ジュリアンはマーメイド

  • サウザンブックス社
4.04
  • (9)
  • (9)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 150
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909125194

作品紹介・あらすじ

表情豊かな美しい絵で描かれた
人魚になりたかったぼく、ジュリアンの物語

おばあちゃんと行ったプールの帰り道、ジュリアン少年は地下鉄に乗っていました。人魚が大好きなジュリアンは、おしゃれな人魚の格好をしている女性3人に見とれて、おばあちゃんに打ちあけます。「ぼく、人魚なんだ」。たちまちジュリアンは想像の世界へ入りこみ、人魚になりました!
おばあちゃんに声をかけられ想像の世界からもどったものの、ジュリアンは家に帰るなり身近な物をつかって人魚に変身して満足します。けれど、おばあちゃんには不評のようで、ジュリアンはがっかり。「ぼく、人魚の格好をしちゃいけないのかな……?」
ところが、人魚の姿のまま外へ出ようとおばあちゃんに誘われ、おっかなびっくり出かけてみると、さきほど見かけた人魚姿のお姉さんたちをはじめ、海の生き物に扮した色鮮やかな人たちのパレードが!そこでジュリアンは……。

ボローニャ・ラガッツィ賞(伊)、ストーン・ウォール賞大賞(米)受賞作品。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 〈えほん〉「ジュリアンはマーメイド」作・ジェシカ・ラブ 訳・横山和江 | 東京すくすく | 子育て世代がつながる ― 東京新聞
    https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/33433/

    Shop - Jessica Love
    https://jesslove.format.com/

    THOUSANDS OF BOOKS
    http://thousandsofbooks.jp/project/julian/

    【書籍】ジュリアンはマーメイド | サウザンブックス
    https://shop.thousandsofbooks.jp/items/28584246

  • おばあちゃんとプールに出かけたジュリアンは帰りにマーメイドの格好をしたお姉さんたちを見かけます
    マーメイド!
    おばあちゃんがシャワーを浴びている間に、お家の中のもので工夫してマーメイドに変身。
    戻ってきたおばあちゃんは?

    〇お姉さんたちが楽しそうでステキなマーメイドだったから憧れるのわかるなあ
    ジェンダーとかが前に出てくるのではなく、ステキなものはステキやん?みたいなのがいい
    〇おばあちゃんのプレゼント!と、パレード
    しあわせな気持ちになる

  • おばあちゃんと出かけたジュリアンは、電車でマーメイドの衣装を着たお姉さん達に出会う。
    マーメイドが大好きなジュリアンは思いつく。
    「あのね、おばあちゃん。ぼくもマーメイドなんだ」

    どこが舞台なんだろう。無漂白の地に描かれる柔らかで表情豊かな人物たち。
    泳ぎ、歩き、カーテンを閃かせるジュリアンに、それを淡々と見守るおばあちゃん。
    性別とか人種とか関係ないよ、マーメイドも魚も入り乱れて騒ごう!
    色使いも人物も衣装もオシャレな絵本。
    表紙裏と裏表紙裏のおばあちゃんたちが愛らしい。素敵すぎる!

  • ジュリアンは、おばあちゃんとプールに行った帰りに、マーメイドの格好をした3人組の女性に出会います。素敵な3人に魅了されるジュリアン。
    「ぼくもマーメイドなんだ」
    ジュリアンはおばあちゃんがシャワーを浴びている間に、服を脱ぎ、葉っぱや花を頭につけて、お化粧をし、カーテンをドレスにまといます。
    そこへシャワーから出たおばあちゃんが現れて・・・?

    ジュリアンが参加したのは仮装パーティー?パレード?もしかしたら、LGBTのパレード?
    絵が素晴らしく美しく、ジュリアンの気持ちがどれだけマーメイドに向っているかが分かります。頭の中でマーメイドになったジュリアンが、海の生き物たちと泳ぐシーンなどはとても幻想的。
    最後のパレードがいったいどういうものなのかが気になります。
    マーメイドになりたいジュリアンを決して否定しないおばあちゃんも素敵。

  • 躍動感があり、美しい絵でした。

  • ジュリアンという名前の男の子がおばあちゃんと電車に乗っていると、マーメイドの格好をしたお姉さんたちが乗り込んできた。マーメイドが大好きなジュリアンは、家に帰ると自分もマーメイドに変身!

