ええかげん論

  • ミシマ社
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本棚登録 : 166
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909394767

作品紹介・あらすじ

コロナ、戦争、気候変動、政情不安…。
私たちが見失っているのは「ええかげん」ではないか??

正解は、いつも同じではない。
けれど、自分のコンディションを整え、「今・ここ」を感じていれば、
おのずと「ある一点」がわかるようになる。

料理から、そして保守や仏教の思想から、
それぞれに「ええかげん」を探求してきた二人による、
自立して豊かに生きるための「ええかげん」論。

感想・レビュー・書評

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  • 先人たちの考えや知識を引き継ぎ、後世の人に引き渡す。「今日より明日はよくなるって信じる」大切にしたい言葉です。

  • 1月6日読了。
    もともと土井善晴先生すきだったけど、星野源のオールナイトニッポン、ゲスト回を聴いてますますファンになった。土井先生と話しているうち、どんどん癒されて元気になっていく星野源!リスナーも同じ気持ちになった。いろいろ生きるのがキツいな〜という時、土井先生の料理と言葉が心にしみていく。対談によって土井先生の知性と教養が滲み出るけど、全く嫌みがなく、あくまで庶民的なスタンスで、土井先生にメロメロ状態になってしまう

  • ああ、おもしろかった。お話を聞いているようで、読んでいて楽しかった。おかずのクッキングで土井先生が言っていた「信じろミー」は、インド発祥だったのだな。シンジロミー。他にも楽しいお話たくさんしてました。おふたりで料理番組やってみてほしいな。
    あとがきで中島先生も言っていたけど、土井先生って道を極めていくほどに、私たちの近くに来てくれる。寄り添ってくれる。不思議な方です。ありがたいです。大好きです。
    今を大切に。自分は地球。敬意をもって、謙虚に。学ぶ。料理は楽しい。素材に任せる。だいじなこと。これからも。

  • この対談はZOOMでも拝見したが購入。

    ええかげんだけではなくふつうやあたりまえ、与格、リベラル、パターナル、気がつくことなど日常の中でふわっと感じていること・言葉が対談の中で話されているのがとても面白い。

    日常を整えること、今ここを大切にすることを改めて考えるきっかけになる。

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著者プロフィール

土井善晴(どい よしはる)
料理研究家。「おいしいもの研究所」代表。
東京大学先端科学研究センター客員研究員、十文字学園女子大学招聘教授、甲子園大学客員教授、学習院女子大学講師。
1957年大阪府生まれ。芦屋大学卒業後、スイス・フランスでフランス料理、味

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