殺人七不思議 (名探偵「オーウェン・バーンズ」シリーズ)

  • 行舟文化
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本棚登録 : 71
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909735034

作品紹介・あらすじ

・「オーウェン・バーンズ」シリーズ第3弾は
 連続・予告・不可能・見立て殺人!
・「探偵のなかの探偵、オーウェン・バーンズがお力添えに参りました」
 殺人を芸術と嘯く美学者探偵が挑むのは、「世界七不思議」見立て殺人!
・【特別寄稿】時を越えた名探偵の共闘!
 刊行を記念した芦辺拓氏によるトリビュート短編『解凍された密室』収録

 ある灯台守は荒波に閉ざされ、密室と化した灯台で生きたまま焼かれた。
  ――「アレクサンドリア大灯台」
 ある貴族は衆人環視下で、虚空から放たれたとしか思えない「女神の矢」に射抜かれた。
  ――「エフェソスのアルテミス宮殿」

 警察に「世界七不思議」に見立てた犯行予告を送りつけ、次々とそれを成し遂げる謎の連続殺人鬼。捜査に乗り出した美学者探偵・オーウェン・バーンズのもとに、「私は犯人を知っている」との報せが届く。ある令嬢を巡っての恋敵であるふたりの青年が、互いを犯人だと名指ししたのだ。
 令嬢はパーティの席上で、彼らに言い放ったという。「わたしを愛しているなら人を殺してみせて。美しき連続殺人を」。
 不可能犯罪の巨匠ポール・アルテが贈る、絢爛たる「殺人芸術」!
 刊行を記念した芦辺拓氏によるトリビュート短編「解凍された密室」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 世界の七不思議に見立てた連続殺人。殺人予告を警察に送りつけては不可能犯罪を実行していく犯人の狙いとは‥
    序盤はワクワクしたが思ったよりこじんまりした展開で、解決編もあっさりしていた。トリックというか真相もかなり危なっかしいもの、無理だろと思うものもあり。しかしこの強引さこそアルテという気はする。犯人の心情ももう少し丁寧に描いてくれるとよかったが、読んでいる間は楽しめた。

  • 長すぎた、殺人方法も込み入ってて難解だった。巻末の短編が良かったし、作者の他の作品が好きなので☆3

  • ポール・アルテ。世界七不思議になぞらえた予告殺人に芸術家気取りの探偵が挑む。古典の巨匠、ディスクン・カーを思わせる不可能犯罪が次々に起こり警察は振り回される。それらを最後に一気に解決するのはとても鮮やかだった。文章みも読みやすく、久々に古き良き推理小説を堪能できた。犯人の動機がいまいち取ってつけたようなのが、いただけなかった。

  • 4件目の被害者の死に方というか死に至った原因の癖が強すぎて、思わず声が出ました。〝クセ〟というか、〝へき〟だなと。
    七不思議やわ〜。
    これ、ネタバレになるのかしら。

  • 残り1割ほどになっても解決しない事件

     そして、ラストに証される犯人はくだらない。不可能犯罪って言うけど、不可能犯人だと思う。残念。

  • オーウェン・バーンズシリーズ。「世界七不思議」に見立てた七つの不可能殺人。芸術的にすら見えるその数々の事件と、次々と予告状を送り付ける大胆不敵な犯人。ミステリとしての楽しさがもうめいっぱいに詰まっている印象です。振り回される警察は気の毒ですが。
    ただ、数々の事件のトリックは明かされてみると意外にシンプルで逆に驚かされました。解決編でテンポよく明かされていく謎に唖然茫然。そんな単純なことだったの? 中でも第四の事件の真相に一番びっくり。ていうか、そんなんありか! とぶっ倒れそうになりました(笑)。
    そしておまけというには豪華すぎる芦辺拓「解凍された密室」。ツイスト博士と森江春策の共演という読みごたえばっちりの短編ミステリ。現場がまるまる湖の底って……冒頭の光景だけで壮大すぎて絶句してしまいました。

  • 2020/09/21読了

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著者プロフィール

ポール・アルテ:
フランスの推理作家。ジョン・ディクスン・カーに傾倒し、密室殺人などの不可能犯罪をテーマに、名探偵が活躍するクラシカルな本格ミステリを精力的に発表している。日本でも、2002年に邦訳された『第四の扉』以来、作品が3作連続で「本格ミステリ・ベスト10」の1位を獲得するなど高い評価を得る。

「2023年 『吸血鬼の仮面』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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