今日の人生2 世界がどんなに変わっても

著者 :
  • ミシマ社
4.02
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本棚登録 : 1380
感想 : 105
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909394415

作品紹介・あらすじ

7万部突破!大人気コミックエッセイ『今日の人生』から3年半。
益田ミリの最高傑作が今秋誕生!
書き下ろし漫画「今日の人生 ポーランドごはん」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • たまたま居合わせて聞こえてしまった会話がよく出てくる。
    2つだけネタバレしちゃいます。

    レストランの店員「ごはんとライス、どちらにしますか?」
    近くで聞いていた私「(パンがない…)」
    お客さん「あ、ライスで」
    聞いていた私「(選んだ!)」

    小学生1「クレオパトラの死に方は?」
    聞いてた私「(すごいクイズ)」
    小学生2「毒ヘビに自分をかませた」
    聞いてた私「(しかも答えたっ)」

    小学生の会話は面白くて、私自身もたまたま居合わせて記憶に残っている会話が幾つもある。
    この場を借りて2つだけ紹介しておく(本書のネタもこんな感じなんですね)。

    女の子1「頭が痛ーい」
    女の子2「どんなふうに痛いの?」
    女の子1「急いでカキ氷を食べた時みたいな感じ」

    先生「〇太、授業始まってるよ。そんな所で何やってんの!」
    〇太「人間生活っ」

    益田ミリさんってよくカフェに行くんですね。
    私は滅多に行かないけど、そんなことあるよねと思ってしまう。

    旅行の話もよく登場する。
    今回行って見てみたいと思ったのは、滋賀県長浜の日本一の万華鏡。

    日常の些細な「あるある」を集めただけのマンガなのに妙に癒されます。

  • 益田ミリさんの漫画初めて読みました(エッセイというイメージだったので)。
    心と体が疲れていましたー。そんなとき、ある棚から私を手招くこの本。このタイミングでの出会いがあるからうれしい。四コマの四個目でククッと笑え、読みが止まらなくなり、気づいたら深い人生感に入り込んでいた。
    人間観察しているミリさんの心の声、そうそう、わかる~と共感することしきり。
    ありふれたことや、過ぎ去った日々、それらがどれだけ尊かったか、幸せだったか、再確認する気持ちになりました。同じものを見て美しいと感じる心、些細なことで幸せを引っぱり出す力はあったほうがいい。
    因みに最近私も、小さい頃好きだったお菓子を食べ懐かしんでいます。これも小さな幸せだったんですね。
    今日はついてないなとか、今日ラッキーかもとか、そうか、一日ごとと考えれば、そういう日もあるって思えるんだな(この歳になり、今更ながら自分に言い聞かせました)。
    コロナ渦になり、人と会うときはマスクごしだけど、それでも笑っていた方がいい。

  • 2017年からの4年分の『今日の人生』がまとめられた作品。2018年の『今日の人生』で、金曜日の午後2時過ぎに仕事が終わったあと、急に思い付いて三泊の函館旅行に行ける身軽さを、とても羨ましく感じた。この作品では、著者のアクティブな面がいろいろ見られた。

  • 最近たてつづけに長編小説読んで
    とても面白かったんだけど、そのせいで
    ちょっと疲れていたのかなあと気づきました。
    この本は日常のなんでもないことを漫画にしているので
    ほっとしたっていうか。

    ミリさんて、よくカフェ行くんですね。
    世のなかの人ってみんな、こんなもの?
    私は全く入らないもので、へぇーって。

    もしかしたらミリさんはネタを拾うために
    カフェに行っているのかなとも思いました。
    でも読み進めていくと、本当にカフェが好きなんだなあって。
    コロナで我慢しているのがかわいそうでした。
    (私だって、この先オンライン忘年会だけです。)

    それから、タブッキの『インド夜想曲』のことが書かれていて、「これ須賀敦子さんの訳で、ずっと読みたかったんだ」と思い出しました。
    いつか時間をとって読みたい。

