My Little New York Times

制作 : 伊藤総研 
  • NUMABOOKS
3.50
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本棚登録 : 115
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909242044

作品紹介・あらすじ

NY在住20年のライター・佐久間裕美子が2017年7月5日から365日書き続けた日記を編集し、まとめた一冊。ドナルド・トランプの大統領就任をきっかけに激動するアメリカ、日本、世の中の流れへの思いと、その日常を描く。
出版社「NUMABOOKS」内に新しく立ち上がるレーベル「伊藤総研+NUMABOOKS」の記念すべき第1冊目の本でもある。

「壊れゆくアメリカに生きることの痛みと希望を、佐久間裕美子の声を通して知ることができるのは幸運なことだ。その痛みや希望は、ぼくらのものでもあるとその声は語り続ける。」
若林恵(編集者)

感想・レビュー・書評

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  • ライターの佐久間裕美子さんの日記の書籍化。ニューヨークに20年間住んでいられるということで、アメリカと日本の両方の視点から描写される日々の気づきには、共感もあるし学びも多かった。
    読んでいると知りたいことが多すぎて、記載されたQRコードに度々アクセスしてしまったり、言葉の意味を調べたり…としていたのでかなり時間を取られてしまったが、本当に読んでよかったしネット上にある佐久間氏のブログは読み続けようと思えた!

    私は、政治の腐敗や世の中の不条理・差別についての憤りを日本の体制に関して感じることが特に最近は多かったけど、これは世界全体の問題で日本だけでなくアメリカでもあることなんだと知った。
    ただ、それに対してきちんと「問題意識」を抱いている国民の少なさや多様性への認識の遅れが日本が顕著なのは決定的だなとも思った。

    日記の中で最も共感したのは、建設的な怒りの難しさ・好意的なセクシズムへの問題についてであり、日々私も感じていたことだったので佐久間氏と共に考えている気分になれた。
    他にも、ドイツに対する好意的な視点も共感できた。最近、SDGsの取り組みにおいても賞賛を得ているドイツ…。
    私は、東西分断の過去が人々に当事者意識をもたらせているのかなーとも思ったが、佐久間氏の意見も面白く、勉強してみたいし行ってみたいと思った。

    また、エンパシーの重要性やジャッジメントの不要さは学ぶところが多かった。
    人をジャッジせず、エンパシーを感じてこれから生活していきたいと思った。

  • 肉を食べないという選択。
    ちょくちょく出てくるカタカナが、日記感を強調していてそれが良いわ。

  • アメリカという国はよくも悪くも魅力的だ。新しい動き、すでに存在していたけれど無知であった事柄に無関心をきめる罪は重い。ジャッジすることを避け、エンパシーを進めていこう。

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著者プロフィール

文筆家。1973年生まれ。慶應義塾大学卒業、イェール大学大学院修士課程修了。1996年に渡米し、1998年よりニューヨーク在住。出版社、通信社などでの勤務を経て2003年に独立。カルチャー、ファッションから政治、社会問題まで幅広いジャンルで、インタビュー記事、ルポ、紀行文などを執筆する。著書に『真面目にマリファナの話をしよう』(文藝春秋)、『My Little New York Times』(NUMABOOKS)、『ピンヒールははかない』(幻冬舎)、『ヒップな生活革命』(朝日出版社)、翻訳書に『テロリストの息子』(朝日出版社)。ポッドキャスト「こんにちは未来」(若林恵と。黒鳥社より3冊書籍化)、「もしもし世界」(eriと)の配信や『Sakumag Zine』(これまでに3冊)の発行、ニュースレター「Sakumag」の発信といった活動も続けている。

「2020年 『Weの市民革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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