渋沢栄一 運命を切り拓く言葉

著者 :
制作 : 池田 光 
  • 清談社Publico
4.25
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本棚登録 : 20
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909979117

作品紹介・あらすじ

困難を衝(つ)き抜けろ!

10万部突破のベストセラー
『中村天風』『図解 斎藤一人さん』シリーズの著者が
100の名言で解説!

2021年NHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公、
2024年の新一万円札の顔となった
「日本資本主義の父」の成功法則

どんな時代でも色あせない本物の「成功哲学」が、ここにある!

渋沢栄一の「成功哲学」は自分さえうまくいけばいいという
利己的なものではありません。感染症後のこれからの社会では、
「自分の努力によって成功したけれども、
成功させてくれた社会に感謝し貢献する」
という面が強まるでしょう。そんな成功哲学を栄一はすでに説いていました。
この社会を良くしたいと考え、感染症後の新しい社会を模索する人なら、
「日本資本主義の父」である渋沢栄一に学ぶことが欠かせないでしょう。
池田 光(「はじめに」より)

感想・レビュー・書評

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  • ●所感文
    ・誕生日が私と同じという理由から、渋沢栄一のことを知ろうと思って本書を手に取った。実業家だったことも知らなかったので、今後もっと彼に関する書籍を読み込んでいきたいと思うし、もちろん彼が進める「論語」も同時にちゃんと学んでいく必要があると理解した。

    <はじめに>まとめ
    ◎渋沢栄一から学べる事
    ◎渋沢栄一の生涯と成功哲学が
    →栄一は江戸末期から昭和初期までを駆け抜けた
    ◎王道と実業のあり方が学べる
    ◎志の持ち方と富の会形がわかる
    ◎「論語」の読み方や勉強法が学べる
    ◎人物論と日常の心がけがわかる
    <第2章>まとめ
    ◎成功必ずしもその人の偉なる所以を語るものではない
    ★「高さ」「深さ」「広さ」が揃えばその人物に文句は無い
    ①高さ-偉大性
    →どれだけ高い志を持っているか
    ②深さ-人格性
    →どれだけ深い人生哲学を持っているか
    ③広さ-公益性
    →どれだけ広く社会や人々の役に立ったか
    ◎どんなに賢い人でも、社会と言うものがなければ成功することはできない。だから成功した人は社会に恩返しをしなければならない。
    →「社会に生かされている」と悟って恩返しする
    <第5章>お金
    ◎ 2つの倹約をすること
    →コストを絞る、コストを投入する
    →渋る時は渋る。投入べきすべきときは積極的に行う。これが真の倹約である。
    <第7章>勉強
    ◎記憶したくなるような本を1冊持てば、人生は豊かになる
    <第8章>論語を読む
    ◎心が曇ってきたら「論語」を開くことだ


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著者プロフィール

1840(天保11)年2月13日、現在の埼玉県深谷市血洗島の豪農に生まれる。幕末はのちの将軍・徳川慶喜に仕え、家政の改善などに実力を発揮し、次第に認められる。 27歳のとき、慶喜の実弟・昭武に随行し、パリの万国博覧会を見学するほか、欧州諸国の実情を見聞し、先進諸国の社会の内情に広く通ずることとなった。帰国後は「商法会所」を静岡に設立。その後、明治政府に招かれ、のちの大蔵省の一員として国づくりに深くかかわる。1873(明治6)年に大蔵省を辞した後は一民間経済人として活動。第一国立銀行の総監役(後に頭取)として、同行を拠点に、株式会社組織による企業の創設・育成に力を入れた。また、「論語と算盤」として知られる「道徳経済合一説」を説き続け、生涯に約500もの企業にかかわった。さらに、約600の教育機関・社会公共事業の支援や民間外交に尽力。実業家のなかでは最高位となる子爵を授爵する。1931(昭和6)年11月11日、多くの人々に惜しまれながら、91歳の生涯を閉じた。

「2020年 『渋沢栄一 運命を切り拓く言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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