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本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784910063416
作品紹介・あらすじ
【発売4ヶ月で5.2万部突破】
偉業をなす人は、「歩く」にたどりつく。
俳優 石田ゆり子さん 推薦!
「そうか、そうだったのか!毎ページごとに、目からうろこの気付きだらけ。
歩くことはもしかしたら、現代人の悩みをほとんどすべて解決してしまうかもしれない。」
医師・解剖学者 養老孟司さん 推薦!
「歩くことを文化面、科学面から突きつめた著作。勉強になって、しかもおもしろい!」
ウォーキングを単なるエクササイズととらえるなかれ。本書を読み終えるころには、きっと確信するだろう。「歩く」という人間の本質的な行為こそが、脳と身体を鍛え抜き、生産性やクリエイティビティを高め、つまりは現代人の抱えるあらゆる問題を解決する鍵なのだと。
・偉人 :ニーチェもベートーヴェンもザッカーバーグも「歩きまくっている」
・脳 :歩くと脳が若返る
・健康 :「座りっぱなし」の害はタバコ並
・都市 :米国では2%の「歩きやすい街」がGDPの20%を生む
・靴 :あなたが「今はいている靴」がひざや腰を痛める
・ビジネス:「自然な形の靴」が世界中で大ブーム
・働き方:「散歩ミーティング」で生産性も人間関係も向上
・身体 : 週3回15分歩くと「認知症」発症率が40%減
・精神 :人間の幸福は「肉体の実感」から始まる
*
「歩くのって、こんなに楽しかったっけ?」
きっかけは、1つの靴だった。それは、「足の指が自由な靴」。2年ほど履くと、他の靴が履けなくなった。なぜなら、身体も頭も、常に軽い。(「はじめに」より)
気づけば歩かなくなっている──。そんな現代社会のしくみに無自覚だった著者が、自らの身体感覚を取り戻していく経験を通じて、歩くことが人間の脳や身体とどうつながっているか、最新のデータや論文を片手に深く迫ってゆく。
するとぶち当たったのは、かつてレオナルド・ダ・ヴィンチも注目していた足の構造の重大さ、そして現代の履物がいつしか本来僕たちが持つ身体性を阻害しているという「不都合な真実」。
10年前にユヴァル・ノア・ハラリが世界に投げかけた問いを咀嚼しながら歩き続けると、最後に行き着いたのは、経済大国がなぜ「幸福度ランキング」で転落し続けているのか、という壮大なテーマだった。
文明やテクノロジーの進化は、果たして僕たちを幸せにしたのだろうか──?
歩けば、すべてが変わり出す。
「歩く」を徹底解剖した納得の1冊。
感想・レビュー・書評
-
今年に入って、意識的に歩くようにしている。
そんな私にピッタリの本だと思って読んでみた。
哲学者やビジネス界の偉人も歩くことの大切さに気付いて、よく歩いているのだそう。
実際にどのようなことに効果があるのか、脳、身体…と細かく書かれていて、歩く意欲がどんどん増してくる。
そして、この本を読んだ人はみんなおすすめの靴を買いたくなってしまうと思う。私もその一人。
足の目立ったトラブルはないけど、ちゃんと形も整のえたいなと。
マジで人生が変わるらしいので、実践してみよう。 -
「歩く」という、あまりに当たり前になってしまっていた動作を見つめ直せる本。歩行がいかに奥深いものであるか気づかされた。
例えば、足の骨の数は体の骨の総数の約4分の1を占めており、足は体の「精密機器」なのだそうだ。毎日どれほどの役割を果たしてくれていたかと思うとしっかり労わりたくなった。また、たくさん歩けるかどうかは都市の治安や設計にも大きく依ること(東京は世界第6位の歩きやすさとのこと)、女性の歩数が男性より少ない都市は治安に懸念があるためであることなども意識から抜け落ちていたが、その通りだと思った。このほか足に適したシューズの話や、歩行と幸せの関係、散歩しながらの会議を導入するアメリカのテック企業の紹介など、幅広い内容で構成されている。
最近自然の中を歩く習慣が自分の中で定着しつつあり、その効果を漠然と実感できるようになってきていた時に本書を読み、さらに背中を押された気になった。 -
アンデシュ・ハンセン氏の「運動脳」で語られているように、運動が脳機能に多大な好影響を与えることは科学的にも証明されています。
歩行もまた、脳を活性化させ、集中力や記憶力を高め、ストレス軽減にも繋がる最高の運動です。
池田さんの著書は、その理屈を分かりやすく、日常生活に取り入れやすい習慣として提示してくれます。
レオナルド・ダ・ヴィンチが「人体における最高の傑作は足である」と述べたと言われるように、私たちの足は単なる移動手段ではありません。二足歩行を可能にした精緻な構造は、全身のバランスを保ち、地面からの刺激を脳へと伝える重要な役割を担っています。
本書を読むと、私たちはもっと自分の足に意識を向け、その潜在能力を最大限に引き出すべきだと強く感じます。
通勤、買い物、散歩など、日々の生活の中で少しでも「歩く」時間を意識的に増やすこと。そして、正しい姿勢で歩くこと、足に合った靴を選ぶこと。
これらを実践するだけで、私たちの心身は驚くほど変化するはずです。
歩くことは、健康寿命を延ばし、創造性を刺激し、人生を豊かにする最も身近で効果的な習慣だから、ぜひ明日から座らずに歩きましょ!! -
睡眠と歩くことは、削ってはいけない。
ジョン アダムス
真に偉大な思想はすべて、散歩中に浮かんでくる。 ニーチェ
歩くことは人間にとって最良の薬である。
ヒポクラテス
ということでした。
また、
座ることは新しい喫煙である。
歩くことが大事だということが、満載!
