子育て2.0 “超"能力社会を勝ち抜く力がつく入試戦略

著者 :
  • 清談社Publico
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感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909979179

作品紹介・あらすじ

2020年度導入の「総合型選抜入試」は、家庭教育をアップデートするチャンス!

テストの点数や偏差値では測れない「生きる力」の育て方
――そのために、親ができることとは?

どんな環境でも評価される「5つの力」
シミュレーション能力 ロジカルシンキング能力 コミュニケーション能力 
ロールプレイング能力 プレゼンテーション能力

近年は、本人の努力によってもたらされた
「目に見える成果」によってチャンスが得られるという
メリトクラシー(能力主義)が昇進や昇給のベースとなってきた。
しかし、それを超えるハイパー・メリトクラシーの時代へと移行しつつある。

「知識を増やすこと」と「問題を解く技能の育成」に力点を置いてきた
子育てを、ソフトウエアでいう「バージョン1」から「バージョン2」へと
アップデートすることを余儀なくされる。
ハイパー・メリトクラシー時代に対応するためには、
「子育て2・0」ともいうべきパラダイムシフトが求められるのだ。(「はじめに」より)

感想・レビュー・書評

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  • 基礎知識と自分で問題を見つけ解決していく能力(=生きるための力)が大事だという話。
    それらを子供に身につけさせるための方法論が書かれている。

    入試戦略の話がメインですが、子育て2.0というタイトルの通り子供に生きるための力を身につけさせる教育方針の本としても読めます(とはいえ学歴や大学の話が多めです)。
    特に最後の章の、親の振る舞いにフォーカスを向けた話のところは勉強になった。
    「まず親が」の精神は持ち続けたい。

    他方で、普通の親にはかなり難しいことがサラッと書かれていて、あくまでMARCHあたりを目指す、頑張れる余力のある家庭向けの本なのかなとも思いました。
    お金のある家庭じゃなくてもこうすれば大丈夫!の、こうすればが出来ているような家庭だったら既にして高学歴だったり高収入だよ……というツッコミを入れざるを得ません。

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著者プロフィール

政治・教育ジャーナリスト、大妻女子大学非常勤講師。1962年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院公共経営研究科修了。京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。文化放送入社後、政治・外信記者を経てアメリカ留学。帰国後、ニュースキャスター、江戸川大学講師、報道ワイド番組チーフプロデューサーを歴任。
現在は、文化放送報道デスク、京都大学現代政治研究会研究員、学びの未来研究所研究員。「父親力」の提唱者として知られ、執筆や講演も多い。
著書は、ベストセラー『頭のいい子が育つパパの習慣』(PHP文庫)をはじめ、『子どもの才能を伸ばすママとパパの習慣』(講談社)、『中学受験――合格するパパの技術』(朝日新書)、『「これからの学力」は親にしか伸ばせない』(青春出版社)、『ラジオ記者、走る』(新潮新書)、『安倍政権の罠 単純化される政治とメディア』(平凡社新書)、『すごい!家計の自衛策』(小学館)ほか多数。
公式ホームページ http://k-shimizu.org/

「2021年 『子育て2.0』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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