昭和遺産へ、巡礼1703景

著者 :
制作 : 石黒 謙吾 
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本棚登録 : 66
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909926067

作品紹介・あらすじ

約800万ビューの人気ブログ「昭和スポット巡り」が遂に書籍化!
「盲導犬クイールの一生」「ダジャレ ヌーヴォー」の石黒謙吾プロデュース

著者による8年間の集大成
今までに訪ねた昭和遺産の数は1703ヶ所。
その中から厳選し、幅広いジャンル から108景を写真と文章で紹介しています。
懐かしさが新しい、今行ける「昭和遺産」も数多く掲載!巻末に全国昭和遺産巡礼「1703スポット」全リスト付き。

『よく人から、「昭和のどんなところが好きなんですか?」と聞かれるのですが、じつのところ自分でもよくわからないのです。
たとえば、誰でも一度くらいは異性に一目惚れをした経験があると思いますが、あの「ドキッ!」とする感情がなぜ起きるのか、うまく説明しろと言われても無理でしょう。そして、その衝撃は大きければ大きいほど言葉にするのが難しいはずです。
僕にとって昭和とは、そのように直感的に強く惹きつけられるものであり、魅力はどこなのかと明確に答えられないものです』
──── [はじめに]より

【目次】
・はじめに:生まれ育った団地で感じた、懐かしさと清々しさとやすらぎを追い求めて

・巡礼108景 全341カット(47都道府県)

・昭和な住宅に住んでいるのです

・全国昭和遺産巡礼[1703スポット]全リスト
※詳細な住所の掲載はありません。 すでに廃業や取り壊しなどによってなくなっているスポットもあります。

・昭和遺産 47都道府県 巡礼MAP[写真で紹介の108スポット]

・解説:石黒謙吾「酸味と甘味と苦みと雑味による「郷愁」は遺伝子に組み込まれた素敵な感情なのかも」

感想・レビュー・書評

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  • 昭和戦後の物件を紹介した本。喫茶店が多く、ドライブインや土産物屋、ロープウェイ駅、モーテルなども取り上げられている。中には廃墟となっている物件もある。上野公園の売店があるかなと思ったらやっぱりあった。
    一番驚いたのは著者の家。博物館の復元展示と見まがう再現度で、普段の生活から昭和を満喫しているらしい。
    物件数が多い分一件当たりの写真が少ないのが残念。ジャンルで絞った本を出して欲しい。

  • 我が故郷の風景が掲載されていた。
    寂れゆく姿は悲しいものだが、子供の頃母が私の手を引いて、一緒に歩いたその場所は、かけがえのない思い出の場所でもある。
    昭和に生まれてよかった。

  • 近郊の昭和遺産から回ってみようと思った。
    筆者は昭和ハウスに住むほどの根っからの昭和マニア。信用できる情報と期待

  • 現役、廃墟が入り交じる、昭和空間のガイドブック。喫茶店の内装には特に筆者のこだわりが感じられ、見どころを教えられた。
    シャッター通りと化した商店街や廃墟となったビル等は、懐かしさよりも朽ちていくものへの哀切の情が先に立ち、思わず手を合わせたくなってくる。

  • 建物、インテリアなどの 昭和な佇まいが好きな人にオススメ。
    人物は「昭和」じゃないので、ほとんど写っていません。

    見開きに1~2件ほどの写真付きの記事。
    小さいけれど、写真は綺麗で見応えあり。

    素朴で柔らかな説明文に、「行ってみたいなぁ」と思わせてくれる本。

  • 愛読しているブログの筆者が出した本です。写真が小さいので少々物足りなさが有りますが、貴重な物件が沢山載っていて興味深いです。自分自身行った事のあるローカル物件を見つけるとテンション上がりますしね。
    現存していない物件も沢山あるので、この時点で現存なのか消滅しているのか書いて欲しかったなあというのは残念ポイントです。
    昭和建築めぐりを趣味としている身としては、師匠にも等しい人の著作なので満足しております。
    今後もブログは続けて行って頂きたい。応援してます。

  • 若い人たちの間で、昭和レトロが人気になっている。昔からある喫茶店もその中の1つだ。建物や内装、メニューに今の時代にないものがあるからだ。




    今回の本は、「47都道府県108スポットからノスタルジックな佇まいを」というコンセプトで、昭和レトロの世界を紹介している。




    気になるのはやはり喫茶店だ。いろいろ取り上げているが、名古屋の喫茶店が気になった。名古屋の人は喫茶店が大好きで知られている。




    「クッションとパーテーションの六角形が粋」という愛知県名古屋市にあるCOFFEE サン。巡礼日は2018年11月だ。創業は昭和39年で、内装は創業当時から変わっていない。