ただし、人生が変わる習慣とまでは私には
インパクトがなかった。
-
めっっっちゃ読んでよかった!
健康や生産性観点からの歩くことの大切さはもちろんのこと、足の構造や靴、筆者にとっての歩くことと人生にまで話が及び、とにかく最初から最後までワクワクしました。
歩くって当たり前のことで、人間にとって歩くとは普通なこと。幸せってもしかしたら普通なことだったのかも。
読後、歩かなきゃではなく、歩きたいな、と思いました! -
歩くと痩せるはデマ。
目から鱗でした。
そりゃそうだ。
歩くぐらいで痩せてたら
狩猟生活は送れなかっただろうと。
歩くと脳が働くのでは無く
働き過ぎていた脳が休まるのだと。
いちいち納得。
そしてなんだか霊○商法に嵌った様だが
取り敢えずアルトラを注文。
歩く予感。
-
アルトラのシューズを買った時に出会った本。
歩ける都市とは、公共交通整備と治安の良さ。
そんな、ウォークスコアの高い東京。
江戸時代から五大街道があり、昔から歩く先進国だった日本。
山だけでなく、街なかの歩く環境の良さにも気付かされる。 -
ウォーキングは習慣としている。
特に最近夜から朝にウォーキングするようになった。明らかに頭の冴え具合というか、歩きながら1日をイメージすることで悩みのほとんどが解消される感覚がありやめられなくなった。おまけで快眠もついてくる。
本書は実感したことを裏付けてくれた。
長時間の座位がいかによくないか。体の作り、動かし方は狩猟採集民の時代よりほとんど進化していないのだと改めて教えてもらった。
一方、靴の歴史から足はその大事なセンサーやショック吸収の機能を制限させられ、体への負担を増長している。
また歩くこと特に過酷なロングトレイルにおいて効率、究極には生存のために何を持っていかないか、サンクコストに引きずられることなく撤退を決断するなどまさにビジネスに必要な要素も詰まっている。
読み終えて益々ウォーキングが楽しみであり、個人的にはアルトラのゼロドロップシューズが気になる。ベアフットシューズを試してみたい。 -
「歩く」ことを歴史、足の構造、複雑さ、経済効果、靴、などなどさまざまな面から捉えている。
毎日昼休みに散歩しているが、もっとやろうと背中を押された。座りっぱなしこそ、体に悪いし。
山にも登ってみたくなるし、靴も揃えてみたくなる。
ウォーキングミーティングもやってみたい。
歩くと痩せるは嘘ってのは確かにその通りで面白かった。
歩きやすい街は多くの経済効果を生み出している、というのも面白かった。歩くことそのものというより、治安の良さも影響しているみたいだが。
周りにも歩くことを勧めたいし、この本も勧めたい。 -
歩くことの効用を、主に靴や自然の中を歩く、という観点から解き明かしたもの。歩くことが健康にいいことはわかっていたが、人間にとってここまで大切な営みだったとは知らなかった。とにかくいますぐにでも歩きに行きたくなる。そして、履いてみたい、ベアフットシューズ!
池田光史の作品






ワクワク!!
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図書館で予約入れました!
すでに、5人待ちでした。
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