放課後ミステリクラブ 3 動くカメの銅像事件

著者 :
  • ライツ社
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本棚登録 : 463
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909044495

作品紹介・あらすじ

ある春の日、校庭のすみにあるカメの銅像が動いていた!カメの銅像にいったい何があったのか。そして、それはだれがなぜ起こしたのか。ぜひ読者のみんなにも解き明かしてほしい。キミたちのよき推理をいのる。

感想・レビュー・書評

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  • Audibleにて。
    児童書、ミステリー小説。
    シリーズ本、第3巻。

    ある春の日、学校の校庭の隅にあるカメの銅像が動き出した。
    カメの銅像に一体何が起きたのか…
    4年1組の「ミステリートリオ」のメンバーがこの謎を解くために立ち上がる。

    この本は、子どもたちに勉強の大切さや考える楽しさを教えてくれるだけでなく、睡眠の大事さもテーマにしていた。

    特にあとがきでは、著者が睡眠の効用について詳しく説明していて、子どもたちや大人たちにとって、考えるきっかけになると思う。

    今回は、りく(主人公)のクラスメイトである、たいちという男の子が登場。
    彼は力が強く、大きな体を持つ男の子。

    このたいちくんの行動は、子どもたちに優しさや友情の大切さを教えてくれる素敵な要素だと思った。

    また、物の考え方を柔軟にすることや、弱い者を優しく守る心が描かれ、これは日常生活でもすぐに実践できることだと感じた。

    この本は、ミステリーを通じて学びや思考の楽しさを提供し、子どもたちが自分で考えたりする力を養うことができる素晴らしい作品ですね。

    天満くんの
    名探偵の見せ場が毎度もどかしくて、ミステリーの醍醐味を味わえ楽しいですよ!

  • 亀の銅像が動いた?なぜ?どうして?今回の謎は更に難しかった

  • 今回のお話は既刊に比べると、“犯人”の“犯行”理由も結果も人を困らせるものではなく、あったかかった。
    既刊で登場したキャラもしっかり登場し、関係性も説明されている。
    既刊のミステリのネタバレもないので、この巻から読んでも大丈夫でした。

    今回は理科の授業がメインだったけど、あとがきを見ると「眠り」のたいせつさについても説いていた模様…
    眠りは本当に大事です…
    わたしは以前、家庭の事情もあり、日勤と深夜勤だけ2〜3年していたところ体調崩した(他にも要因はいくつかありつつも)ので、そこは力説しておきます!

    次回作は2024年夏発売予定だそう…
    刊行ペースはやっ!

  • 3.4年から。校庭の茂みに潜むカメの銅像が生きている⁉︎おなじみミステリクラブの3人が挑む、動く銅像の謎にせまる。
    3年生の学習、昆虫の変態にかかっているところが嬉しい一冊。知っていることから親しみを持ち、先へと読み進めたくなる。

  • 児童書ということですが、大人も楽しめる内容になっています。事件編と解決編が分かれているので、自分で考えて推理することの楽しさを感じることができる本。
    物事を考えるには、いろいろな知識が必要なんだと改めて思いました。あとがきを読むのもいつも楽しみにしています。

  • 今回は運動場の片隅にあるカメの銅像が毎日少しずつ動く謎を解くお話。謎は、大人には、さほど難しくなかったですが、小学校中学年が読めるような内容、挿絵、字の配置、文字数、総ルビです。
    アゲハや日本のチョウ、生態について、もっと変態的に詳しく語ってくれても面白かったかも。

  • シリーズ3作目。今回のも面白かったです。
    児童向けですが、大人でも楽しめます。
    ミステリトリオそれぞれ個性があって良いですね!

  • 雪のミステリーサークル事件と動くカメの銅像事件をまとめて読了。

    うん、どっちも可愛かった。謎な事件は起きるけど、人は死なないし、平和に解決してくれるところに安心して読める。運動神経万能な女の子とか、合気道で実は強い男の子とか、もう夢しか詰まってないよね。憧れたなぁ昔…という気持ちになる。あと前に出てきたキャラクターがまた出てきたりして、メインだけじゃない人たちも世界観を形作ってくれてる印象。

  • 子どもが私よりも先に読みました。

    さて、私は、トリックは分かりましたが、犯人は、はずしました。

    子どもの興味や意欲をそそるように書かれているのが、凄いです。
    学習的な知識も無理なく盛り込まれてます。

    余談ですが、私の子どもは、このシリーズを読んで私に合気道の技を試してきます(笑)

  • 本屋大賞にノミネートされた、知念実希人の子ども向けミステリ。子ども向けとはいえ、ジジイ(ジージ)の私も一気に読める面白さでした。早く孫に届けてあげたい。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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