信長徹底解読: ここまでわかった本当の姿

制作 : 堀新  井上泰至 
  • 文学通信
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本棚登録 : 37
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909658319

作品紹介・あらすじ

信長はいかに記録されてきたのか、彼の姿はフィクションでどのように描かれてきたのか。どこまでが実像で、どこまでが虚像なのか。その若き日々から本能寺の変にいたるまで、居城や天皇・女性との関わりなど、多岐にわたるトピックを立てて包括的に論じます。
本書は日本の歴史史上もっとも知られた戦国武将に、歴史学と文学の両分野からアプローチし、それぞれ最新の研究動向をふまえ論じ尽くします。
織田信長の虚像と実像を徹底的に暴き、研究の最前線を一冊にまとめた書。
すべての文章にリード文をつけ、難解な用語にはふりがなも施しています。

・桶狭間の戦いは、奇襲ではなく偶然の勝利だった!
・「人間五十年」と信長が舞ったのは、能の「敦盛」ではない!
・「麒麟」の花押に込められた信長のねらいとは何か?
・帰蝶(濃姫)を活躍させた犯人は司馬遼太郎である!
・明智光秀ほど演劇の題材となる武将はいなかった!

これから信長について知りたい人、これまで抱いていた信長像をアップデートしたい人にとって必携の一冊。
執筆は、井上泰至、堀 新、谷口克広、湯浅佳子、土山公仁、丸井貴史、吉田 豊、石塚 修、水野 嶺、菊池庸介、桐野作人、大澤研一、塩谷菊美、金子 拓、柳沢昌紀、天野忠幸、松下 浩、森 暁子、網野可苗、柴辻俊六、福島克彦、原田真澄、竹内洪介。
付録として、本書で取り上げた主な信長関連の諸作品を「信長関連作品目録」「信長関連演劇作品初演年表」として収録。

【社会に流布する信長のイメージがどのようにして形成され、それのどこまでが事実でどこからが虚構であるか、その読み解きを楽しんでいただきたい。・・・近世軍記から近代歴史学・戦後歴史学を経て積み重なった知識や誤解をいったん整理し、ここからまた新たな出発が始まる。もう歴史学・文学それぞれの枠の中だけで議論してはいけない】本書あとがきより

感想・レビュー・書評

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  • 尾張のうつけ時代から本能寺の変まで14章構成の解説本。
    実像編と虚像編で2つの視点で解説してある。虚像編は時代を経た記録(司馬遼太郎の小説も入る)でどう変遷していったか考察されている。本が書かれた時代によって評価が変わるところが特長。比較的同年代の「信長公記」から始まり軍記、講談、歌舞伎、小説を経て真実から遠ざかっている感もある。
    そもそも実像も二次資料とされる信長公記なので何が真実なのかは厳密に求めるのは不可能だと思われる。恐らく日本人の思い描く織田信長は大河ドラマで作られたという事。

  • http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00606783

    【スタッフコメント】
    今年の大河ドラマにも関係している織田信長。その生涯について、また戦や政策、関わった人物など、エピソードを交えて細かく解説しています。

  • 書評はブログに書きました。
    https://dark-pla.net/?p=271

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