    今のカフェには出せない雰囲気だな。



    滋賀県彦根市にある「ペンダントライトの昭和空間に浸る」という喫茶パーラー 風月もいい雰囲気を醸し出している。




    巡礼日は2018年11月で、老舗和菓子屋「凮月堂」の2階にある。ペンダントライトもきれいだが、ツタ模様に似たアイアンのフェンスも昭和の世界を物語る。




    観光地に行くとあるものにロープウェイがある。昭和4年に運行した日本最古のロープウェイで、「機械遺産」に認定された、奈良県吉野郡にある吉野ロープウェイ。




    巡礼日は2017年11月で、数ヵ月前にゴンドラが事故を起こして運休していた。しかし、2019年3月に、運転再開になったとある。




    写真に写っている木造の駅舎は、運休中だったので寂しさを感じる。




    ロープウェイでもう1つ、昭和35年製造で、関東最古で全国では2番目の古さを誇る埼玉県秩父郡にある宝登山(ほどさん)ロープウェイがある。




    巡礼日は2012年6月で、著者は「キングオブ昭和遺産」と絶賛している。秩父三社の1つとして有名な宝登山神社がある。他は三峯神社と秩父神社だ。




    山麓駅の内側を見ると鉄骨がむき出しになっている。迫力があると著者は述べている。さらに山頂レストハウスも、「高度経済成長期の雰囲気そのまま」とも述べている。昭和レトロを感じるにはぴったりの場所だ。ここのうどんはうまいそうだ。





    巻末には全国昭和遺産巡礼1703スポット全リストが載っている。貴重な資料だ。

  • 今までに自分が見てきた景色、でも見落としていた。
    まだ存在するなら再訪したい場所ばかりです。
    景色を見る角度と、それを補うキャプション、自分の街歩きも視点を新たにしたいです。
    そして、まだ現存するなら訪れてみたい場所として、リストに加えました。

  • 自分としては、子供の頃に見ていた風景というよりは、子供の頃に見ていたがすでに古かった風景、、という感じか。こういうのって、本でなければもう見られないようなものになってるのかと思うと切ない。
    自分が携帯で撮った写真などで、ほんの10年ほど前の東京の風景を見ても、今とは違っていて、懐かしいと思うことがある。とくに、人間の見た目は、ちょっと年数が経つだけでもすごく古く見えておもしろい(まあこの本には人間は出てこないのだけれど)。今見ている風景も、古いなー、と思うことになるのは楽しみでもある。

  • <目次>


    <内容>
    こういうノスタルジック旅シリーズ好きなんです。著者は、ブログ「昭和スポット巡り」を連載しています。同趣味の編集者に勧められて、本の出版と相成ったようです。ブログでは1703景紹介されているようですが(例際は今の続くので、それを超えているでしょうが…)、その中から108スポットを抜粋紹介した本です。中には現役でないものを散見され、ネット検索すると「代々木会館」などは跡形もない(ここは、ショーケン、水谷豊の「傷だらけの天使」のロケ現場)。でも明らかに現役でなさそうなのに、現役だったり(最初の白老の「カに太郎」など)、面白い。著者のカテゴリーが広いので、スナック・居酒屋・喫茶店からモーテル(古い奴は「カーホテル」)まで。そういえば、廃線跡やケーブルカーもあったな…。1ページから多くても見開き2ページなので、さらっと読めます。いくつかは「行ってみたい」と思います。

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著者プロフィール

平山 雄(ひらやま ゆう)
1968年東京生まれ。
ブログ「昭和スポット巡り」で、 2012年から、 ジャンルを問わず昭和が体感出来るスポットをレポートしている。
訪ねたスポット数は1700カ所以上。
住まいも、 古い一軒家を買い取り、 完全に昭和の家庭を再現して暮らしている。
「できることなら昭和時代へ戻りたいのですが 戻ることはできないので、 昭和の服に身を包み、 国産旧車に乗り、 和製ポップスでも聴きながら昭和の面影が残る場所を巡ります」

WEBサイト
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https://www.instagram.com/showaspotmegri/

「2021年 『昭和遺産へ、巡礼1703景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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