子どもの十字軍

  • ひだまり舎
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本棚登録 : 20
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909749161

作品紹介・あらすじ

ベルトルト・ブレヒトの不朽の名作「子どもの十字軍」を、『パシュラル先生』のはらだたけひでの絵と翻訳で新たな絵本として刊行。ロシアによるウクライナ侵攻から間もなく1年半。いま、この時代に、考えるべきことは何か? 1939年の子どもの十字軍という歴史から、いま私たちは何をよみとるのか? 子どもたちにこの世界をどのように手渡していくのか、いま考えなければならない。表紙には広島の折鶴再生紙「平和おりひめ」を採用。ひだまり舎5周年記念の、平和を考える絵本。

感想・レビュー・書評

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  • いまこそ伝えたい、平和とは? ブレヒト『子どもの十字軍』の絵本を出版したい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
    https://camp-fire.jp/projects/view/680589

    『子どもの十字軍』ベルトルト・ブレヒト文/はらだたけひで訳・絵 : 読売新聞
    https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/reviews/20231030-OYT8T50022/

    ジョージア映画に魅せられ 元岩波ホール・はらだたけひでさん 戦火絶えぬ小国の名作に光 人生第2章も貢献:東京新聞 TOKYO Web(2022年5月26日)
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/179588
    ※「ジョージア映画祭2024」も準備されているとか

    ↓終了した催し
    ■はらだ たけひでさんの個展: 十長生の会のお知らせ(2019年09月22日)
    http://shipjangseng-info.seesaa.net/article/470279057.html

    はらだ たけひで - Webcat Plus
    http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/213349.html

    『子供の十字軍』 — ベルトルト・ブレヒト/矢川 澄子 訳 著 矢川 澄子 訳 山村 昌明 画 — マガジンハウスの本
    https://magazineworld.jp/books/paper/297/

    ひだまり舎 | 本をひらけば、そこがひだまり
    http://hidamarisha.com/
    -----------------------------
    ouiさん & 5552さんの本棚から

  • 劇作家ブレヒトの詩。

    (ポーランドで1939年
    むごたらしい戦争があった。)

    で始まる。

    (雪のふるころに
    東の人たちは話していた。
    子どもばかりの十字軍が
    ポーランドで始まったと。)

    戦争に焼け出された子どもたちが、平和を求める十字軍となって歩いていくという胸つぶれるような光景が描かれる。
    しかしその平和という場所はどこにあるのか?

    本書が訳されたとき、ロシアによるウクライナ侵略戦争はすでに始まっていたが、皮肉なことに、いまのイスラエルにる愚行はまだ始まっていなかった。多くは書くまい。

    もっとも印象を残した1ページ。

    (子どもたちにも戦争があった。
    ほかにも十字軍がいたから。
    けれどもすぐに終わりにした。
    意味のない争いだったから。

    踏切り小屋をとりあって
    子どもどうしで戦っていたら
    突然一方の子どもたちの
    食料が尽きてしまったという。

    もう一方はそれを知って
    ひとりを敵につかわした。
    腹がへっては戦ができぬと
    ジャガイモを一袋とどけた。

    裁判だってひらかれていた。
    二本のロウソクをともして
    きびしい審問がおこなわれ
    最後に裁判官の罪がさばかれた。) 

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ouiさん
      > 本書の翻訳も彼が
      そうでしたか!

      > 岩波ホールの方ですよね。
      いつまで経っても「ジョージア」に慣れませんが、岩...
      ouiさん
      > 本書の翻訳も彼が
      そうでしたか!

      > 岩波ホールの方ですよね。
      いつまで経っても「ジョージア」に慣れませんが、岩波では結構上映されたのも、はらだたけひでのお陰?
      カバー画を担当された「この素晴らしき世界」のチェコ映画は、たまたま東京に居たので岩波ホールで観ました。何か関係あるのかな?
      2023/11/08
    • ouiさん
      猫丸さん、
      私もグルジアの方がしっくりきます笑
      岩波ホールでの一連の上映のほぼすべてに氏が関わっているはずですよ。

      岩波はヤン・フジェベイ...
      猫丸さん、
      私もグルジアの方がしっくりきます笑
      岩波ホールでの一連の上映のほぼすべてに氏が関わっているはずですよ。

      岩波はヤン・フジェベイク監督作も紹介してるので、はらだ氏が脚本家のヤルホフスキーの本の絵を担当したのもやはりその流れでではないでしょうかね
      2023/11/08
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ouiさん
      > ほぼすべてに氏が関わっているはず
      こう言う方が居て未知の国との接点が広がるんだろうなぁ、、、
      ouiさん
      > ほぼすべてに氏が関わっているはず
      こう言う方が居て未知の国との接点が広がるんだろうなぁ、、、
      2023/11/10
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著者プロフィール

ベルトルト・ブレヒト Bertolt Brecht(1898-1956)
ドイツの劇作家・詩人。1898年、バイエルン王国(当時)のアウクスブルグに生まれる。
ミュンヘン大学で哲学、医学を学び、第一次世界大戦末期に衛生兵として召集され反戦思想に目覚める。表現主義の影響のもと、劇作、詩作、批評活動をはじめ、1918年、戯曲第一作『バール』を執筆し、1922年に戯曲『夜打つ太鼓』でクライスト賞を受賞し脚光を浴びる。1928年に作曲家クルト・ヴァイルとの共同作品『三文オペラ』を上演。1933年のナチスによる国会議事堂放火事件後、亡命生活に入る。プラハ、ヴィーン、チューリッヒ、パリ、デンマークを転々とする。第二次世界大戦中はフィンランド、ソヴィエトを経て、1947年までアメリカに亡命。その後、チューリッヒを経て1948年に東ドイツに帰る。東ドイツでは劇団ベルリーナー・アンサンブルを結成し、1956年に亡くなるまで活動拠点にした。作品は『肝っ玉おっ母とその子どもたち』(1939)、『ガリレイの生涯』(1938-1955)、『セチュアンの善人』(1941)、『コーカサスの白墨の輪』(1944)など多数。
本作『子どもの十字軍 1939年』(原題)は第二次大戦中の1941年に書かれ、他の詩や短篇とともに『暦物語』(1948)に収められた。

「2023年 『子どもの十字軍』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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