料理と利他 (MSLive!Books)

  • ミシマ社
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本棚登録 : 428
感想 : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909394453

作品紹介・あらすじ

「自然−作る人−食べる人」という関係のあいだに、利他がはたらく。

コロナの影響下で家にいる時間が長くなり、みなが向き合うことになったのは、料理という人類の根本的な営みのひとつだった。「ポストコロナ」という言葉のもと、世界の劇的な変化が語られがちな中、私たちが見つめ直し、変えられるのは、日常の中にあることから、ではないか。

ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』等の著書や料理番組で活躍する料理研究家の土井善晴と、『中村屋のボース』等の著書がある政治学者であり、最近は「利他」を主要なテーマの一つに研究をしている中島岳志。
異色の組み合わせの二人が、家庭料理、民藝、地球環境、直観、自然に沿うこと…等々、縦横無尽に語らい、ステイホーム期間に圧倒的支持を受けたオンライン対談「一汁一菜と利他」を、ライブの興奮そのままに完全収録!

【イベント参加者の声】
・視野が一万倍くらい広がりました。
・日常を生きること料理して食べることが利他と地続きだなんて驚きです。
・コロナの自粛期間中は、食品の買い出しと食事作りと後片付け、献立や何を買っておくべきかを考えるのがとても大変で、食事周りのことに時間を奪われているみたいで嫌になっていたけれど、おかげさまで気持ちをリセットすることができました。
・本当に素晴らしい時間でした。まるで和食をいただいたような感覚になりました。一汁一菜と仏教が重なるとは思いもしませんでした。

MSLive!Booksシリーズ創刊第1弾!!

<MSLive!Booksとは?>
ミシマ社が2020年5月にスタートしたオンラインイベント、MSLive!。
「今、まさに知りたい話」を、各分野の一線の方々に、対談や講座などで語っていただく。出版社にしかできない一つの新しい出版の形として、お届けしています。
「MSLive ! Books」は、そんなオンラインイベントのライブ感をそのまま詰め込んだ書籍シリーズです。イベントに参加くださった方々から、イベントの内容を活字化したものを販売してほしいというリクエストをたくさんいただき、実現することになりました。
手に取りやすく、気軽に読み切れるシリーズとして刊行していく予定です。

感想・レビュー・書評

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  • 【1/9(土)開催!】 土井善晴×中島岳志対談 「料理はうれしい、おいしいはごほうび。 ~一汁一菜と利他・第3弾」 『料理と利他』刊行記念・オンライン配信イベント開催のお知らせ
    ミシマ社ニュース | 株式会社ミシマ社
    https://mishimasha.com/mishinews/ryoritorita/002007.html

    株式会社ミシマ社 | 料理と利他 | 原点回帰の出版社、おもしろ、楽しく!
    https://mishimasha.com/books/ryoritorita.html

  • 土井先生の言葉はいつも落ち着く。バランスがいい。何かを否定せず、何かを決めつけず、ちょうどいい答えを示す言葉。人を安心させる保健室のような言葉。
    そして今回もまた救われた。自分は環境問題にどう向き合えばいいんだろうとずっと悩んでいたけど、台所に立つということが既にそういう行為であると。どんな食材を使おうかと考えることが既に地球と向き合っているわけだと。
    パタゴニアがプロビジョンズという環境負荷の少ない食品を販売を始めた。商品の中に入っていた小さなチラシには「食物連鎖の底辺を食べよう」という言葉が書いてあって、その視点はいいなと思ってた。何を食べるかが、もうすでにアクションなのだな。

    コロナのおかげで自炊のおいしさに気付けたし、土井先生の本を読んで料理の意味を考えられるようになったのが嬉しい。「こんなんでええんですわ」って言いながらおいしい料理つくっていけるといいな。

