- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909910127
作品紹介・あらすじ
フェミニストが韓国ドラマを語り、
フェミニズムで韓国ドラマを知る
韓国ドラマは一体なぜこんなにも私たちを熱くするのか? 数々の名ドラマが生まれてきた背景を探り、文化をアップデートしてきた女性たちのことばを聴く。進みつづける韓国ドラマに、私たちも続けるはず。
感想・レビュー・書評
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フェミニズムの視点からみる韓国ドラマ特集。
最近の話題の作品多数が取り上げられていたりしてとても面白かった。愛の不時着や梨泰院クラスなどコロナ禍で流行った作品についてや、ここ数年で出たドラマについて書かれていて次に観たいなと思う作品は多数あった。
また後半にあった韓国ドラマの宣伝ポスターはなぜ日本ではかわいいラブコメ風になってしまうのか、という話など興味深いものについて書かれていた。
なぜ同じアジア圏なのにこの差はなんなんだろう?という疑問ばかりが出てきた。
韓ドラ関係ないが、オリンピックによって見えていないマイノリティが排除されてたり、裏で起きていることの記事と甲子園の「神聖な」場所に女性は踏み入れることができない問題の記事も面白かった。
新国立競技場や様々な施設を立てるために強制的にホームレスの人が話し合いもなく移動させられたこと。そして工事が必要だったマンションから追い出されたり、、華やかな舞台の裏には苦しんでいる人がいることを思い知らされた。そして何年か前にニュースで甲子園に出てた野球部の女子マネージャーが中に入ったことに対して厳重注意を受けたことに対して問題になった。今も土の上は入るのはダメというルールになっているようだが、こういうルールがあることによって女性軽蔑的な発言でスポーツ界もハラスメントで訴えられるんだろうな、と思ってしまった。そして女性が「支える役目」というのが当たり前という風潮が出てしまうのではないかと思った。
情報が盛りだくさんだったので、定期的にこの雑誌?冊子は買いたいなと思った。 -
読み終わったはず
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九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1378871 -
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