この世界は何だ!?じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説

著者 :
  • キノブックス
3.25
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本棚登録 : 54
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909689368

作品紹介・あらすじ

大好評「じわ100」シリーズの第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • 文字が少ないからこそ読みやすいけど、文字が少ないからこそ色々な解釈があったり、ハッと気づくものがある。

  • 結局(えっ…、それはつまり…どういうことだってばよ…???)っていう怖い掌編が一番好きだな~~~

  • 北野勇作は『どろんころんど』しか読んだことがないが、この超短編集でも、その世界観は共通しているな、と感じた。(73,74,121はヒトデナシを思い出した。)
    暗闇や、底が抜ける話、境目の話が多い。
    だから他の作品もやはりこんな感じなんだろうなと思う。
    嫌いじゃない。
    はじめの「この世界の歩き方」を読むと子供向けに書いたようだけど、似たような本に『54字の物語』(氏田雄介)というのがあり、こちらの方が圧倒的にわかりやすい(解説がある。そこまでするかと思ったが、これで意味が分かった、と言っていた子供がいたので、あれはあれで一定のターゲットには良い本なのだろう。)ので、同じようなものかと思って読むと、肩透かしを食らう。
    オチの面白さを期待しないで、独特の世界を楽しめるなら、これも良いと思う。なかなか子どもには難しいんじゃないかという気がするが。
    詩のように感じる作品もあり、笑えるものもある。
    気に入ったのは14,16,20,21,37,117。
    これを元に長編小説が書けそうだなというものも結構あった。こういう発想を繋げて出来ていくのかもしれない。
    黒と黄色で描かれた挿絵がとても良かった。

  • ほぼ100字で書かれた小説。今回のテーマは「世界」。さまざまな奇妙な世界がほんの入り口だけ描かれた作品がいっぱいです。突き詰めれば恐ろしいのかもしれないけれど、どちらかといえばユーモラスかも。どれもこれもが常識では考えられない世界だけれど……しかしそもそも自分がいま存在するこの世界が正常だという証はどこにあるのでしょうか。

  • 2019年9月10日読了。1500以上の100字小説を書いているというSF作家の著者による少し不思議な100字小説集。企画としては面白い、100文字でいろんな世界を描けるものだなと感心もする。些細なエピソードを最後に急に広げて「この世界とは」みたいなことを最後に語るのがパターンのようで、中には面白い作品もあるのだが、ラストの1行が説教臭くてあまり面白くないものが多いな…。長短に関わらず小説とは難しいもの、ということかな。

  • "最後のラッパを吹くために
    毎日練習しているのだが、
    どうにも吹けない難所があって
    練習はまるで進まない。
    こんなことをしている間に
    世界が終わってしまうかも。
    いや大丈夫か、
    これが鳴らないと
    終わらないんだからな。"[p.24_12]

    3巻目。
    表紙絵が好き。

  • 今回はそれほどじわじわこなかった。想像力が足りないのかも。世界って難しい。

  • この世界に足を踏み入れると少し不思議で少し不安・・・。自分はどこにいるのか?いったいいつなのか?続きがじわじわ気になるたった100字ほどの小説。作者はSF作家の北野勇作さん。Twitterで発表している「ほぼ100字小説」を本にしたものです。100字の世界に迷い込んでみませんか?

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。
1992年、デビュー作『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞、『天動説』で第1回桂雀三郎新作落語〈やぐら杯〉最優秀賞を受賞。2001年には『かめくん』で第22回日本SF大賞を受賞。『どーなつ』『北野勇作どうぶつ図鑑』『どろんころんど』『きつねのつき』『カメリ』『レイコちゃんと蒲鉾工場』ほか著書多数。
ライフワークとも言える【ほぼ百字小説】は、Twitterで毎日発表され続けており、その数は4000を超える。

「2023年 『ねこラジオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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