  • 心に素直に、きれいなものをきれいだなあと思うジュリアン。
    そんなジュリアンをそのまま受け止めるおばあちゃん。
    言葉ではなく行動で示してくれるおばあちゃんがそばにいてくれて、ジュリアンは幸せだなと。

    LGBTQについて、息子とあれこれ話し合った後、この絵本を紹介した。
    息子はこういう絵本があることに驚いていたよう。
    その後お父さんが2人いる(お母さん2人)家庭が描かれた絵本があることも知り、日本にもこのような家庭があるのかなって話にもなった。

    息子にとっては、多様な生き方が認められること、それがこんなにも人を幸せにするという姿を、絵本という形で初めて知った一冊になった。

    絵、色彩、数少ない言葉…とても印象に残る美しい絵本。

  • これはジュリアンという男の子が、プールからの帰りにマーメイドの格好をした人たちと会い、カッコいいと思い、おばあちゃんに、僕もマーメイドなんだ、という話です。
    ばあちゃんはそのときはそうかい、といっただけでしたが、そのあとジュリアンにネックレスを渡し、マーメイドの格好をしたジュリアンを連れてパレードに行くのです。
    という話を読んで、これはLGBTQの話だということがすぐわかる人は日本では少ないかもしれません。
    この本を出版したサウザンブックスのプライド叢書は、LGBTQのための本を出しているところなのだそうで(本に、そう書いてある)それに気がつけばなるほど、だと思いますが……。

    でもこれくらいさり気ないほうがいいかもね。
    絵は素晴らしく上手く、小学校に入れてほしい一冊です。

    2021/09/01  更新

  • 人魚がみんな女というのはおかしいね。おジャ魔女みたいに木から生まれるならともかく。

    • you9999さん
      名前があるかどうかじゃなくて例えば人魚で画像検索すると女性ばっかヒットするということを言っています。
      名前があるかどうかじゃなくて例えば人魚で画像検索すると女性ばっかヒットするということを言っています。
      2021/11/08
    • にゃにゃんがさん
      そうでしたか。失礼しました。マーメイドパレードで検索すると多様な人魚の姿が見られますが、きっとそういう話でもないのでしょうね。
      そうでしたか。失礼しました。マーメイドパレードで検索すると多様な人魚の姿が見られますが、きっとそういう話でもないのでしょうね。
      2021/11/08
    • you9999さん
      検索してみました。コニーアイランドやっているのですね。もともとはカソリック系のマルディ・グラが起源のようですが、宗教的な祭が女性が胸を露出す...
      検索してみました。コニーアイランドやっているのですね。もともとはカソリック系のマルディ・グラが起源のようですが、宗教的な祭が女性が胸を露出する祭になったり、人魚のパレードになったりしていくのは面白いですね。いずれにしろ多様な表現の手段があることは良いことだと思います。ありがとうございました。
      2021/11/08
全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

芸術家の両親のもと、南カリフォルニアで育つ。小さいころから絵を描いたり物語を作るのが好きだった。カリフォルニア大学サンタクルーズ校で版画制作とイラストレーションを学んだのち、演劇を学ぶためジュリアード・スクール(日本ではジュリアード音楽院として知られている)へ進んだ。ニューヨークの舞台に13年立つなかで絵本制作をはじめた。絵本作りは、芝居を演出し、すべての役をひとりで演じるように感じたという。ニューヨーク、ブルックリン在住。

「2020年 『ジュリアンはマーメイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

横山和江の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
クリス ホートン
ショーン・タン
マージェリィ・W...
パット ハッチン...
レミー チャーリ...
町田 尚子
ヨシタケシンスケ
ヨシタケ シンス...
モーリス・センダ...
ドン・フリーマン
スーザン・ヴァー...
シャルロット・デ...
トミー=アンゲラ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×