    • SAKI.Tさん
      パタゴニアプロビジョンズのサバ缶美味しかったな〜
      パタゴニアプロビジョンズのサバ缶美味しかったな〜
      2021/02/07
  • ちょっともったいないなあ、もう少し味わいながら読みたいなあ、と思いながら、1日で一気読みしてしまった。なにかこう、いろいろなものがつながってくる感じ。映画「ハンナ・アーレント」は観てみないといけない。アマゾン・プライムには入ってなかった。どうしよう。河井寛次郎記念館は、今度お墓参りに行ったときに忘れず寄ってみよう。もう少し暖かくなって、お彼岸時にかなあ。そしてまた、土井さんのあとがきには、田中優子さんの本のことが出てきた。もう、最近、石牟礼道子が読みたくて仕方ないのだが、文庫になっていなかったりで、読めないままでいる。ああ、ポテトサラダが作りたい。でも、玉ねぎとかきゅうりとか下ごしらえが大変なんやなあ。「ええ加減でええ」と言っても、水が出てくるのは雑菌が増えてまずくなるみたいやし。それに、カボチャとか煮たらたいがいにごってしまうし。菜っ葉の炊いたんとか、いもの煮っころがしも食べたいなあ。まあ僕は、週1回、休みの日に料理するだけやけど、それでも出来たらおいしいもんつくりたいなあ。料理することで地球ともつながるわけだし、なんかいろいろ考えてみよ。混ぜるのではなく和えるんやな。味噌汁もつくろ。それから、出雲のぼてぼて茶。知らなかった。毎年2回は島根にある妻の実家を訪れているのに。この正月は帰れないけれど、次、忘れずに飲んでみよ。ミシマ社さん、いろいろおもしろい取り組みされてるんやけど、有料なんやなあ。中島先生のオンライン講座とか、もうみんな無料で、申し訳ない感じやけど、いつも楽しみです。

  • 全2回の配信トークが書籍化されてるんだけど、わたしには2回目のほうがおもしろかった。
    土井先生のほかの本読んでから、元々料理は好きだったけど、より好きになれたし、肩肘張らずに作れるようになったので、土井先生の料理に関する話が大好物。
    自然には抗えないから、料理はええ加減に作るのがいい。
    味もええ加減、足りなければ各自で足す!引く!文句は言うな!(一人暮らしだけど)

  • 料理研究家と政治学者の異色の対談。素材を活かす和食と同様に、土井先生の持ち味がうまく引き出されている。

    「いい加減でよい」「一汁一菜」など独特の主張の多い土井善晴先生。家庭料理の奥深い世界、また先生が料理について真に深く考えていることが良く分かる。

    民藝のような、創作者の顔が出てこない小宇宙の無限の魅力が、家庭料理にもある。

    和食と洋食の思想の違いなど大変に興味深く読むことができた。

  • 哲学的すぎて、腑に落ちるまでには、いたらなかった。きっと、もう一回読む機会があれば、星もランクアップする。妻が以前に料理に関して、「生きる(生活の)ために作る。料理は好きだけど、こだわりすぎて時間を使いすぎるのは、ちょっと違う」と言っていた。家族のために作るということも、その時言っていたのを思い出した。こういうところに、利他があるのかな?!
     土井さんの料理に対する価値観(哲学)が、この妻の言葉と通ずる部分があるように感じた。
     ほかにも、考え方、気づきを得られる部分があった。やりたいことや出来ることは、人それぞれだけど、そこは個人に委ねるとして、難しくしない取り組みやすいことをやる。それで良いんじゃないかということ。

  • 2020I066 596.04/Do
    配架場所:A2

  • ポテトサラダ、小芋の煮転がし・含め煮づくりを実践!ステイホーム期間に圧倒的支持を受けたオンライン対談「一汁一菜と利他」を完全再現!(e-honより)

  • 日本の器には取っ手がなく、手が取っ手のかわりになること。
    海外の混ぜると日本の和える。
    どれも初めて聴く話で、しかもなるほどと唸るものが多く、面白かった。
    土井先生も中島先生も素敵な方。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/539250

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著者プロフィール

料理研究家・土井勝氏の次男として大阪に生まれる。スイス、フランスでフランス料理を学び、帰国後は大阪「味吉兆」で日本料理を修業。1992年「おいしいもの研究所」を設立。以降、日本の伝統生活文化を現代に生かす術をさまざまなメディアで提案。「NHK きょうの料理」、「おかずのクッキング」レギュラー講師。

「2021年 『お味噌知る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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