小説紹介クリエイターけんご　江戸川乱歩 傑作選

江戸川乱歩 けんご

• blueprint (2023年12月4日発売)

作品紹介・あらすじ

　「本書を読めば、江戸川乱歩の作家としての偉大さや、ユーモア、恋愛、グロテスクさ……現代にも通じるさまざまな魅力を一気に味わうことができます！」　小説紹介クリエイターとしてまだ小説をあまり読んだことがない人へ向けてさまざまな本を紹介・魅力を発信してきた、けんご氏が江戸川乱歩の数ある作品の中から厳選して紹介するのが本書です。　江戸川乱歩とは、日本のミステリや怪奇や恐怖といった数々の名作を残した小説家。 大正から昭和期にかけて活躍し、小説はもちろん、アニメや映画などの後世の作品に大きな影響を残しています。江戸川乱歩と聞くと名前は知っているけれどと思う方も多いかもしれませんが、今でも全く古びない作品が多く、かつ若者にこそ共感や共鳴できるようなものがあるのです。　本人のSNSで紹介し大いにバズった作品として知られる『人間椅子』をはじめ『怪人二十面相』『Ｄ坂の殺人事件』などの代表作から二次元キャラクターへの恋愛をテーマとした『押絵と旅する男』といった現代の多様性にも通ずるような作品を紹介しています。どれもけんご氏が乱歩にあまり触れてこなかった人や小説を読んだことがない方に向けた、確実におすすめしたい作品ばかり。　表紙イラストは人気イラストレーターの秋赤音による作品を使用。大正や昭和の時代に活躍した江戸川乱歩作品の世界観を表現したようなイラストも魅力的です。　これまで読んだことのある方にとってもまた新たな魅力を知ることができる読書体験をぜひ味わってみてください。■掲載作品人間椅子Ｄ坂の殺人事件怪人二十面相赤い部屋屋根裏の散歩者心理試験鏡地獄二銭銅貨日記帳算盤が恋を語る話押絵と旅する男人でなしの恋一人二役接吻踊る一寸法師月と手袋白昼夢指

感想・レビュー・書評

[なちさんさんの感想 · 2023年12月12日]

この内容で1500円もしないのは安すぎる…！
ただずっと乱歩ばっかり読んでると飽きてくるから ちょこちょこ他のも読みながら 気が向いたら読んでる 笑

著者プロフィール

1894（明治27）—1965（昭和40）。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩　大活字本シリーズ　全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」