • bmakiさん
      私もひま師匠の最後の一冊は、装丁を見て自分は読まないだろうなぁ。。。この本が本屋大賞とっちゃったらどーしよーってちょっと不安になっちゃいまし...
      私もひま師匠の最後の一冊は、装丁を見て自分は読まないだろうなぁ。。。この本が本屋大賞とっちゃったらどーしよーってちょっと不安になっちゃいました( ̄▽ ̄)
      2024/03/09
    • ひまわりめろんさん
      いや、ここまで来たら読むっちゅーねん!どんなアマノジャッキー思われてんねん!
      いや、ここまで来たら読むっちゅーねん!どんなアマノジャッキー思われてんねん!
      2024/03/09
  • プールに金魚が放たれている事件、お地蔵さんから聞こえる鳴き声などいろんな事件が実は1つの真実につながる謎解きがイラストもありわかりやすく子供向けとは思えない作りになっていました。おもしろかった

  • ミステリー書評
    読書レベル 超初級
    ボリューム 159頁
    ストーリー ★★★★
    読みやすさ ★★★★★★!
    トリック  ★★★
    伏線・展開 ★★★★
    難易度   ★★★
    読後の余韻 ★★★
    2024本屋大賞ノミネート作

    一言感想:ミステリ入門本を探している方にオススメの作品です!

    児童書であり本格ミステリ本で読者への挑戦状まで付いている、なかなか渋くていい味出していますね〜。気楽に楽しめるミステリも私は好きです(笑。

    しかも、バラバラなピースが最後にちゃんと1つに集約するこの展開はさすがです!子供にもぜひ読ませたいっと感じました。

  • サクサク読み終えるミステリー!
    挿絵も文章も人物も簡潔に描かれて、児童が読む本と考えればとても面白いミステリーだった。
    児童書なんて読むのは遠い昔で、こんな機会がなければ手にしていない作品。
    推理を投げかけてくれる場面は引き込まれるね。
    自分に子どもがいたら一緒になって推理してたろうな。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

知念実希人の作品

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