まんがで簡単にわかる! 薬に殺される日本人~医者が警告する効果のウソと薬害の真実

  • ユサブル
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909249319

作品紹介・あらすじ

世界に誇る健康保険制度を持つ日本。反面、世界一寝たきりの老人が多く、先進国で唯一がん死亡者が増え続けている国でもある。
一体それはなぜなのか?
数十年前にはそれほど見られなかった花粉症を始めとしたアレルギー症状が増え、発達障害を始めとした、子どもの病気も増えている。
その理由は、日本がまさに世界一の薬消費大国だからだ。健康な人間が健康診断に行き、世界的には誤った検査基準により病人にされる。必要ない薬を素直に飲む日本人。高血圧を押さえる降圧剤やコレステロールを押さえる脂質異常症治療薬には、突然死の副作用や認知症の副作用があることがわかっている。
本書を読めばわかるが、インフルエンザワクチンには効果がないというエビデンスがあるにもかかわらず、毎年推奨されているという現実。代表的なインフルエンザワクチン・タミフルの副作用が問題になったことを覚えている人も多いはずだ。
賛否両論あるワクチンだが、日本における最大の問題は外国で報道された副作用に関する情報がまったく国民に知らされないことである。かたよった情報にしか触れないため、「ワクチンは安全だ」「ワクチンのメリットはリスクを上回るので必要だ」という考え方になってしまうのもしかたがない。
本書は、そのような薬のリスクや効果についてのエビデンスを、世界の報道やエビデンスに基づいて紹介している。また、サプリメントについても、合成の仕方によっては薬と同じ作用をすることを明らかにして、食べ物で摂ると全く問題がないのに、サプリとして摂ると副作用どころかがん死亡率が上がってしまうという海外の研究も紹介している。日本の大手メディアの報道が偏っているのは世界の常識である。
本書は、薬についての日本ではほとんど報じられない事実を紹介することにより、日本人一人ひとりが正しい判断を下す手助けとなる1冊だ。

感想・レビュー・書評

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  • 薬やワクチンの危険性を漫画と文章で、分かりやすく説明している。

    ワクチンを打った人がウイルスを逆に撒き散らかしていることや睡眠薬の常用の危険性、身体が出来上がっていない子供のうちに打つワクチンの恐ろしさを知らなかったので勉強になった。

    緊急時には、薬を必要とする場面もあるが、
    つまるところ、薬、ワクチン、サプリメントも全て、不安産業に繋がることを実感した。

  • 必要な薬と不必要な薬について漫画+文章で解説された内海聡さん&くらもとえいるさんによるおなじみのシリーズもの。生活習慣病の薬、ワクチン、睡眠薬、サプリメント(これは薬ではないが・・・)まで薬に関する裏側が描かれる。薬は本当に緊急時は必要なものだが、「具合が悪くなったら→薬」を繰り返すと体はダメージを受けるので、しっかりと自分で勉強して必要な薬と不要な薬を選別して生きていきましょうといったところ。薬について視野を広げたい人にオススメの一冊。

  • 子供の酷いアトピーと、自分の子宮内膜症と横行結腸のポリープの検査方法、治療方法に疑問を感じ、自身で勉強しだした頃にちょうど出会った本です。
    西洋医学を真っ向に否定するではなく、でも必要な情報をお医者さんという立場ながら一生懸命伝えてくれています。
    ショッキングな事も沢山かかれているけど、目を背けてちゃ自分たちの健康も危ういし、これからの素敵な未来も創造できない。
    排出能力も充分にできあがった大人はまだしも、体の機能が未熟な乳幼児に、どんどん不要なものを知らずに植え付けてしまっていた自分を恥じました。
    子供や、自分がこうなるまでは気付がなかった事です。
    鵜呑みにするのではなく、自分で物事を調べ考えるきっかけ作りに、とても良い本だと感じました。

  • 自分でよく調べることが大事。

  • ・p54→ 写真

    ・インターネットを使うときは「DuckDuckGo」や「SearX」などの検閲されていないサイトを使うことが大切。

    ・12の必要な医療 → 写真

    ・クスリはリスク

    ・放射能の影響 → 写真

    p
    174
    ・処方されている薬は、目的とする数値だけを基準数値におさめるためのもので、乱暴な言い方をすれば’目的とする数値が基準数値におさまれば、他はどうでもいいという薬’なのです。例えば、外国の常識的な基準数値と大きくずれている日本独自の基準数値によって高血圧にされた人に対して、血圧だけを日本独自の基準数値におさめるための薬を処方しているのです。’血圧をさげる’という目的を達成すれば、他の数値が悪くなろうが、体調を崩そうが、かまわないという薬が使われているのです。

    ・睡眠薬は向精神薬の世界ではゲートウェイドラッグです。

    ・サプリメント業界は’不安産業’のひとつといわれているの

    ・がん増加の原因で無視できないのが薬 → 写真

    ・抗菌薬 → 写真

    ・東洋医学に’心身一如’
    →体と精神は一体であって、分けることはできず、一つのものの両面にすぎないという仏教の考え

    ・強い体をつくるための食事のポイント
    1:入れる(栄養補充)=狩猟民族型の食事
    2:出す(解毒)=農耕民族型の食事

  • 情報が溢れている今の社会で、適切な判断をするためには情報を鵜呑みにせず、自分できちんと調べて正しい情報を得ることが大切。

    薬の力を過信しないこと。

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著者プロフィール

内海 聡:医師。2013年、断薬を主軸としたTokyo DD Clinicを東京都台東区に設立。NPO法人薬害研究センター理事長。市民がつくる政治の会代表。日本再生法人会代表理事。Facebookフォロワーは17万人以上、Twitterは15万人以上。執筆活動も精力的に行っており、精神医学の本質を暴いた『精神科は今日も、やりたい放題』(PHP文庫)や、『新型コロナワクチンの正体』(ユサブル)などがベストセラーに。また、先住民に関する造詣も深い。医学の正体や、社会構造、健康になるための食事法、量子医学にいたるまで著作は多数。近著に『2025年日本はなくなる』(廣済堂出版)がある

「2023年 『世界が滅ぶ前に私たちは何ができるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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