うさぎとハリネズミ きょうも いいひ

  • ひだまり舎
3.95
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本棚登録 : 77
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909749079

作品紹介・あらすじ

「うさぎとハリネズミ」シリーズ第1作。
のんびりやで前向きなうさぎと、ちょっと繊細なハリネズミ。
ふたりのおりなすゆるやかであたたかいお話が、子どもから大人まで、心をふわっとつつんでくれます。
あたらしい友だちの、あたらしい物語がはじまります!

1.ちくちくとふわふわ 
   ある日であったうさぎとハリネズミ。
  「ハリ」と「毛」、どちらがやくにたつか?をためしてみることに…。
2.つたえたいこと
   うさぎが持ってきた、クルミのから。これで何をしようというのでしょう?
3.あしたのために
   今日は一日、何にもいいことがなかった!と
   イライラするハリネズミに、うさぎが教えたことは…。
4.たんぽぽのたね
   今日はろくなことがない日だから外に出ない、というハリネズミ。
   さて、ふたりの一日は。

以上4話収録。

感想・レビュー・書評

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  • ああ、いいなあ。いいなあ。
    ふわふわとチクチクな友達、うさぎとハリネズミを描いた連作。
    蜘蛛の糸電話なんて素敵すぎる。
    その糸電話の話の結末がまた良くて、グッと来た。
    ずっと読んでいたくなる。
    続編もあるようなので、ぜひ読みたい!

  • うさぎとハリネズミのお互いを思いやる気持ちにほっこりしました。

  • すりばち森に住むうさぎとハリネズミのおはなし4つ。
    ガマくんとカエルくんみたいな雰囲気(負けてるけど)。
    それに、くるみの殻とクモの糸で糸電話というのは…?

  • うさぎとハリネズミのやりとりにほっこり。今日はついてないなぁ…という日でも、どこか楽しいことがあったり、意外に人の役に立ててたりすることもあるのかなぁと思った(なかなかそういう風に思えないものだ)。
    初めてハリネズミに会ったときのうさぎのセリフ、「きみ、たいへんだよ。体じゅうにトゲがささってる」、が面白かった。糸電話に協力してくれたクモが「こんにちは」とあいさつしてくれたり(クモはその後も糸電話として活躍?)、森の中に動物がかくれていたり、かわいいお話だった。基本白黒だけど、たまに入る水色が効いている。

  • すっごくかわいい、うさぎとハリネズミの、あたたかな交流ものがたり!
    図書館で借りた本だけど、買おう。シリーズ2作目も出ているようなので、そちらも買います。

  • うさぎとハリネズミのお話し。
    まち針と針刺しを作るお話しと、糸電話でこっそり大好きを伝える話しが可愛い。

  • モノクロ絵本。
    途中、差し色としてちょこっと色付けしている。
    でこぼこコンビのうさぎとハリネズミ。
    どの章も2匹の個性がよく表現されていてホッコリ♪

  • 6.6

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著者プロフィール

文: はら まさかず
1972年愛知県生まれ。作家、編集者。東京都立大学経済学部卒業。
『うさぎとハリネズミ きょうもいいひ』(絵・石川えりこ、ひだまり舎)で第55回日本児童文学者協会新人賞を受賞。ほかに、『お父さんとお話のなかへ 父と子のお話12か月』(本の泉社)や『うさぎとハリネズミ』シリーズ第2作『きっとあえる』など。全国信用金庫協会の月刊広報誌『楽しいわが家』にて、エッセイ「お父さんの気持ち」を連載中。大人も子どもも楽しめるおはなしのサイト『よむよんで』を運営している。日本児童文学者協会理事。

「2023年 『くじらの ぷうぷう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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