“先生の先生"が集中討議! 2子どもも教師も元気になる「あたらしい学び」のつくりかた:デジタルトランスフォーメーション時代の教育技術・学級経営

  • 学芸みらい社
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本棚登録 : 21
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909783646

作品紹介・あらすじ

大好評『「これからの教室」のつくりかた』に続く第2弾!
デジタル教科書、オンライン授業など、変貌する教育現場とその課題を、日本の教育界を牽引する教授らが徹底討議。「GIGAスクール構想」「教育のデジタルトランスフォーメーション(DX)」をキーワードに、withコロナ時代の「自ら学ぶ力」の育て方を具体的に提言する。

感想・レビュー・書評

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  • 休校が明けて、今日までの教育の動向を文科省の通達や様々な記事で追っている方には正直目新しいことはあまりないかなという気もします。
    今回の討議が行われたのが10月5日ということもあり、話の中心はオンライン授業となっているような気がします。
    しかし、今多くの教師の中で関心の渦中にあるのはGIGAスクール端末を通常の授業の中でいかに扱い、これまでの授業とのベストミックスを図っていくかということだと思います。
    そのような授業•学級経営をいかにしていくかという話はあまりされていなかったのが残念です。
    個人的に1番面白かったのは、第3章の評価•見取りの話。
    情報活用能力は今回の指導要領で学習の基盤となる資質•能力と明記されていますが、明確な評価の基準や観点はまだないように思います。
    この辺りの話をもっと聞きたいなと思いました。

  • 佐藤助教が司会で情報教育の堀田教授、学級経営の赤堀教授、TOSSの谷教授の鼎談を本にしてある。今後の教育の在り方が示されている。最後にQ&Aで話をうまくまとめてあるのがわかりやすい。

  • 3名の方の鼎談をそのまま本にしたというもの。
    値段のわりに、内容はそんなに濃くない。
    3名の方がそれぞれお話して、お互いに「いいですね」と言ってるけど、それぞれの主張は全然違う。
    個人的に赤坂先生の部分が響いた、というか「現場はやっぱりそうか」と愕然とした。「ICT以前」ですよね、いろいろ。いずれにしても値段高すぎ。

  • 後半のQAは、次年度以降大いに参考にしたい。

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著者プロフィール

東北大学大学院情報科学研究科・教授,東京学芸大学大学院教育学研究科・教授,信州大学教育学部附属次世代型学び研究開発センター・特任教授
1964 年熊本県天草生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。博士(工学)(東京工業大学)。東京都公立小学校・教諭,富山大学教育学部や静岡大学情報学部・助教授,メディア教育開発センター・准教授,玉川大学教職大学院・教授。文部科学省・参与等を経て,2014 年より現職。教育再生実行会議初等中等教育WG・有識者,中央教育審議会・委員等を歴任。2021 年より日本教育工学会・会長。著書に『学校アップデート』『GIGA完全対応 学校アップデート+』(さくら社),『情報社会を支える教師になるための教育の方法と技術』(三省堂),『クラウドで育てる次世代型情報活用能力』(小学館)など

「2023年 『情報端末持ち帰り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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