不安な時代の家計管理(すみれ書房)

著者 :
  • すみれ書房
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本棚登録 : 121
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909957061

作品紹介・あらすじ

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急な収入減。先行きの不安。
どんなに困っていても、
頭を使い、手を動かし、正しく家計管理することで、
直近3カ月を乗り切り、
満足度の高い人生を、再構築できる。
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【緊急出版】

・急に収入が減った人
・いまはまだ大丈夫だが、先行きの収入不安を抱えている人

を対象に、「すぐやるべきこと」を明確に示した1冊。


本の前半は、

・家庭の資産表「財産目録」をつくる
・支出は「管理可能支出」→「管理不能支出」の順番で整理
・直近3カ月を乗り越える収支予算
・貯金を取り崩すときの注意点

など、ピンチを乗り切るための具体的なやり方をレクチャー。

後半は、

「日銭を追わず、価値を追う大切さ」
「お金と時間と互換性」
「副業を通した自己実現」

など、不確実性が増す世界で、収入を増やし、満足度の高い人生を送るためのアドバイスがつづられている。

最新の補助金情報も掲載。

書いてある作業を、
「これからどうなるんだろう」「不安でたまらない」という気持ちがなくなり、
家計と人生の経営者として、知的な視点を持てる1冊である。
いまこそ、智恵を出し、「正しいしくみ」をつくるチャンスであることが、わかる。

感想・レビュー・書評

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  • もし何かあって、福祉の相談を受ける時に、家計の大まかな費用‥今貯金はこうで、収入はこうで、生活の必要経費はこれぐらい、と相手に伝えられるのはとても大切だなと感じて、年の初めに読み返しました。恥ずかしながら、半年ぐらいすると、家計簿入力をすぐ忘れて空白ができたりするのですが、基本の、芯になる考え方を、簡潔に伝えてくれている気がします。(コロナ禍で、要望があり、急いで出版されたような経緯もあるのかもしれません)

  • ●すべての財産を可視化する。財産目録を作る。
    ●プラスの財産からマイナスの財産を差し引いて「純資産」を割り出す。
    ●財産には取り崩す優先順位をつけておく。
    ●月に1度は財産目録を作る。
    ●予算・収支ノートを作る。過去3ヶ月分の収支。
    ●毎月決まっているものと年に何度か発生するものの2種類に分類する。
    ●昨年1年間の特別支出を書き出す。
    ●どんぶり勘定は、低収入より恐ろしい。
    ●減らすのではなく「止める」
    ●なぜ3カ月間と言う区切りをするのか。流行の波の周期は約3ヶ月から4ヶ月が多い。
    ●クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレスは家計を混乱させる。
    ●最悪の事態になったときの具体的な対策を決めておく。残高が〇〇になったら荷物をまとめて実家に帰るなど。

  • 家計簿つけた事がない人向け

  • シンプルで分かりやすい。
    まずは自分の財産がどのくらいあるのか把握。
    次に予算を決める。そして守る。
    当たり前のことがなかなか難しい。

  • 参考図書

  • なんというか、対策が古い…封筒仕分けは以外とレベルが高い。男性目線でしか家計が見えていない。

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著者プロフィール

公認会計士、税理士、大学院教員(管理会計)。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て独立。現在、経営コンサルティング、会計システムの設計・導入指導、講演活動を行っている。
ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』(ダイヤモンド社)、『ドラッカーと会計の話をしよう』(中経出版)ほか著書多数。
家計も会社経営も目的は同じで、「お金」はそれに振り回されるのではなく、「満足度の高い人生」を送るために使うべきだと説く。目から鱗のアイデアとアドバイスが好評。

「2022年 『正しい家計管理 長期プラン編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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