- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909895042
作品紹介・あらすじ
英国植民地支配で生まれた自由なビジネス空間は、中国返還後50年間の「高度な自治」の約束のもと、自律をのぞむ「香港人」を育んできた。しかし近年、あからさまな暴力や司法を超えた法が、つぎつぎと言論や参加を抑えつけている。抗議や抵抗が激しさを増すと同時に、分断と格差もよりあらわになっていく――香港のさまざまな立ち位置にいる人たちは、未来をどう展望しているのだろう。主婦、ソーシャルワーカー、非常勤警察署員、大学院生、香港っ子日本人高校生、親中派年金生活者。中国で農村フィールドワークや人権派弁護士の支援を重ねてきた著者は、香港で暮らした日々を振り返り、旧友や師と再会した。暴力を、沈黙を、抵抗をどう思っているのか? 「敵」は誰なのか? 経済、政治、人的交流のエネルギーのせめぎあう東アジアで、台湾や日本の現在と重ね、問いの共有と対話を模索する、やわらかで熱い知性の省察。
感想・レビュー・書評
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/763645詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1381225
選書ツアー参加学生からのコメント↓
現代中国についての研究者阿古先生が、今の香港について書かれたものです。2046年まで保証されていた香港の「一国二制度」が崩される中で、そこで生活しているいろいろな立場の人々が現在と未来をどのように考えているのかについて考察されているそうです。ちくま新書「香港危機の700日 全記録」と共に読みたい本です。 -
東2法経図・6F開架:312.22A/A38h//K
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選書企画2020 「図書館に置いて欲しい本 書いて!貼って!」 で選書した図書
【配架場所】 図・3F開架
【請求記号】 312.223||AK
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/451169 -
周庭さんの運命は如何?(五)
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(特集:「政治/民主主義/選挙」)
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https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00556745