ないようである、かもしれない 発酵ラブな精神科医の妄言

著者 :
  • ミシマ社
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本棚登録 : 116
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909394484

作品紹介・あらすじ

くるくるパーマ、ヘビ、日本酒…
治療でも、ましてや呪術でもないのに、心の淀みがほどける不思議な20話。
最注目の精神科医による待望のデビュー作

さまざまな「ないようである」に出会うほどに、その人や物事にじつは内在する小さなことこそ、それぞれの味の決め手のように存在しているものだという実感を確かにしていきました。その存在感は独特です。「ないようである」ものは、「ない」でも「ある」でもなく、「ないようである」のです。(…)手にとってくださった皆さんのなかに、小さくて大切な何かしらが浮かび上がるといいなぁと思っています。――「まえがき」より。

感想・レビュー・書評

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  • 「ないようである」話をひとつひとつ読んでいるうちに、カサカサ、ガサガサだったココロが少し柔らかくなったような気がした。とりとめのない話のようで、でも安心できる場所のような。
    「ないようである」ものを大事にするということは、小さな小さな声を(声にならないものに対しても)感じる大切さなのかもしれません。
    大きな声を出すのが苦手、大きいことをする質でもない自分が、日頃「わかってもらえない」「しかたがない」と疲れてしまっていることを理解してもらえたような気持ちになった。
    いろいろもがきながら、でも「なんかいい」ことを見つけられればいいな。

  • いとうせいこうさんとの共著「ラブという薬」で、すっかり星野概念さんのファンになって、ついに待望の単著!うれしい〜

    日常生活で出会う人や出来事(発酵など)に対する思いを「決めつけ」ではなく、相手に寄り添うような言葉で綴る概念さんの優しさに心がぽかぽかする。
    タイトルになっている「ないようである、かもしれない」という考え方でみんなが行動できれば、誰もが生きやすくなるの、かもしれない。

    読むと自分の中の凝り固まった考え方がほぐれていくような気持ちになる1冊。
    手元に置いて、何回も読もうと思います。

  • 星野概念さんの「ないようである」がつらつらと。
    千葉県神崎町の寺田本家のお話はいい気がこちらにも流れてきたようで少し気持ち良かった。
    全体的にほわーんとした空気が流れていて、きっと概念さんもそんな人なんじゃないかな、と思った。

  • 1日の終わり、お風呂上がりにボ〜ッと少しづつ読んで、心がほぐれてクスリと笑えて、とっても気軽で読後感の良い本でした。マッサージを受けたかのように、緩んでいくこころ。
    星野さんの人との対話の仕方、人との接し方で気をつかっていること、考えていること、、、周りをこんな風に見ていたいな、感じていたいな、と、学びにもなる。とても良い読書をさせてもらいました〜

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著者プロフィール

1978年生まれ。精神科医 など。病院に勤務する傍ら、執筆や音楽活動も行う。雑誌やWebでの連載のほか、寄稿も多数。音楽活動はさまざま。著書に、いとうせいこう氏との共著 『ラブという薬』『自由というサプリ』(以上、リトル・モア)がある。

「2021年 『ないようである、かもしれない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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