  • だから、昼に酒を飲んだ | はらぺこ本屋の新井 | 【公式】dancyu (ダンチュウ)
    https://dancyu.jp/read/2021_00004143.html

  • 本当に読んでいで癒される。
    でも時々、死生観を考えさせられるものもある。

    1番羨ましいのは1人でカフェに入れる事。
    私はまだできない。
    文喫なるものにも行ってみたい。

  • 益田ミリさんのキラキラをキャッチできるアンテナは素敵でした。
    インスタとかで、みんなすごく輝いて見えるけど、
    きっとみんな普通の生活の中でキラキラを見つけてるんだね。
    来年は、もっとアンテナ張って生きていこう。
    小さな幸せを見逃さないように。

  • (2021/7/17読了)
    「世界がどんなに変わっても」のサブタイトル。
    冒頭の「新型コロナウイルス緊急事態宣言 東京」から前書きのような漫画があり、「今日の人生2017年」〜「2020年」、「今日の人生 ポーランドごはん」が、2018年の次に入っています。
    2020年は、絵の中の人たちはマスクをしています。
    何気ない日の「今日の人生」ふと自分がしたこと、誰かがしたこと、見逃しているというより、ただ流れて行く日常のヒコトマを切り取っています。
    シリーズ二作目ですが、今回は共感よりも益田ミリさんのお人柄を知る話が多かったですね。
    飲食店の二階の窓から大勢の横断歩道を渡っている人たちを、いつまでも見ていたいという気持ち、わかる気がします。
    しかしその延長線上に、
    (文字のみ抜粋)
    いろんな人がいる・いろんな人に出会ってきた・嫌いな人もいる・…(中略) …許せない人、という分野もある・嫌いな人と許せない人は同じじゃない・横断歩道をゆく人々にも、それぞれに好きな人、嫌いな人がいて・そういう人を胸にかかえながら・今日も歩いているのです
    益田ミリさんはそのひとたちの思うことにまで考えを巡らせている。私は自分の思うところ止まり。我が身を考えることだけではなく、もう少し視野を広げ、深く考えられるようになれたらなと思ったりしました。

  • 朝のNHKの番組で紹介されていたんですよ。すごく気になったので、その日に買いに行って読みました。ゆるーい日常を描いた漫画。ゆるいけど、あるある〜、なるほど〜、と共感できる話題が沢山。

    本の印刷も面白かった。
    本が何色かに色分けされていて、カラーの紙を使っているんだな、って思って読み始めたんだけど、よく見ると、コマの中と外で色の濃さが違っている。あれ?これは紙がもともと色付きなんじゃなくて、特色で薄ーくページ全体に色をつけてるの!? なんだかじっくり観察しちゃいました。

    内容で面白いなと思ったのは、「自分に起こった日常」だけでなくて、すれ違った人たちの「他人のつぶやきや言葉」がネタとして取り上げられているところ。それを読んで、

    そういえば、自分のことに必死になっていて、周りの人たちの何気ない言葉なんて聞いてなかったな、

    ということに気が付きました。

    もっと余裕を持って、ふんわり生きたいですね。
    そんな気持ちを持って生活しようと思いました。

  • 安定の益田さんの本。
    わかるぅー!と言うこともあれば、
    益田さんは、そう感じるんだ、、、と思うこともあり、
    でも、どのストーリーも益田さんの人の良さが表れていて、気持ちのいいものでした。

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著者プロフィール

一九六九年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に漫画『すーちゃん』『僕の姉ちゃん』『今日の人生』『スナックキズツキ』『ミウラさんの友達』『沢村さん家のこんな毎日』などがある。また、小説『一度だけ』、エッセイ『美しいものを見に行くツアーひとり参加』『考えごとしたい旅フィンランドとシナモンロール』『小さいわたし』など、ジャンルを超えて活躍する。

「2022年 『わたしを支えるもの すーちゃんの人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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