山の旅人 冬季アラスカ単独行

著者 :
  • 閑人堂
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910149011

作品紹介・あらすじ

「信じられるかい? 彼はまだ生きている——!」

氷点下50度、風速70メートル。
人間を拒絶するような酷寒と暴風雪の世界。
極限状態の雪洞でたった一人、川柳を詠み、ハーモニカを奏でる男がいた——。

独特の「待つ登山」で北米最高峰デナリ(マッキンリー山)に挑み、史上最年少で冬季単独登頂に成功。過酷な〝垂直の旅〟から生還した若者は、リヤカーを引いてアラスカをゆっくりと徒歩縦断する〝水平の旅〟へ。厳しくも美しい大自然と人々の温かさに出会いながら、北極海を目指す。

冬のアラスカ三山(デナリ、フォレイカー、ハンター)に魅せられ、20年以上も単独行を続ける孤高の登山家が記した、冒険の記録と青春の旅。

著者は2007年に世界初のフォレイカー冬季単独登頂も達成。三山で最難関といわれるハンターへの挑戦で第15回(2010年)植村直己冒険賞を受賞。

2000年刊『アラスカ 垂直と水平の旅』(山と溪谷社)に、著者のその後の偉業・記録と冒険物語を増補して改題した新版。

感想・レビュー・書評

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  • 栗秋さんの登山はほんと真似できない。すごい。
    話し方とかは、ほんとにとぼけて面白い人なんだけど、やってることぶっ飛んでんだよなー

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著者プロフィール

1972年に大分県で生まれ、千葉県と福岡県で育つ。15歳で山を舞台にした映画に感動し、福岡県立修猷館高校の山岳部で山歩きを始める。九州工業大学に入学、廃部寸前だった山岳部を復興し、国内各地の山に親しむ。1995年7月に初めてアラスカを訪れ、後輩と2人で北米大陸最高峰デナリに夏季登頂。海外の山に通う生活のため、進学していた大学院を中退。1998年3月、史上最年少でデナリ冬季単独登頂(世界で4人目)。下山後、リヤカーを引いてアラスカの南北1400キロを徒歩縦断。2007年3月、世界初のフォレイカー冬季単独登頂に成功。2011年に植村直己冒険賞を受賞。20年以上、毎年のようにアラスカ三山に通い続け、冬の単独行は合計16回、延べ846日におよぶ。最後にハンターの冬季単独登頂を残したまま、家事全般を担当しながら妻、娘二人と故郷の福岡で暮らす。趣味は川柳、釣り、ハーモニカとピアノの演奏、作曲。

「2020年 『山の旅人 冬季アラスカ単独行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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