他者の在処: 住野よるの小説世界

著者 :
  • 小鳥遊書房
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909812391

作品紹介・あらすじ

デビュー以来、住野よるが生み出した六篇について
「関係(性)」「他者(性)」「コミュニケーション」などを鍵語に
小説世界の外にあるものは一切排除し、
文学テクストそのもののみを精読する。

文学理論に精通した一人の学者が、
繰り返し読んでみて、思った、
住野よるの小説は、予想以上に手強い。

感想・レビュー・書評

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  • 住野よるの小説を記号論的に、テクストに準拠してテクストの内容それ自体を検討している研究。ウェブから出てきた作家であるという観点からの受容史的な研究ではなく、純粋にテクストそれ自体を検討しようという姿勢に好感がもてる。

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著者プロフィール

1956年、長野県に生まれる。1987年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。千葉大学名誉教授。専門はフランス文学・文学理論。

著書に、『現代文学理論—テクスト・読み・世界』(共著、新曜社、1996年)、『ポール・ド・マン—言語の不可能性、倫理の可能性』(岩波書店、2012年)、『現代思想のなかのプルースト』(法政大学出版局、2017年)、『ポール・ド・マンの戦争』(彩流社、2018年)、『他者の在処—住野よるの小説世界』(小鳥遊書房、2020年)ほか、訳書に、ショシャナ・フェルマン『狂気と文学的事象』(水声社、1993年)、ポール・ド・マン『読むことのアレゴリー—ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語』(岩波書店、2012年)、バーバラ・ジョンソン『批評的差異—読むことの現代的修辞に関する試論集』(法政大学出版局、2016年)ほかがある。

「2021年 『『星の王子さま』再読』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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