放課後ミステリクラブ4 (密室のウサギ小屋事件)

  • ライツ社 (2024年6月21日発売)
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感想 : 37
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  • 本 ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909044525

作品紹介・あらすじ

児童書初・本屋大賞ノミネートシリーズ新作。
4作目はミステリの王道、密室事件!

ある夏の夕方。学校のウサギ小屋からウサギが消えた。
だれが、なぜ、どのようにして、密室であるウサギ小屋からウサギを連れ出したのか。
ぜひ読者のみんなにも解き明かしてほしい。キミたちのよき推理をいのる。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第4巻。

    科学クラブ部員の島谷瑠香が、ウサギ当番の飼育係のためにお世話をしていたある夕方、突然ウサギが消えていた。
    密室の状態なのにどういうこと?
    真理子先生と一緒に島谷がお世話をしたあと、鍵はかけて出たはずなのに…
    真理子先生は、「ミステリトリオ」の3人に謎を解いてもらうことに。
    前回からの6年の松本和也の工作紛失も関わっていて、なにより島谷が科学クラブだということもヒントに。
    天馬くんも苦戦したものの見事に解明。
    美鈴のこんなときにさらりと運動能力発揮するの⁇と思える箇所もあり、さらには陸の合気道を活かして相撲で和也に勝つってところも面白い。
    今回は、生きもののお世話をすることの大切さや命の重要性も教えてくれる。

    おまけ。
    ①天満のミステリ小説用語のあれこれ
    ②美鈴ちゃんの書き方
    ③天馬のミステリ小説紹介ー名探偵ポアロ ポアロのクリスマス(アガサ・クリスティー著) 三つの棺(ジョン・ディクスン・カー著) 黄色い部屋の秘密(ガストン・ルルー著)

  • ウサギの消失トリックが手品の空中浮遊のトリックとは思いつかなかったが小学生の理科の知識だけでわかるようにしているのがすごい。動機も心あったまり良かった

    • きたごやたろうさん
      私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
      「きたごやたろう」と申します。
      よろしくお願いします。
      私は知念実希人さんの大ファンです!
      で...
      私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
      「きたごやたろう」と申します。
      よろしくお願いします。
      私は知念実希人さんの大ファンです!
      でも、この児童書シリーズだけ読んでないんです。
      それを反省して今図書館に予約入れてます笑。
      2024/11/19
  • 図書館に本を返しに行ったのに、またつい借りてしまった。
    困ってます‥‥すぐ読めるので、このシリーズある限り‥‥行くのかな‥‥
    孫の小学校の時はウサギ小屋がありました‥‥いつなくなったんだろう…

  • Audibleにて。

  • 楽しかった一冊。

    ずっと気になりつつ状態だったこのシリーズ。

    ある日、学校の飼育小屋から消えてしまったうさぎ。
    しかも小屋は完全密室状態というあらすじに釣られたけれど、初めましての放課後ミステリクラブのメンバーによる華麗なる推理は楽しかった。

    手がかりから挑戦状の提示まで、噂通り本格度が高い。

    推理もうさぎの行方も興味津々ハラハラしながら一気読み。

    何よりなんとなくそうであったら良いなという部分を描いてくれたのがうれしい。

    あとがきの知念さんの動物への眼差しも好感度大。

    小学校の教室にあったらいいな、そう思えるのも好き。

  •  学校ものは、いつも用務員さんが不意に現れるので怪しく思えてしまう……。
     密室がテーマ。私は特にそれが好物ということはないけれど、本作のトリックは無理くり感も低めでよろし。

  • 今回はハウダニットを当てることが出来た。謎解きの天馬くんがかっこいい(^^)

  • 初めてミステリー小説を読んで、
    誰がやったんだろうだからこうなったんだなどのドキドキ感が味わえる本だと思いました。

  • シリーズ4作目。
    刊行スピードが早すぎる〜!

    このシリーズは、小学校高学年の娘も読んでいるので、読み終えてのバトンタッチ。
    トリックも犯人も分からなかったけど、おもしろかったとのこと。

    既刊に登場している6年生の和也との前半エピソード、なんでこんな話が入っているのだろう??とおもっていたら、真相をみてそういうことだったのか〜となった。
    ミステリ本なので、感想が難しい(苦笑)

    5巻は2024年冬発売予定とのことなので、遅くとも12月までには出るようだ。

  • 今回は学校の飼育小屋に一ぴきだけ残ったウサギが消えるお話。なかなかのトリックに、最後まで謎解きできませんでした。ヒントはあちこちにあったけどね。コナン系でした!
    屋根のトリックを考えて調べるところなんか、大昔読んだトリック集みたいなの思い出したな。密室の食べ物たくさんあるなかで餓死した男。あれは、何の本だったんたろう…。
    私はこれまでで一番謎解き楽しかったです。現実起こったらこんなにやんわりと解決しないよな…。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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